TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024180290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024072590
出願日2024-04-26
発明の名称電気機器の端子構造
出願人マツダ株式会社
代理人弁理士法人三協国際特許事務所
主分類H02K 5/22 20060101AFI20241219BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】筐体内に外部機器との電気接続のための複数の端子を備えながら、筐体のサイズを小型化することができる電気機器の端子構造を提供する。
【解決手段】電力変換装置100は、バスバー152~154とケース101とを備える。ケース101は、工具挿通用開口部101cを有する。バスバー152~154の各接続部152a,153a,154aは、接続用のボルトを通す通し孔152b,153b,154bを有する。接続部152a,153a,154aは、左右方向の一方側から見る場合に、各法線Ax152,Ax153,Ax154が工具挿通用開口部101cを箇所P12~P14を通り通過する。上下方向における法線Ax152と接合部152aの接合面との交点と法線Ax153と接合部153aの接合面との交点との間の距離をL7とするとき、箇所P12と箇所P13との間の距離L11は、距離L7よりも短い。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
隣り合う第1端子および第2端子を少なくとも含み、それぞれが外部機器と電気接続されるとともに、所定の基準面から当該基準面に直交する方向に延びるように配設された接続部を有する複数の端子と、
前記複数の端子を収容するとともに、前記複数の端子への電気接続のための工具が挿通可能な工具挿通用開口部を外壁の一部領域に有する筐体と、
を備え、
前記複数の端子におけるそれぞれの前記接続部は、平面である接続面と、前記電気接続のためのボルトが挿通される通し孔と、を有し、
前記第1端子の前記接続部における前記通し孔の径方向中心を通るとともに、前記第1端子の前記接続部における前記接続面の法線方向に延びる第1法線と、前記第2端子の前記接続部における前記通し孔の径方向中心を通るとともに、前記第2端子の前記接続部における前記接続面の法線方向に延びる第2法線と、を引く場合に、
前記基準面に直交する方向から見るときに、当該第1端子の前記接続部と前記第2端子の前記接続部とは、前記第1法線が前記工具挿通用開口部を通過する箇所と、前記第2法線が前記工具挿通用開口部を通過する箇所との間の距離が、前記第1端子の前記接続部における前記接続面と前記第1法線とが交差する箇所と、前記第2端子の前記接続部における前記接続面と前記第2法線とが交差する箇所との間の距離よりも短くなるように配設されている、
電気機器の端子構造。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記第1端子の前記接続部の前記接続面に沿う第1仮想面と、前記第2端子の前記接続部の前記接続面に沿う第2仮想面と、を仮定し、
前記第1仮想面と前記第1法線とが交差する箇所から前記外壁の一部領域までの最短距離を第1距離、前記第2仮想面と前記第2法線とが交差する箇所から前記外壁の一部領域までの最短距離を第2距離とする場合に、
前記第1仮想面と前記第2仮想面とが交差するとともに、前記第1仮想面と前記第2仮想面との交線に対して直交する方向に前記基準面が規定され、
前記第1端子の前記接続部と前記第2端子の前記接続部とは、前記第1仮想面と前記第2仮想面とが鈍角をもって交差し、且つ、前記基準面に直交する方向から見る場合に、前記第1法線と前記第2法線とが前記工具挿通用開口部を通過するとともに、前記第1距離および前記第2距離の内の短い方の距離の半分となる位置に対して、前記第1端子および前記第2端子の各接続部が配置されたのとは反対側で前記第1法線と前記第2法線とが交差するように配設されている、
請求項1に記載の電気機器の端子構造。
【請求項3】
前記第1端子の前記接続部と前記第2端子の前記接続部とは、前記基準面に直交する方向から見る場合に、前記第1法線と前記第2法線とが前記筐体の外方で交差するように配設されている、
請求項2に記載の電気機器の端子構造。
【請求項4】
前記複数の端子は、隣り合う前記接続部同士の隙間が絶縁距離以上となるように配設されている、
請求項2に記載の電気機器の端子構造。
【請求項5】
前記基準面内における。前記第1距離および前記第2距離が規定される方向に対して直交する方向において、前記工具挿通用開口部は、当該工具挿通用開口部の開口長さが、前記複数の端子における前記接続部の配列長さよりも短くなるように形成されている、
