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公開番号2024179430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098280
出願日2023-06-15
発明の名称酒米用精米装置
出願人有限会社 エコ・ライス新潟
代理人個人
主分類B02B 7/00 20060101AFI20241219BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】米糠の回収、袋詰め作業が容易に且つ低コストで行うことができ、しかも、粉状米糠の袋詰めにおいて汚れの問題も生じない実用性に優れた酒米用精米装置を提供することを目的とする。
【解決手段】玄米を酒米に精米加工する精米機1と、前記精米加工により生じた米糠を収納する複数の米糠収納部2とを備える酒米用精米装置であって、前記米糠収納部2は、夫々、移動可能に構成され、さらに、底部側に米糠を排出するための米糠排出部3とフォークリフト30のフォーク31を挿入可能なフォーク挿入部4とが設けられている酒米用精米装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
玄米を酒米に精米加工する精米機と、前記精米加工により生じた米糠を収納する複数の米糠収納部とを備える酒米用精米装置であって、前記米糠収納部は、夫々、移動可能に構成され、さらに、底部側に米糠を排出するための米糠排出部とフォークリフトのフォークを挿入可能なフォーク挿入部とが設けられていることを特徴とする酒米用精米装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
請求項1記載の酒米用精米装置において、前記米糠収納部は、前記底部に車輪が設けられ、この車輪により走行移動可能に構成されていることを特徴とする酒米用精米装置。
【請求項3】
請求項2記載の酒米用精米装置において、前記米糠収納部は、米糠を収納するタンク部と、このタンク部を支持するフレーム部とで構成され、前記タンク部の底部に前記米糠排出部としての開口部が設けられ、前記フレーム部の底部に前記フォーク挿入部及び前記車輪が設けられていることを特徴とする酒米用精米装置。
【請求項4】
請求項3記載の酒米用精米装置において、前記タンク部は、下部が先細り形状に形成され、この先細り形状部の先端に前記米糠排出部が設けられ、さらに、前記米糠排出部に該米糠排出部から排出される米糠を収納袋に導出案内する導出案内部が連設されていることを特徴とする酒米用精米装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、酒米用精米装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
酒米は飯米(食用米)に比べて精米歩合が高いため、酒米用精米装置においては、精米処理に伴い非常に多量の米糠が生成される。
【0003】
また、酒米の精米処理においては、初期に生成される米糠は、玄米の外側の脂質を多く含む糠層を主としたものであり、また、処理が進むにつれ、玄米の内側の胚乳層を多く含むものになる。したがって、酒米の精米においては、処理が進むにつれて状態(質)の異なる米糠が生成され、夫々、状態別に回収され、回収された米糠は、その状態(質)に適した用途(飼料や肥料等)に再利用されている。
【0004】
そのため、酒米用精米装置は、生成される米糠を状態別に回収するため、複数の収納タンクを備え、この収納タンクに収納された各状態の米糠は、その後、作業者によって回収、袋詰めされて出荷されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の酒米用精米装置(以下、「従来例」という。)において、上記米糠の回収、袋詰め作業を行う場合、現状、収納タンク内に収納された米糠をレーキー様の掻き出し具で排出口に集め、排出口にセットした収納袋(30kg用米袋)に袋詰めする作業を手作業で行っている。そのため、この作業には人手がかかり、また、多くの収納袋も必要となり、コストがかかる作業となっている。
【0006】
さらに、精米処理後期に生成される米糠はさらさらした粉状になっているため、このような粉状の米糠を袋詰めする場合、粉状の米糠が舞い上がり周囲に散乱してしまうため、作業者や作業場が汚れてしまい、作業場が汚れることで虫の発生の問題も生じている。
【0007】
本発明は、このような現状に鑑みなされたものであり、米糠の回収、袋詰め作業が容易に且つ低コストで行うことができ、しかも、粉状米糠の袋詰めにおいて汚れの問題も生じない実用性に優れた酒米用精米装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】
玄米を酒米に精米加工する精米機1と、前記精米加工により生じた米糠を収納する複数の米糠収納部2とを備える酒米用精米装置であって、前記米糠収納部2は、夫々、移動可能に構成され、さらに、底部側に米糠を排出するための米糠排出部3とフォークリフト30のフォーク31を挿入可能なフォーク挿入部4とが設けられていることを特徴とする酒米用精米装置に係るものである。
【0010】
また、請求項1記載の酒米用精米装置において、前記米糠収納部2は、前記底部に車輪5が設けられ、この車輪5により走行移動可能に構成されていることを特徴とする酒米用精米装置に係るものである。
(【0011】以降は省略されています)

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