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公開番号
2025005706
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106002
出願日
2023-06-28
発明の名称
二重容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/32 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】スクイズ領域を径方向の内側に向けて押圧したときに、スクイズ領域およびその隣接部分に折れ線が生ずるのを抑制する。
【解決手段】収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器12、および内容器が内装された外容器11を備え、内容物の減少に伴い、外容器と内容器との間に外気を導入する外気導入孔17を備え、胴部には、この胴部における容器軸O方向の中央部と、弾性変形可能に形成された外容器の胴部と、を含むスクイズ領域16cが設けられ、スクイズ領域は、容器軸方向の両端部に位置する傾斜部21、22と、傾斜部同士の間に位置する縮径部23と、傾斜部および縮径部を互いに連結する段部24、25と、を備え、傾斜部は、容器軸方向に沿って縮径部に向かうに従い径方向の内側に向けて延びている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および前記内容器が内装された外容器を備えるとともに、口部、胴部、および底部が、容器軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、
前記内容物の減少に伴い、前記外容器と前記内容器との間に外気を導入する外気導入孔を備え、
前記外容器のうちの少なくとも胴部は、弾性変形可能に形成され、
前記胴部には、この胴部における容器軸方向の中央部と、弾性変形可能に形成された前記外容器の胴部と、を含むスクイズ領域が設けられ、
前記スクイズ領域は、
容器軸方向の両端部に位置する傾斜部と、
前記傾斜部同士の間に位置する縮径部と、
前記傾斜部および前記縮径部を互いに連結する段部と、を備え、
前記傾斜部は、容器軸方向に沿って前記縮径部に向かうに従い径方向の内側に向けて延びている、二重容器。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記傾斜部には、径方向の内側に向けてくぼみ、容器軸方向に延びる複数の第1縦溝部が、周方向の全長にわたって周方向に間隔をあけて形成されている、請求項1に記載の二重容器。
【請求項3】
前記縮径部には、径方向の内側に向けてくぼみ、容器軸方向に延びる複数の第2縦溝部が、周方向の全長にわたって周方向に間隔をあけて形成され、
前記第2縦溝部の深さは、前記第1縦溝部の深さより深く、前記第2縦溝部の幅は、前記第1縦溝部の幅より広い、請求項2に記載の二重容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二重容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および内容器が内装された外容器を備えるとともに、口部、胴部、および底部が、容器軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、内容物の減少に伴い、外容器と内容器との間に外気を導入する外気導入孔を備え、外容器のうちの少なくとも胴部が、弾性変形可能に形成された二重容器が知られている。
使用者は、内容物の注出に際し、胴部のうち、この胴部における容器軸方向の中央部と、弾性変形可能に形成された外容器の胴部と、を含むスクイズ領域を、径方向の内側に向けて押圧する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-18892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スクイズ領域を径方向の内側に向けて押圧したときに、スクイズ領域およびその隣接部分に折れ線が生ずるおそれがある。
【0005】
本発明は、スクイズ領域を径方向の内側に向けて押圧したときに、スクイズ領域およびその隣接部分に折れ線が生ずるのを抑制することができる二重容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る二重容器は、収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および前記内容器が内装された外容器を備えるとともに、口部、胴部、および底部が、容器軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、前記内容物の減少に伴い、前記外容器と前記内容器との間に外気を導入する外気導入孔を備え、前記外容器のうちの少なくとも胴部は、弾性変形可能に形成され、前記胴部には、この胴部における容器軸方向の中央部と、弾性変形可能に形成された前記外容器の胴部と、を含むスクイズ領域が設けられ、前記スクイズ領域は、容器軸方向の両端部に位置する傾斜部と、前記傾斜部同士の間に位置する縮径部と、前記傾斜部および前記縮径部を互いに連結する段部と、を備え、前記傾斜部は、容器軸方向に沿って前記縮径部に向かうに従い径方向の内側に向けて延びている。
【0007】
スクイズ領域が、傾斜部と、縮径部と、段部と、を備えているので、縮径部を把持して径方向の内側に押圧したときに、縮径部および傾斜部それぞれの変形が互いに及ぼし合うのを段部によって抑えることが可能になり、縮径部および傾斜部をそれぞれ全域にわたって、加えられた外力に応じて円滑に弾性変形させることができる。これにより、スクイズ領域を径方向の内側に向けて押圧したときに、スクイズ領域およびその隣接部分に折れ線が生ずるのを抑制することができる。
【0008】
前記傾斜部には、径方向の内側に向けてくぼみ、容器軸方向に延びる複数の第1縦溝部が、周方向の全長にわたって周方向に間隔をあけて形成されてもよい。
【0009】
傾斜部に、径方向の内側に向けてくぼみ、容器軸方向に延びる複数の第1縦溝部が、周方向の全長にわたって周方向に間隔をあけて形成されているので、縮径部を径方向の内側に押圧したときに、傾斜部を弾性変形させやすくすることができるとともに、傾斜部において、外容器の内面と内容器の外面との間に微小な隙間が生じやすくなり、復元変形した外容器の内面を内容器の外面から離しやすくすることができる。
【0010】
前記縮径部には、径方向の内側に向けてくぼみ、容器軸方向に延びる複数の第2縦溝部が、周方向の全長にわたって周方向に間隔をあけて形成され、前記第2縦溝部の深さは、前記第1縦溝部の深さより深く、前記第2縦溝部の幅は、前記第1縦溝部の幅より広くてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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