請求項2に記載の電気機器の端子構造。
【請求項6】
前記電気機器は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であり、
前記外部機器は、3相交流電力の供給を受けて回転する3相交流モータであり、
前記複数の端子は、前記3相交流モータへの電力供給路中に配されるとともに、前記第1端子および前記第2端子と、前記第2端子の前記接続部に隣り合うように前記接続部が配設された第3端子とで構成されており、
前記第3端子の前記接続部の前記接続面に沿う第3仮想面と、前記第3端子の前記接続部における前記通し孔の径方向中心を通るとともに、前記第3端子の前記接続部における前記接続面の法線方向に延びる第3法線とを引き、
前記第3仮想面と前記第3法線とが交差する箇所から前記外壁の一部領域までの最短距離を第3距離とする場合に、
前記第3端子の前記接続部は、前記第2仮想面と前記第3仮想面とが鈍角をもって交差し、且つ、前記基準面に直交する方向から見る場合に、前記第2法線と前記第3法線とが前記工具挿通用開口部を通過するとともに、前記第2距離および前記第3距離の内の短い方の距離の半分となる位置に対して、前記第2端子および前記第3端子の各接続部が配置されたのとは反対側で法線同士が交差するように配設されている、
請求項2から請求項5の何れかに記載の電気機器の端子構造。
【請求項7】
前記第2端子の前記接続部と前記第3端子の前記接続部とは、前記基準面に直交する方向から見る場合に、前記第2法線と前記第3法線とが前記筐体の外方で交差するように配設されている、
請求項6に記載の電気機器の端子構造。
【請求項8】
前記基準面に直交する方向から見る場合に、前記工具挿通用開口部における前記第1法線が通過する箇所と前記第2法線が通過する箇所とを結ぶ方向を第1方向とし、前記基準面上における前記第1方向に直交する方向を第2方向とする場合に、
前記第1端子の前記接続部における前記通し孔の径方向中心を通るとともに、前記第2方向に延びる第1仮想線と、前記第2端子の前記接続部における前記通し孔の径方向中心を通るとともに、前記第2方向に延びる第2仮想線とを引くとき、前記第1法線が前記工具挿通用開口部を通過する箇所、および前記第2法線が前記工具挿通用開口部を通過する箇所は、前記第1方向における前記第1仮想線と前記第2仮想線との間の領域に位置する、
請求項1に記載の電気機器の端子構造。
【請求項9】
前記モータは、車両のパワートレインルームに搭載された、前記車両の走行用のモータであるとともに、外殻としてのモータハウジングを有し、
前記パワートレインルームには、前記モータに隣接して配置されるとともに、外殻としてのアクスルハウジングを有する変速機が搭載されており、
前記筐体は、前記モータハウジングおよび前記アクスルハウジングの少なくとも一方のハウジング上で、前記工具挿通用開口部が前記車両において想定される衝突荷重の入力方向側を向くように配設されているとともに、当該筐体の前記入力方向側の端部が前記モータハウジングまたは前記アクスルハウジングと面一あるいはそれよりも前記入力方向とは反対側に位置するように配設されている、
請求項5に記載の電気機器の端子構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器の端子構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、モータを走行用の駆動源として備える車両が増加している。このような車両では、モータに電力供給するための高電圧バッテリを搭載している。また、車両には、バッテリから供給された直流電力を交流電力に変換するための電力変換装置も搭載されている。
【0003】
電力変換装置とモータやバッテリとは、電力変換装置の端子に対してモータやバッテリから延びる配線を接続することにより、互いの間の電力供給路が形成される。特許文献1,2には、電力変換装置とモータとの接続構造が開示されている。
【0004】
特許文献1には、モータハウジングの上に電力変換装置が載置され、電力変換装置の配線がコネクタアセンブリを介してモータ配線に接続されてなる構成が開示されている。特許文献1のコネクタアセンブリは、モータハウジングの周面に沿って配設された3つの端子を有する。
【0005】
特許文献2には、モータのステータおよびロータを収容するハウジングに電力変換装置も収容されてなる構成が開示されている。特許文献2のハウジングには、電力変換装置が収容される側に大開口が設けられている。この開口は、ハウジング内に電力変換装置を収容するとともに、モータの端子に電力変換装置の配線を接続する際の工具挿通のために用いられる。ハウジングの大開口は、カバーによって塞がれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2022-519384号公報
