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公開番号
2025007455
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023108875
出願日
2023-06-30
発明の名称
吐出キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/24 20060101AFI20250109BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内容物の吐出後に、吐出口から内容物が零れることを抑制できる吐出キャップを提供する。
【解決手段】吐出キャップ1は、内容物を収容する収容空間Sを形成する容器本体2の口部2aに装着される吐出キャップ1であって、収容空間Sに通じる通過口3aから吐出口3bまで伸びる流路3を形成する流路形成部4と、開位置から閉位置まで移動することで流路3を上流流路3cと下流流路3dとに仕切る弁体5aとを有し、流路形成部4は、上流流路3cを径方向内側に形成する内筒6と、外筒7と、内筒6及び外筒7に対して非拡張位置から拡張位置まで内筒6の軸方向に移動することで、内筒6の外周面と外筒7の内周面との間に下流流路3dを拡張する拡張空間3d1を形成する可動部8とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収容する収容空間を形成する容器本体の口部に装着される吐出キャップであって、
収容空間に通じる通過口から吐出口まで伸びる流路を形成する流路形成部と、
開位置から閉位置まで移動することで前記流路を上流流路と下流流路とに仕切る弁体とを有し、
前記流路形成部は、前記上流流路を径方向内側に形成する内筒と、外筒と、前記内筒及び前記外筒に対して非拡張位置から拡張位置まで前記内筒の軸方向に移動することで、前記内筒の外周面と前記外筒の内周面との間に前記下流流路を拡張する拡張空間を形成する可動部とを有する、吐出キャップ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記流路形成部は、前記内筒と前記外筒とを連ねる接続部を有し、
前記接続部は、前記閉位置にある前記弁体に接触する接触部と、前記接触部よりも前記内筒の径方向外側に位置し前記拡張空間に通じる貫通口とを有する、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項3】
前記外筒の前記内周面は、前記拡張位置にある時の前記可動部に全周に亘って密接する密接部と、前記密接部と前記貫通口との間から前記貫通口まで伸び、前記可動部が前記非拡張位置にある時に前記内容物を前記収容空間から前記貫通口に向けて流すことができる溝部とを有する、請求項2に記載の吐出キャップ。
【請求項4】
前記可動部は、前記内筒の前記外周面に沿って伸びる内周壁と、前記外筒の前記内周面に沿って伸びる外周壁と、前記内周壁と前記外周壁とを連ねる接続壁とを有する、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項5】
前記接続壁は、前記内周壁の正立姿勢状態での上側の端部と前記外周壁の前記上側の端部とを連ねる、請求項4に記載の吐出キャップ。
【請求項6】
前記可動部は、前記内筒の前記外周面に沿って伸びる内周壁を有し、
前記内周壁は、前記非拡張位置において前記内筒の正立姿勢状態での下側の端部を超えて前記下側に伸び、
前記可動部は、前記内周壁を貫通する前記通過口と、前記内周壁の前記下側の端部から前記径方向内側に伸びる端部壁とを有する、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項7】
前記端部壁は、前記内容物を溜める凹部を有する、請求項6に記載の吐出キャップ。
【請求項8】
前記可動部は、前記端部壁から正立姿勢状態での上側に伸びる軸部材を有し、
前記軸部材は、前記弁体が前記開位置から前記閉位置に移動することで前記弁体によって正立姿勢状態での下側に押され得る、請求項6に記載の吐出キャップ。
【請求項9】
前記吐出口を有し前記口部に装着されるキャップ本体と、
前記内筒を有し前記キャップ本体の内側に取り付けられる中栓と、
前記キャップ本体と前記中栓との間に取り付けられる筒状の弁支持部と前記弁支持部よりも径方向内側に位置する前記弁体と前記弁体を前記弁支持部に連ねる複数の弾性体からなり前記弁体を前記開位置から前記閉位置に向けて付勢する付勢部とを有する弁部材と、
前記非拡張位置から前記拡張位置まで前記内筒の軸方向に移動できるように前記中栓に取り付けられ保持される前記可動部とによって構成される、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項10】
請求項1に記載の吐出キャップと前記容器本体とを有し、
前記容器本体は、口部、胴部及び底部をこの順に有し、前記収容空間を内側に形成する内層体と外層体とによって形成され、且つ、導入口を有し、
前記導入口は、前記内容物の吐出に伴う前記収容空間を収縮させる前記内層体の変形によって、前記内層体と前記外層体との間に外気を導入する、吐出容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出キャップに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
内容物を収容する収容空間を形成する容器本体の口部に装着される吐出キャップであって、収容空間に通じる通過口から吐出口まで伸びる流路を形成する流路形成部と、開位置から閉位置まで移動することで流路を上流流路と下流流路とに仕切る弁体とを有する、吐出キャップが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-171144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような吐出キャップは、内容物の吐出後に、吐出口から内容物が零れることを抑制できることが好ましい。
【0005】
そこで本発明の目的は、内容物の吐出後に、吐出口から内容物が零れることを抑制できる吐出キャップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
内容物を収容する収容空間を形成する容器本体の口部に装着される吐出キャップであって、
収容空間に通じる通過口から吐出口まで伸びる流路を形成する流路形成部と、
開位置から閉位置まで移動することで前記流路を上流流路と下流流路とに仕切る弁体とを有し、
前記流路形成部は、前記上流流路を径方向内側に形成する内筒と、外筒と、前記内筒及び前記外筒に対して非拡張位置から拡張位置まで前記内筒の軸方向に移動することで、前記内筒の外周面と前記外筒の内周面との間に前記下流流路を拡張する拡張空間を形成する可動部とを有する、吐出キャップ。
【0008】
[2]
前記流路形成部は、前記内筒と前記外筒とを連ねる接続部を有し、
前記接続部は、前記閉位置にある前記弁体に接触する接触部と、前記接触部よりも前記内筒の径方向外側に位置し前記拡張空間に通じる貫通口とを有する、[1]に記載の吐出キャップ。
【0009】
[3]
前記外筒の前記内周面は、前記拡張位置にある時の前記可動部に全周に亘って密接する密接部と、前記密接部と前記貫通口との間から前記貫通口まで伸び、前記可動部が前記非拡張位置にある時に前記内容物を前記収容空間から前記貫通口に向けて流すことができる溝部とを有する、[2]に記載の吐出キャップ。
【0010】
[4]
前記可動部は、前記内筒の前記外周面に沿って伸びる内周壁と、前記外筒の前記内周面に沿って伸びる外周壁と、前記内周壁と前記外周壁とを連ねる接続壁とを有する、[1]~[3]の何れか1項に記載の吐出キャップ。
(【0011】以降は省略されています)
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