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公開番号2025001009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024175701,2020173207
出願日2024-10-07,2020-10-14
発明の名称計量装置及び計量ラベル貼付装置
出願人株式会社寺岡精工
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類G01G 23/01 20060101AFI20241224BHJP(測定;試験)
要約【課題】通常モードと検定用モードを切り替え可能に構成され、検定に適した表示を行うことができる計量装置を提供する。
【解決手段】物品の重量を計量部で計測して得られた計測値に基づいて各種情報を表示する表示部を有する計量装置であって、物品の重量を計測する際に得られる安定した計測値に基づいて各種情報を表示する通常モードと、管理者の操作により検定対象となる前記計量部の性能検定を行う検定用モードと、に切り替えて制御可能となるように構成され、検定用モードで制御される場合には、検定用疑似材料の重量を計量する際に得られる検定用疑似材料毎の履歴表示を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物品の重量を計量部で計測して得られた計測値に基づいて各種情報を表示する表示部を有する計量装置であって、
物品の重量を計測する際に得られる安定した計測値に基づいて各種情報を表示する通常モードと、管理者の操作により検定対象となる前記計量部の性能検定を行う検定用モードと、に切り替えて制御可能となるように構成され、
前記検定用モードで制御される場合には、検定用疑似材料の重量を計量する際に得られる前記検定用疑似材料毎の履歴表示を行う
ことを特徴とする計量装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記表示部は、さらに検定用の瞬時値を連続して表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の計量装置。
【請求項3】
前記表示部は、検定に関する情報事項を表示可能とされている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の計量ラベル貼付装置。
【請求項4】
さらに、コンベアを備え、
前記計量部は、コンベア上を搬送中の物品の重量を計測し、
前記表示部は、得られた計測値に基づいて各種情報を表示し、
コンベアの速度を制御する制御部を有し、
前記制御部は、検定の項目に応じてコンベアの搬送速度を変更可能とされている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の計量装置。
【請求項5】
前記制御部は、検定の項目に応じて検定対象となる前記計量部の前記コンベアと検定対象ではないコンベアとで搬送速度を異ならせることが可能とされている
ことを特徴とする請求項4に記載の計量装置。
【請求項6】
コンベア上で搬送中の物品の重量を計量部で計測して得られた計測値に基づいて該物品のラベルを貼付するとともに、各種情報を表示する表示部を有する計量ラベル貼付装置であって、
コンベア上で搬送中の物品の重量を前記計量部で計測する際に得られる安定した計測値に基づいて該物品のラベルを該物品に貼付する通常モードと、管理者の操作により検定対象となる前記計量部の性能検定を行う検定用モードと、に切り替えて制御可能となるように構成され、
前記検定用モードで制御される場合には、検定用疑似材料の重量を計量する際に得られる前記検定用疑似材料毎の履歴表示を行う
ことを特徴とする計量ラベル貼付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、計量装置及び計量ラベル貼付装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
商品を計量する計量装置が知られている。
また、搬送中の商品を計量し、商品の重量値や値段等をラベルに印字し、そのラベルを商品に貼付する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-267232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、簡単な構造で、通常モードと検定用モードを切り替えて制御でき、検定に適した表示を行うことができる計量装置や計量ラベル貼付装置は知られていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る計量装置は、少なくとも以下の構成を具備する。
物品の重量を計量部で計測して得られた計測値に基づいて各種情報を表示する表示部を有する計量装置であって、
物品の重量を計測する際に得られる安定した計測値に基づいて各種情報を表示する通常モードと、管理者の操作により検定対象となる前記計量部の性能検定を行う検定用モードと、に切り替えて制御可能となるように構成され、
前記検定用モードで制御される場合には、検定用疑似材料の重量を計量する際に得られる前記検定用疑似材料毎の履歴表示を行うことを特徴とする。