特開2021-52499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献1には、電力変換装置およびモータから延びる配線や、コネクタアセンブリを覆うケースや蓋については明示されていないが、配線等に外部から物が接触するのを避けるためにケース等で覆われることになる。この場合に、図15に示すように、コネクタアセンブリの各端子902~904は、モータハウジング900の外周面に沿うように配設されているため、各端子902~904を覆うケース905に大きな開口部905aおよび蓋906を備える必要がある。即ち、各端子902~904にモータの配線を接続しようとする場合には、工具910を用いてボルトBLTで互いを締結することが考えられる。この場合に、各端子902~904は、モータハウジング900の周面に沿って配設されているので、接続部902a,903a,904aに沿う仮想面L902,L903,L904を引く場合に、隣り合う仮想面L902,L903,L904同士のなす角度は180°よりも大きくなる。このため、各仮想面L902,L903,L904に対して直交するとともに、締結孔902b,903b,904bの中心を通る中心線が、ケース905の内方から開口部905aの側に向けて放射状に発散することとなる。よって、各端子902~904にモータの配線を接続する際の開口部905aを大きくとっておくことが必要となってしまう。
【0008】
上記のように工具を挿通するために大きな開口部905aが必要となる場合には、ケース905および蓋906のサイズが大きなものとすることが必要となる。このような点は、電力変換装置をはじめとする種々の電気機器の占有スペースを小さくしたい、との潜在的な要求に反するものとなってしまう。
【0009】
なお、上記では、車両における電力変換装置を電気機器の一例としたが、他の電気機器においても同様の問題が指摘される。
【0010】
本発明は、上記のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、筐体内に外部機器との電気接続のための複数の端子を備えながら、筐体のサイズを小型化することができる電気機器の端子構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

マツダ株式会社
車椅子
1日前
マツダ株式会社
車椅子
1日前
マツダ株式会社
車椅子
1日前
マツダ株式会社
車椅子
1日前
マツダ株式会社
車椅子
1日前
ジーケーエヌ オートモーティブ リミテッド
デファレンシャル装置
10日前
ニチコン株式会社
電力変換装置
1日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
1日前
矢崎総業株式会社
配電装置
1日前
株式会社ダイヘン
電気機器
2日前
鹿島建設株式会社
分電盤の配置構造
3日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
日産自動車株式会社
インバータ
1日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
株式会社ダイヘン
蓄電池システム
2日前
矢崎総業株式会社
グロメット
2日前
日新イオン機器株式会社
駆動装置および真空装置
3日前
株式会社東芝
磁性楔及び回転電機
2日前
TOTO株式会社
無線送電システム
1日前
京セラ株式会社
電力変換装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
充電システム及び充電方法
2日前
株式会社東芝
回転電機
3日前
株式会社東芝
回転電機
3日前
個人
蓄電池システム
3日前
株式会社東芝
回転電機
3日前
マグネデザイン株式会社
内包磁石型同期機およびその回転子
1日前
多摩川精機株式会社
電動機固定子
2日前
パテントフレア株式会社
焦電効果のエネルギー相互変換促進法
1日前
株式会社日立製作所
バッテリ設備計画システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
充電制御装置
1日前
三菱電機株式会社
半導体モジュール
1日前
ニデック株式会社
モータ及び電気製品
2日前
多摩川精機株式会社
レゾルバステータ
2日前
安克創新科技股フン有限公司
ワイヤレス充電器
2日前
本田技研工業株式会社
回転電機の製造方法
3日前
矢崎総業株式会社
車両用充電装置
3日前
続きを見る