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公開番号2024180689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024186013,2020152041
出願日2024-10-22,2020-09-10
発明の名称商品販売データ処理システム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20241219BHJP(チェック装置)
要約【課題】商品登録における客の状況に応じて適切な不正行為の判定が行われるようにする。
【解決手段】店舗にて客が操作する携帯端末により商品を登録する商品販売データ処理システムとして、コードを読み取る読取手段と、前記コードのうちの商品コードの読み取りが前記読取手段により行われていない商品が客によって確保される読取不全状況の発生を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された読取不全状況に関する情報の表示を行う表示手段と、前記読取手段により所定のコードが読み取られたタイミングに基づいて、前記読取不全状況の発生に応じた読取不全状況の検出が無効となる結果を生じさせる無効化制御を行う無効化手段とを備えて構成する。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
店舗にて客が操作する携帯端末により商品を登録する商品販売データ処理システムであって、
コードを読み取る読取手段と、
前記コードのうちの商品コードの読み取りが前記読取手段により行われていない商品が客によって確保される読取不全状況の発生を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された読取不全状況に関する情報の表示を行う表示手段と、
前記読取手段により所定のコードが読み取られた時点を基準とする所定時間前までにおける前記読取不全状況の発生と、所定時間後までにおける前記読取不全状況の発生との少なくとも一方に対して、前記読取不全状況の発生に応じた読取不全状況の検出が無効となる結果を生じさせる無効化制御を適用する無効化手段と
を備える商品販売データ処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記所定のコードは、量り売り商品またはバラ売り商品を特定する商品情報コードである
請求項1に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項3】
前記所定のコードは、量り売り商品またはバラ売り商品の値付け処理を行う装置を特定する装置コードである
請求項1に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項4】
店舗にて客が操作する携帯端末により商品を登録する商品販売データ処理システムであって、
コードを読み取る読取手段と、
前記コードのうちの商品コードの読み取りが前記読取手段により行われていない商品が客によって確保される読取不全状況の発生を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された読取不全状況に関する情報の表示を行う表示手段と、
前記読取手段により量り売り商品またはバラ売り商品を特定する商品コードが読み取られた時点から量り売り商品またはバラ売り商品の値付け処理を行う装置を特定する装置コードが読み取られた時点までにおける前記読取不全状況の発生に対して無効化処理を適用する無効化手段と
を備える商品販売データ処理システム。
【請求項5】
前記読取手段は、客が携帯端末にコードを読み取らせる読取動作を撮像手段により撮像した撮像画像からコードを読み取り、
前記検出手段は、客により確保された商品を撮像するように設けられた撮像手段により得られた撮像画像の変化に基づいて前記読取不全状況の発生を検出する
請求項1から4のいずれか一項に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項6】
店舗にて客が操作する携帯端末により商品を登録する商品販売データ処理システムにおけるコンピュータを、
コードを読み取る読取手段、
前記コードのうちの商品コードの読み取りが前記読取手段により行われていない商品が客によって確保される読取不全状況の発生を検出する検出手段、
前記検出手段により検出された読取不全状況に関する情報の表示を行う表示手段、
前記読取手段により所定のコードが読み取られた時点を基準とする所定時間前までにおける前記読取不全状況の発生と、所定時間後までにおける前記読取不全状況の発生とおn少なくとも一方に対して、前記読取不全状況の発生に応じた読取不全状況の検出が無効となる結果を生じさせる無効化制御を適用する無効化手段
として機能させるためのプログラム。
【請求項7】
店舗にて客が操作する携帯端末により商品を登録する商品販売データ処理システムにおけるコンピュータを、
コードを読み取る読取手段、
前記コードのうちの商品コードの読み取りが前記読取手段により行われていない商品が客によって確保される読取不全状況の発生を検出する検出手段、
前記検出手段により検出された読取不全状況に関する情報の表示を行う表示手段、
前記読取手段により量り売り商品またはバラ売り商品を特定する商品コードが読み取られた時点から量り売り商品またはバラ売り商品の値付け処理を行う装置を特定する装置コードが読み取られた時点までにおける前記読取不全状況の発生に対して無効化処理を適用する無効化手段
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品販売データ処理システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
