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公開番号
2025009208
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112060
出願日
2023-07-07
発明の名称
情報処理装置、および、情報処理方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
B65G
59/04 20060101AFI20250110BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 安定して荷降ろし装置を運用できるようにする情報処理装置および情報処理方法を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、情報処理装置は、通信インタフェースと、プロセッサと、記憶部と、を有する。通信インタフェースは、荷降ろし装置が備える各部と通信する。プロセッサは、荷降ろし装置における荷降ろし作業に失敗が発生した場合、通信インタフェースを介して荷降ろし装置の各部から取得する情報によって荷降ろし失敗の発生理由を含む失敗荷物情報を生成する。記憶部は、プロセッサが生成した失敗荷物情報を記憶する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
荷降ろし装置が備える各部と通信する通信インタフェースと、
前記荷降ろし装置における荷降ろし作業に失敗が発生した場合、前記通信インタフェースを介して前記荷降ろし装置の各部から取得する情報によって荷降ろし失敗の発生理由を判定し、前記荷降ろし失敗の発生理由を含む失敗荷物情報を生成するプロセッサと、
前記プロセッサが生成した失敗荷物情報を記憶する記憶部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記失敗荷物情報は、荷降ろし失敗の事象、荷降ろし失敗の発生理由、および、荷降ろしが失敗した荷物の撮影画像を含み、
前記プロセッサは、前記失敗荷物情報に基づいて荷降ろしが失敗した荷物に関する情報を表示部に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記荷降ろし装置における荷降ろし作業に失敗が発生した場合、前記通信インタフェースを介して前記荷降ろし装置が荷降ろし作業に用いたセンサの自己診断結果を取得し、前記センサの自己診断結果に基づいて前記失敗荷物情報を調整する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、荷降ろし作業の対象となる荷物が前記記憶部に記憶した失敗荷物情報の荷物と同種の荷物である場合、前記荷降ろし作業の対象となる荷物と同種の荷物の失敗荷物情報に基づいて前記荷降ろし装置に対する動作設定を行う、
請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
荷降ろし装置と通信する通信部と、
前記荷降ろし装置における各部品に関する部品の管理情報を記憶する記憶部と、
前記荷降ろし装置が荷降ろし作業に失敗が発生した場合に生成された荷降ろしの失敗内容を示す失敗荷物情報を取得し、前記失敗荷物情報が示す失敗内容に関わる部品のコンディションを前記記憶部が記憶する部品の管理情報によって特定し、前記部品のコンディションに基づいて前記失敗荷物情報を調整する、プロセッサと、
を有する情報処理装置。
【請求項6】
監視装置と通信する端末通信部を有し、
前記プロセッサは、前記端末通信部により通信する前記監視装置に前記失敗荷物情報が示す荷降ろしが失敗した荷物に関する情報を表示させる、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
監視装置と通信する端末通信部を有し、
前記プロセッサは、前記失敗荷物情報が示す失敗内容に関わる部品の整備の要否を前記記憶部が記憶する部品の管理情報によって判断し、整備が必要であると判断した部品に関する整備を案内する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
荷降ろし装置における情報を処理する情報処理方法であって、
荷降ろし装置が備える各部と通信し、
前記荷降ろし装置における荷降ろし作業に失敗が発生した場合に前記荷降ろし装置の各部から取得する情報によって荷降ろし失敗の発生理由を判定し、
前記荷降ろし失敗の発生理由を含む失敗荷物情報を生成し、
前記失敗荷物情報を記憶部に記憶する、
情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、および、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
パレット等の載置部に積載された荷物を荷降ろしする自動化ロボットである荷降ろし装置が知られている。従来の荷降ろし装置は、対応可とする荷物と対応不可とする荷物とを製品仕様書で明示しているが、実際に荷物が荷降ろし装置による荷降ろし作業に適した荷物か不向きの荷物かの判断は、簡単ではなくオペレータの個別の経験とノウハウとが必要になっているという問題がある。
【0003】
また、不慣れなオペレータが対応不可とされているような荷物を荷降ろし対象としてセットすると、荷降ろし装置は、荷降ろしの動作に失敗してエラーが発生してしまうことがある。荷降ろし装置は、荷降ろし失敗などのエラーが生じると、復帰に時間を要するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021―66578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、安定して荷降ろし装置を運用できるようにする情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、情報処理装置は、通信インタフェースと、プロセッサと、記憶部と、を有する。通信インタフェースは、荷降ろし装置が備える各部と通信する。プロセッサは、荷降ろし装置における荷降ろし作業に失敗が発生した場合、通信インタフェースを介して荷降ろし装置の各部から取得する情報によって荷降ろし失敗の発生理由を含む失敗荷物情報を生成する。記憶部は、プロセッサが生成した失敗荷物情報を記憶する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る情報処理装置としての制御装置を有する荷降ろし装置を含む荷降ろしシステムの構成例を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理装置としての制御装置を有する荷降ろし装置の概略的な構成を示す斜視図である。
図3は、実施形態に係る荷降ろし装置における移動機構、支持部(回動部)、および、把持部などの各駆動部の構成例を示す概略図である。
図4は、実施形態に係る情報処理装置の一例としての制御装置を有する荷降ろし装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置の一例としてのWCSにおける制御系の構成例を示すブロック図である。
図6は、実施形態に係る荷降ろし装置による荷降ろし作業の動作例を説明するための概略図である。
図7は、実施形態に係る荷降ろし装置による荷降ろし作業の動作例を説明するための概略図である。
図8は、実施形態に係る荷降ろし装置による荷降ろし作業の動作例を説明するための概略図である。
図9は、実施形態に係る情報処理装置の一例としての荷降ろし装置の制御装置による動作例を説明するためのフローチャートである。
図10は、実施形態に係る情報処理装置の一例としてのWCSによる動作例を説明するためのフローチャートである。
図11は、実施形態に係る情報処理装置の一例としての荷降ろし装置の制御装置による動作例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態に係る情報処理装置を含む荷降ろしシステム1について図面を用いて説明する。
まず、実施形態に係る荷降ろし装置2およびWCS3を含む荷降ろしシステム1の構成について説明する。
図1は、実施形態に係る荷降ろし装置2およびWCS3を含む荷降ろしシステム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、荷降ろしシステム1は、荷降ろし装置2、WCS3、監視装置4および保守装置5などを有する。ただし、監視装置4と保守装置5とは、1つの端末装置であっても良い。
【0009】
荷降ろし装置2は、パレット等の載置部に積載された荷物を荷降ろしする荷降ろし装置(ロボット)である。荷降ろし装置2は、各種の駆動部に加え、それらの駆動部を制御するための情報処理装置としての制御装置200(図4参照)を有する。荷降ろし装置2の制御装置200は、各部の動作制御だけでなく、センサが検知する情報に基づく、センシング処理、認識処理、動作制御、エラー検出、ロボットコンディション判定処理、および、モニタ表示などを実行する。また、荷降ろし装置2の制御装置200は、WCS3に通信接続される。
【0010】
WCS3は、情報処理装置の一例であり、サーバ装置などのコンピュータにより構成される。WCS3は、サーバ装置の他に、NAS、UPS、ルータなどを含むものであっても良い。WCS3は、荷降ろし装置2と通信可能に接続される。WCS3は、荷降ろし装置2と通信することにより荷降ろし装置2における荷降ろし作業や荷降ろし装置2の保守情報などを統括的に管理する。例えば、WCS3は、荷降ろし装置2に対する保守管理機能として、荷降ろし装置2おける各種の部品の管理、および、荷降ろし装置2のコンディション判定などの機能も有する。
(【0011】以降は省略されています)
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