【0006】
本発明の計量ラベル装置は、コンベア上で搬送中の物品の重量を計量部で計測して得られた計測値に基づいて該物品のラベルを貼付するとともに、各種情報を表示する表示部を有する。この計量ラベル貼付装置は、コンベア上で搬送中の物品の重量を前記計量部で計測する際に得られる安定した計測値に基づいて該物品のラベルを該物品に貼付する通常モードと、管理者の操作により検定対象となる前記計量部の性能検定を行う検定用モードと、に切り替えて制御可能となるように構成され、前記検定用モードで制御される場合には、検定用疑似材料の重量を計量する際に得られる前記検定用疑似材料毎の履歴表示を行うことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る計量ラベル貼付装置(計量装置)の一例を示す全体概念図である。
計量ラベル貼付装置の電気的な機能ブロックの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る計量ラベル貼付装置の動作の一例を示すフローチャートである。
計量ラベル貼付装置の通常モード時の動作を説明するための図である。(a)は通常モード時の操作画面の一例を示す図である。(b)は物品(商品)に貼付されるラベルの一例を示す図である。
計量ラベル貼付装置の動作の一例を示す図である。(a)は計量ラベル貼付装置の管理者の認証画面の一例を示す図である。(b)は検定モード時の各種検定の設定画面の一例を示す図である。
検定モードの器差の表示画面の一例を示す図である。
計量ラベル貼付装置の計量部による計量値の表示例を示す図である。(a)~(c)は通常モード時に表示する計量値(目量)の一例を示す図である。(d)~(e)は検定モード時に表示する計量値の一例を示す図である。
計量ラベル貼付装置の動作の一例を示すための図である。(a)は計量ラベル貼付装置の検定モードの偏置の操作表示画面の一例を示す図である。(b)は検定モードの偏差検定の画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態に係る計量装置は、物品の重量を計量部で計測して得られた計測値に基づいて各種情報を表示する表示部を有する。この計量装置は、物品の重量を計測する際に得られる安定した計測値に基づいて各種情報を表示する通常モードと、管理者の操作により検定対象となる計量部の性能検定を行う検定用モードと、に切り替えて制御可能となるように構成され、検定用モードで制御される場合には、検定用疑似材料の重量を計量する際に得られる検定用疑似材料毎の履歴表示を行う。
検定項目の試験回数分だけ正確な重量の検定用疑似材料(サンプル)を用意して検定を行うことが望ましい。なお、サンプルの持ち運びやサンプルそれぞれの重量管理等を考慮して、複数(10個程度)のサンプルを用意し、そのサンプルを繰り返し使用して検定を行ってもよい。通常の検定項目では、10単位で検定を行うので、10個サンプルを準備することが好ましい。検定用疑似材料毎の履歴表示とは、検定項目の試験を規定単位(例えば10単位)で複数回、合計所定回数(60回)行う場合、10個のサンプルを順次計量して示される規定単位分の計量結果の一覧表示であって、規定回数(10回分)の検定用の計量値の履歴(ログ)を表示することで示されるものである。
また、検定用疑似材料(サンプル)を所定個数、例えば60個準備し、その60個の検定用疑似材料を用いて検定を行ってもよいし、それよりも少ない10個程度の検定用疑似材料を準備し、その検定用疑似材料を順次繰り返し用いて検定を行ってもよいし、1個の検定用疑似材料を準備し、その1個の検定用疑似材料を順次繰り返し用いて検定を行ってもよい。
また、計量装置は、例えば商品などの物品を搬送するコンベアにはかり(計量部)を備えて、コンベア上を搬送中の物品の重量(質量)を計測してもよいし、あるいはコンベアを備えずに、はかりで物品の重量(質量)を計量してもよい。
【0009】
また、本発明の実施形態に係る計量ラベル貼付装置は、コンベア上で搬送中の物品の重量を計量部で計測して得られた計測値に基づいて該物品のラベルを貼付するとともに、各種情報を表示する表示部を有する。この計量ラベル貼付装置は、コンベア上で搬送中の物品の重量を前記計量部で計測する際に得られる安定した計測値に基づいて該物品のラベルを該物品に貼付する通常モードと、管理者の操作により検定対象となる前記計量部の性能検定を行う検定用モードと、に切り替えて制御可能となるように構成され、検定用モードで制御される場合には、検定用疑似材料の重量を計量する際に得られる前記検定用疑似材料毎の履歴表示を行う。
【0010】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。尚、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
以下、本発明に係る計量装置を採用した計量ラベル貼付装置の一例を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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