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公開番号
2024175290
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023092955
出願日
2023-06-06
発明の名称
微細化装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B02C
18/14 20060101AFI20241211BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約
【課題】円滑かつ十分な微細化処理を行うことができる微細化装置を提供すること。
【解決手段】原料の投入口および排出口を有するケーシングと、第1回転軸と、投入口側に位置し、第1回転軸回りに放射状に設置された複数の第1ブレードを備える第1ローター部と、排出口側に位置し、第1回転軸回りに放射状に設置された複数の第2ブレードを備える第2ローター部とを有し、ケーシングの内部に配置されたローターと、ローターの外周に沿ってケーシングの内面に配置されたライナーと、を備え、ローターは、各第1ブレードをローターに対し、第1回転軸よりローターの外周側に位置する第2回転軸回りに回転可能に支持するブレード支持部を有する微細化装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
原料の投入口および排出口を有するケーシングと、
第1回転軸と、前記投入口側に位置し、前記第1回転軸回りに放射状に設置された複数の第1ブレードを備える第1ローター部と、前記排出口側に位置し、前記第1回転軸回りに放射状に設置された複数の第2ブレードを備える第2ローター部とを有し、前記ケーシングの内部に配置されたローターと、
前記ローターの外周に沿って前記ケーシングの内面に配置されたライナーと、を備え、
前記ローターは、前記各第1ブレードを前記ローターに対し、前記第1回転軸より前記ローターの外周側に位置する第2回転軸回りに回転可能に支持するブレード支持部を有し、
前記ローターが回転している状態で、前記投入口から投入された前記原料は、前記第1ブレードの外周側の端部と前記ライナーとの間および前記第2ブレードの外周側の端部と前記ライナーとの間を順次通過する際に微細化されて、前記排出口から排出されることを特徴とする微細化装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記ローターが回転している状態で、前記第1ブレードが前記第2回転軸回りに回転することにより、前記第1ブレードの外周側の前記端部と前記ライナーとの離間距離が変化する請求項1に記載の微細化装置。
【請求項3】
前記第1ブレードは、前記第2回転軸の軸方向に沿って並んで配置された複数の単位ブレードを有する請求項1に記載の微細化装置。
【請求項4】
各前記単位ブレードは、独立して前記第2回転軸回りに回転可能である請求項3に記載の微細化装置。
【請求項5】
前記第1ブレードの設置数をN1とし、前記第2ブレードの設置数をN2としたとき、N1<N2を満足する請求項1に記載の微細化装置。
【請求項6】
0.25≦N1/N2≦0.8を満足する請求項5に記載の微細化装置。
【請求項7】
前記第1ブレードの前記第1回転軸の軸方向の長さをL1とし、前記第2ブレードの前記第1回転軸の軸方向の長さをL2としたとき、L1<L2を満足する請求項1に記載の微細化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、微細化装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
古紙を粗砕する粗砕部、粗砕部で得られた粗砕片を解繊する解繊部、解繊部で得られた解繊物を平面上に堆積させる堆積部、堆積したウェブを加熱、加圧する加熱加圧部、加熱加圧部で得られたシートを所定の形状に裁断する裁断部、および得られたシートを回収するシート回収部を備えたシート製造装置が知られている。
【0003】
上記解繊部としては、例えば、特許文献1に記載されているようなターボ式微粉砕機を用いることができる。特許文献1のターボ式微粉砕機は、原料入口部および粉砕製品出口部を有するケーシングと、ケーシングの内面に設けられたライナーと、ケーシング内で回転し刃(ブレード)を備えたローターとを有する。回転しているローターの刃先とライナーとの間を原料が通過する際、原料が粉砕され、粉砕物が粉砕製品出口部から排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-276916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されているターボ式微粉砕機では、ローターの刃先とライナーとの間の隙間は、比較的狭く、原料の大きさや投入量によっては、原料がローターとライナーとの間に入っていかず、ローターの手前側で滞留してしまうおそれがある。この滞留が生じてしまうと、原料の微粉砕を良好、円滑に行うことができない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の微細化装置は、原料の投入口および排出口を有するケーシングと、
第1回転軸と、前記投入口側に位置し、前記第1回転軸回りに放射状に設置された複数の第1ブレードを備える第1ローター部と、前記排出口側に位置し、前記第1回転軸回りに放射状に設置された複数の第2ブレードを備える第2ローター部とを有し、前記ケーシングの内部に配置されたローターと、
前記ローターの外周に沿って前記ケーシングの内面に配置されたライナーと、を備え、
前記ローターは、前記各第1ブレードを前記ローターに対し、前記第1回転軸より前記ローターの外周側に位置する第2回転軸回りに回転可能に支持するブレード支持部を有し、
前記ローターが回転している状態で、前記投入口から投入された前記原料は、前記第1ブレードの外周側の端部と前記ライナーとの間および前記第2ブレードの外周側の端部と前記ライナーとの間を順次通過する際に微細化されて、前記排出口から排出される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明の第1実施形態に係る微細化装置を備えるシート製造装置の概略を示す構成図である。
図2は、図1に示す微細化装置の縦断面図である。
図3は、図2中のA-A線断面図である。
図4は、図2中のB-B線断面図である。
図5は、図2に示す第1ブレードの拡大図である。
図6は、第2実施形態に係る微細化装置の縦断面図である。
図7は、第3実施形態に係る微細化装置の第1ローター部における横断面図である。
図8は、第4実施形態に係る微細化装置の縦断面図である。
図9は、第5実施形態に係る微細化装置の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の微細化装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0009】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る微細化装置を備えるシート製造装置の概略を示す構成図である。図2は、図1に示す微細化装置の縦断面図である。図3は、図2中のA-A線断面図である。図4は、図2中のB-B線断面図である。図5は、図2に示す第1ブレードの拡大図である。
【0010】
なお、以下では、図1の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言うことがある。また、図2、図5、図6、図8および図9の左側を「左」または「左側」、右側を「右」または「右側」と言うことがある。また、図1は、概略構成図であり、シート製造装置100の各部の位置関係、向き、大きさ等は、図示のものに限定されない。また、図1において、粗砕片M2、解繊物M3、第1選別物M4-1、第2選別物M4-2、第1ウェブM5、細分体M6、混合物M7、第2ウェブM8、再生紙Sが搬送される方向、すなわち、矢印で示す方向を搬送方向とも言う。また、図1中の矢印の先端側を搬送方向における「下流側」、図1中の矢印の基端側を搬送方向における「上流側」とも言う。
(【0011】以降は省略されています)
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