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公開番号
2025007438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108829
出願日
2023-06-30
発明の名称
スパウト付き容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
30/24 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】少ない部品点数でスパウト付き容器に弁機能を付与すること。
【解決手段】スパウト付き容器1は、内容物が収容され、可撓性を有する容器本体2と、容器本体2の開口2Aに接合された口部材3と、を備え、口部材3は、容器本体2の内側に開口して内容物が通過可能な連通口11、及び、連通口11を通じて内容物を外部に吐出可能な吐出口12、を有するスパウト10と、スパウト10の連通口側端部11Aに外挿された外挿部21、外挿部21に連設されて連通口11を覆う遮蔽部22、及び、遮蔽部22を貫通すると共に連通口11の中心軸Oと交差する第1方向に延びるスリット23、を有する弁体20と、を備え、外挿部21の外周面は、連通口11の中心軸方向から見て、少なくとも第1方向と交差する第2方向において、容器本体2に接合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物が収容され、可撓性を有する容器本体と、
前記容器本体の開口に接合された口部材と、を備え、
前記口部材は、
前記容器本体の内側に開口して内容物が通過可能な連通口、及び、前記連通口を通じて前記内容物を外部に吐出可能な吐出口、を有するスパウトと、
前記スパウトの連通口側端部に外挿された外挿部、前記外挿部に連設されて前記連通口を覆う遮蔽部、及び、前記遮蔽部を貫通すると共に前記連通口の中心軸と交差する第1方向に延びるスリット、を有する弁体と、を備え、
前記外挿部の外周面は、前記連通口の中心軸方向から見て、少なくとも前記第1方向と交差する第2方向において、前記容器本体に接合されている、
スパウト付き容器。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記連通口側端部の外周面と前記外挿部の内周面との間には、前記第1方向において隙間が設けられている、
請求項1に記載のスパウト付き容器。
【請求項3】
前記外挿部の外周面には、前記容器本体に接合された接合部と、前記容器本体に接合されない非接合部と、が設けられており、
前記非接合部は、前記第1方向で前記スリットを挟んで一対で設けられている、
請求項1または2に記載のスパウト付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スパウト付き容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、下記特許文献1に記載の逆止弁付スパウトを設けたパウチが知られている。このパウチは、スパウトの内部に、可動弁と、可動弁の外部への脱落を防止するストッパーと、が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-123976号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術のように、スパウトに弁の機能を付与しようとすると、弁(上記可動弁)及び弁を固定する部材(上記ストッパー)の少なくとも2つの部品が必要であった。このような弁に使用する材質は、シリコンゴム等の素材が多く、コストの増大に繋がる。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、少ない部品点数でスパウト付き容器に弁機能を付与することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るスパウト付き容器は、内容物が収容され、可撓性を有する容器本体と、前記容器本体の開口に接合された口部材と、を備え、前記口部材は、前記容器本体の内側に開口して内容物が通過可能な連通口、及び、前記連通口を通じて前記内容物を外部に吐出可能な吐出口、を有するスパウトと、前記スパウトの連通口側端部に外挿された外挿部、前記外挿部に連設されて前記連通口を覆う遮蔽部、及び、前記遮蔽部を貫通すると共に前記連通口の中心軸と交差する第1方向に延びるスリット、を有する弁体と、を備え、前記外挿部の外周面は、前記連通口の中心軸方向から見て、少なくとも前記第1方向と交差する第2方向において、前記容器本体に接合されている。
【0007】
本発明に係るスパウト付き容器によれば、容器本体を圧搾すると、容器本体の開口付近が内容物の流入により膨らむ。容器本体が膨らむと、容器本体に接合された弁体に対して第2方向に引っ張り力が作用する。当該第2方向は、弁体に形成されたスリットが延びる第1方向と交差する方向であり、容器本体の膨らみに伴ってスリットが第2方向に広がることで、容器本体内の内容物がスリット、スパウトを通り外部に吐出される。なお、容器本体の圧搾を解除すると、弁体が復元変形してスリットが閉じるため、容器本体への内容物の戻りや空気の流入を防ぐことができ、内容物の保存性を向上させることができる。
このように、本発明に係るスパウト付き容器によれば、スパウトに弁体を外挿し、その弁体を容器本体に接合させ、容器本体の膨らみに応じてスリットを開閉することで、弁体という1つの部品により弁機能を付与できる。
【0008】
(2)前記連通口側端部の外周面と前記外挿部の内周面との間には、前記第1方向において隙間が設けられていてもよい。
【0009】
この場合には、容器本体の膨らみに伴って弁体が第2方向に引っ張られた際に、弁体が第1方向に収縮変形しやすくなるため、スリットが開きやすくなる。
【0010】
(3)前記外挿部の外周面には、前記容器本体に接合された接合部と、前記容器本体に接合されない非接合部と、が設けられており、前記非接合部は、前記第1方向で前記スリットを挟んで一対で設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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