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公開番号
2024166186
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024081138
出願日
2024-05-17
発明の名称
ロールミルのロール間隔設定方法及びロール間隔設定装置並びに同装置を備えたロールミル
出願人
アイメックス株式会社
代理人
個人
主分類
B02C
4/32 20060101AFI20241121BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約
【課題】ロールミルの固定ロールと移動ロールの間のロール間隔を正確に設定することができる、ロールミルのロール間隔設定方法を提供すること。
【解決手段】互いに係合して回転運動を行う機械要素5、6によって、駆動装置12の回転力をロールミル1のロール間隔Gを変更する方向の力に変換し、前記ロール間隔Gを変更する方向の力によって前記ロールミル1の移動ロール2、4を変位させる、ロールミルのロール間隔設定方法において、前記機械要素を一方向に回転させることによって、前記移動ロール2、4を少なくとも前記機械要素のバックラッシュの寸法だけ移動させ、次いで、前記機械要素を他方向に回転させることによって、前記移動ロール2、4を目的座標まで移動させることを特徴とする、ロールミルのロール間隔設定方法である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに係合して回転運動を行う機械要素によって、駆動装置の回転力をロールミルのロール間隔を変更する方向の力に変換し、前記ロール間隔を変更する方向の力によって前記ロールミルの移動ロールを変位させる、ロールミルのロール間隔設定方法において、前記機械要素を一方向に回転させることによって、前記移動ロールを少なくとも前記機械要素のバックラッシュの寸法だけ移動させ、次いで、前記機械要素を他方向に回転させることによって、前記移動ロールを目的座標まで移動させることを特徴とする、ロールミルのロール間隔設定方法。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
互いに係合して回転運動を行う機械要素によって、駆動装置の回転力をロールミルのロール間隔を変更する方向の力に変換し、前記ロール間隔を変更する方向の力によって前記ロールミルの移動ロールを変位させる、ロールミルのロール間隔設定装置において、前記機械要素を一方向に回転させることによって、前記移動ロールを少なくとも前記機械要素のバックラッシュの寸法だけ移動させ、次いで、前記機械要素を他方向に回転させることによって、前記移動ロールを目的座標まで移動させることを特徴とする、ロールミルのロール間隔設定装置。
【請求項3】
請求項2に記載されたロールミルのロール間隔設定装置を備えたロールミル。
【請求項4】
請求項3に記載されたロールミルにおいて、前記駆動装置は電気モータであり、前記機械要素は、前記電気モータの回転軸に従動して正転及び逆転する減速用の歯車列と、前記歯車列の正転及び逆転に従動して正転及び逆転する送りねじと、前記送りねじに螺合し、かつ、前記移動ロールの支持部材に固定された、ナットとを含むことを特徴とする、ロールミル。
【請求項5】
請求項3又は4に記載されたロールミルにおいて、前記ロールミルは、固定位置で回転する固定ロールと、前記固定ロールの上流側に配置された上流側の移動ロールと、前記固定ロールの下流側に配置された下流側の移動ロールとを有する、三本ロールミルであることを特徴とする、ロールミル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロールミルのロール間隔を容易にかつ正確に設定することができるロールミルのロール間隔設定方法及びロール間隔設定装置並びに同装置を備えたロールミルに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
本発明は、また、ロールミルの固定ロールと移動ロールの間のロール間隔を容易にかつ正確に設定することができる、三本ロールミルに関するものである。
【背景技術】
【0003】
特開2009-274012は、ロール間の距離を自動的に制御できるようにした全自動電子制御のロールミルを提供する。
【0004】
このロールミルは、処理材料中の微粉体・ナノ粒子等の物質を練肉・分散処理するロールミルの架台上に、中ロール1に対しサーボモーターとボールスクリューにより該ロールの直角方向に微小移動可能に前ロール2と後ロール3を設け、中ロールと前ロール間及び中ロールと後ロール間にロール間距離を測定するレーザーセンサー18を設けると共に、上記ロール間押し圧を測定するロードセンサー10を設け、各センサーからの検知信号をフィードバックして、一定距離及び一定押し圧に管理する電子的自動制御機構を備え、上記サーボモーターを駆動して移動ロールの位置を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-274012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、ロールミルのロール間隔を正確に設定することができる、ロールミルのロール間隔設定方法を提供することにある。
本発明の目的は、また、ロールミルのロール間隔の設定を自動化することができるロールミルのロール間隔設定方法を提供することにある。
本発明の目的は、更に、ロールミルのロール間隔の設定を手動で行う場合にも適用可能なロールミルのロール間隔設定方法を提供することにある。
本発明の目的は、更に、ロールミルのロール間隔を正確に設定することができる、ロールミルのロール間隔設定装置を提供することにある。
本発明の目的は、更に、ロールミルのロール間隔を正確に設定することができるロールミルのロール間隔設定装置を備えたロールミルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のロールミルのロール間隔設定方法は、互いに係合して回転運動を行う機械要素によって、駆動装置の回転力をロールミルのロール間隔を変更する方向の力に変換し、前記ロール間隔を変更する方向の力によって前記ロールミルの移動ロールを変位させる、ロールミルのロール間隔設定方法において、前記機械要素を一方向に回転させることによって、前記移動ロールを少なくとも前記機械要素のバックラッシュの寸法だけ移動させ、次いで、前記機械要素を他方向に回転させることによって、前記移動ロールを目的座標まで移動させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明のロールミルのロール間隔設定装置は、互いに係合して回転運動を行う機械要素によって、駆動装置の回転力をロールミルのロール間隔を変更する方向の力に変換し、前記ロール間隔を変更する方向の力によって前記ロールミルの移動ロールを変位させる、ロールミルのロール間隔設定装置において、前記機械要素を一方向に回転させることによって、前記移動ロールを少なくとも前記機械要素のバックラッシュの寸法だけ移動させ、次いで、前記機械要素を他方向に回転させることによって、前記移動ロールを目的座標まで移動させることを特徴とする。
【0009】
そして、本発明のロールミルは、上記ロール間隔設定装置を備えたロールミルである。このロールミルは、固定位置で回転する固定ロールと、前記固定ロールの上流側に配置された上流側の移動ロールと、前記固定ロールの下流側に配置された下流側の移動ロールとを有する、三本ロールミルであることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明のロールミルのロール間隔設定方法によれば、移動ロールを目的座標に移動させる際に、移動ロールと駆動装置との間に介装された減速歯車列や送りねじ機構等の、互いに係合して回転運動を行う機械要素に内在するバックラッシュの寸法を、移動ロールの移動距離に含ませることができるから、ロールミルの固定ロールと移動ロールの間のロール間隔を正確に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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