カメラを搭載した携帯端末を用いて顧客自ら商品を登録するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-147252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように携帯端末を用いて客自らが商品を登録するシステムでは、商品の登録に際して客による不正行為を判定できるようにすることが好ましい。しかしながら、商品登録の状況によっては、客がしかるべき手順で登録に関する作業を行っているにもかかわらず、不正行為として判定される場合がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、商品登録における客の状況に応じて適切な不正行為の判定が行われるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決する本発明の一態様は、店舗にて客が操作する携帯端末により商品を登録する商品販売データ処理システムであって、コードを読み取る読取手段と、前記コードのうちの商品コードの読み取りが前記読取手段により行われていない商品が客によって確保される読取不全状況の発生を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された読取不全状況に関する情報の表示を行う表示手段と、前記読取手段により所定のコードが読み取られたタイミングに基づいて、前記読取不全状況の発生に応じた読取不全状況の検出が無効となる結果を生じさせる無効化制御を行う無効化手段とを備える商品販売データ処理システムである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る販売システムの構成例と、ショッピングカートへの携帯端末装置のセットの態様例とを示す図である。
第1実施形態に係る計量値付け装置の構成例を示す図である。
第1実施形態に係る計量値付け装置の外観例を示す斜視図である。
第1実施形態に係る精算装置の外観例を示す図である。
第1実施形態に係る精算装置の構成例を示す図である。
第1実施形態に係る携帯端末装置の構成例を示す図である。
第1実施形態に係る取引管理サーバの構成例を示す図である。
第1実施形態に係る顧客情報、店舗情報、カート情報の一例を示す図である。
第1実施形態に係る保留商品の定義例を示す図である。
第1実施形態に係る携帯端末装置、精算装置、及び取引管理サーバが、セルフ運用における一取引の会計に対応して実行する処理手順例を示すシーケンス図である。
第1実施形態におけるショッピングアプリケーションの画面例を示す図である。
第1実施形態における登録商品提示画面、精算装置にて表示される画面の一例を示す図である。
第1実施形態に係る携帯端末と取引管理装置とが、読取不全状況に対応する処理を含む商品登録に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る店舗において量り売り商品が陳列された様子の一例を示す図である。
第1実施形態に係る計量値付け装置を正面方向からみた外観例を示す図である。
第1実施形態に係る接続情報コードの読み取り手順と、値付け操作画面の一例を示す図である。
第1実施形態に係る客が1の商品の値付けに応じて行う手順例を説明する図である。
第1実施形態に係る客が1の商品の値付けに応じて行う手順例を説明する図である。
第1実施形態に係る値付け操作画面、商品登録画面の態様例を示す図である。
第1実施形態に係る計量値付け装置、携帯端末装置、及び取引管理サーバが、一取引における量り売り商品の登録に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る無効化期間の設定例を示す図である。
第1実施形態に係る携帯端末装置が、無効化期間の設定に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る携帯端末装置が、読取不全状況の発生の検出に応じて実行する処理手順例を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る携帯端末装置が、無効化期間の基準となる時刻より前における読取不全状況の発生の検出を無効化する処理手順例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る値付け操作画面の一例を示す図である。
第2実施形態に係る計量結果画面の一例を示す図である。
第2実施形態に係る無効化期間の設定例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
図1(A)は、本実施形態における販売システムの構成例を示している。同図の販売システムは計量値付け装置10(10-1、10-2、10-3)、精算装置20(20-1、20-2)、管理装置30、携帯端末装置40、及び取引管理サーバ50を備える。
本実施形態の販売システムは、客が携帯端末装置40により商品登録を行うとともに、客が精算装置20を操作して精算も行うようにされる。
【0009】
計量値付け装置10は、秤台に載せられた商品について計測された重量と、重量単価とにより商品ごとの金額を算出し、算出された金額を含む商品の商品値付け情報を生成する。商品値付け情報は、計量値付け装置10と通信可能に接続された携帯端末装置40に送信される。
【0010】
精算装置20は、取引管理サーバ50から取得したカート情報(精算情報)を利用して、客の操作に応じて精算処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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