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公開番号
2024177300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024172593,2023083156
出願日
2024-10-01,2015-04-20
発明の名称
パターン偏光フィルム
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
5/30 20060101AFI20241212BHJP(光学)
要約
【課題】薄く、反射防止特性に優れるパターン円偏光板を得るためのパターン偏光フィルムの提供。
【解決手段】基材と、パターン化した液晶硬化膜とを積層したパターン偏光フィルムであって、前記液晶硬化膜が重合性液晶化合物の重合物と複数の二色性色素とを含み、厚さが0.5~10μmであり、
偏光度が10%以下であり、単体透過率が80%以上である領域(A)と、
偏光度が90%以上であり、単体透過率が40%以上である領域(B)とを有するパターン偏光フィルム。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、パターン化した液晶硬化膜とを積層したパターン偏光フィルムであって、
前記液晶硬化膜が重合性液晶化合物の重合物と複数の二色性色素とを含み、厚さが0.5~10μmであり、
偏光度が10%以下であり、単体透過率が80%以上である領域(A)と、
偏光度が90%以上であり、単体透過率が40%以上である領域(B)とを有するパターン偏光フィルム。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
領域(B)が、前記液晶硬化膜を有する請求項1に記載のパターン偏光フィルム。
【請求項3】
領域(A)及び領域(B)は、それぞれ独立して、線状、帯状、円状、文字状、及び図形状からなる群より選ばれる少なくとも一つの形状である請求項1又は2に記載のパターン偏光フィルム。
【請求項4】
領域(A)が線状であり、幅が1μm~10mmである請求項1~3のいずれかに記載のパターン偏光フィルム。
【請求項5】
領域(B)が線状であり、幅が1μm~10mmである請求項1~3のいずれかに記載のパターン偏光フィルム。
【請求項6】
連続した領域(A)の面積が500mm
2
以下である請求項1~3のいずれかに記載のパターン偏光フィルム。
【請求項7】
連続した領域(B)の面積が500mm
2
以下である請求項1~3のいずれかに記載のパターン偏光フィルム。
【請求項8】
領域(A)と、領域(B)とを、縞状に有する請求項1~7に記載のパターン偏光フィルム。
【請求項9】
領域(B)の幅が1μm~10mmである請求項8に記載のパターン偏光フィルム。
【請求項10】
領域(B)の幅が1μm~1mmである請求項8に記載のパターン偏光フィルム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パターン偏光フィルムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
引用文献1には、ポリビニルアルコール偏光膜を用いたパターン偏光フィルム及び、かかる偏光フィルムを含む円偏光板が記載されている。しかし、前記偏光フィルムは、製造方法が煩雑であり、また、膜厚が厚いという問題があった。特許文献2には、塗布膜からなる偏光子を含む偏光フィルム及び、かかる偏光フィルムを含む円偏光板が記載されている。
しかし、塗布膜からなる偏光子を含むパターン化された偏光フィルムは知られていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第5327285号明細書
特開2006-337892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
薄く、反射防止特性に優れるパターン円偏光板を得るためのパターン偏光フィルムが求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の発明を含む。
[1] 基材と、パターン化した液晶硬化膜とを積層したパターン偏光フィルムであって、前記液晶硬化膜が重合性液晶化合物の重合物と複数の二色性色素とを含み、厚さが0.5~10μmであり、
偏光度が10%以下であり、単体透過率が80%以上である領域(A)と、
偏光度が90%以上であり、単体透過率が40%以上である領域(B)とを有するパターン偏光フィルム。
[2] 領域(B)が、前記液晶硬化膜を有する[1]に記載のパターン偏光フィルム。
[3] 連続した領域(A)の面積が500mm
2
以下である[1]又は[2]に記載のパターン偏光フィルム。
[4] 連続した領域(B)の面積が500mm
2
以下である[1]又は[2]に記載のパターン偏光フィルム。
[5] 領域(A)と、領域(B)とを、縞状に有する[1]~[4]のいずれかに記載のパターン偏光フィルム。
[6] 領域(B)の幅が1μm~10mmである[5]に記載のパターン偏光フィルム。
[7] 領域(B)の幅が1μm~1mmである[5]に記載のパターン偏光フィルム。
[8] [1]~[7]のいずれかに記載のパターン偏光フィルムにおける基材が、1/4波長板機能を有する位相差フィルムであるパターン円偏光板。
[9] [1]~[7]のいずれかに記載のパターン偏光フィルムと、1/4波長板機能を有する位相差フィルムとを有するパターン円偏光板。
[10] 1/4波長板機能を有する位相差フィルムが逆波長分散特性を有する[8]又は[9]に記載のパターン円偏光板。
[11] [1]~[10]のいずれかに記載のパターン偏光フィルムにおける基材が、1/4波長板機能を有する位相差フィルムであるパターン偏光フィルム。
[12] さらに、1/4波長板機能を有する位相差フィルムを有する[1]~[10]の何れか1項に記載のパターン偏光フィルム。
[13] 1/4波長板機能を有する位相差フィルムが逆波長分散特性を有する[11]又は[12]に記載のパターン偏光フィルム。
[14] 基材が、1/2波長板機能を有する位相差フィルムである[12]に記載のパターン偏光フィルム。
[15] さらに、ポジティブCフィルムを有する[11]~[14]のいずれかに記載のパターン偏光フィルム。
【発明の効果】
【0006】
本発明のパターン偏光フィルムによれば、薄く、反射防止特性に優れるパターン円偏光板が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明のパターン偏光フィルムの断面の模式図である
縞状のパターン領域を有する本発明のパターン円偏光板の模式図である。
円状のパターン領域を有する本発明のパターン円偏光板の模式図である。
パターン円偏光板の模式図である。
本発明のパターン偏光フィルムの連続的製造方法(Roll to Roll形式)の要部を表す模式図である
パターン円偏光板の連続的製造方法の要部を示す模式図である。
【0008】
本発明のパターン偏光フィルム(以下、本パターン偏光フィルムということがある。)は、基材と、パターン化した液晶硬化膜との積層体である。ここで、パターン化された液晶硬化膜とは、液晶硬化膜が所望の模様を形成していることを意味する。前記積層体は、基材上で液晶硬化膜が所望の模様を形成しているものである。基材と、前記液晶硬化膜との間には、さらに配向膜が積層されているのが好ましい。すなわち、本パターン偏光フィルムは、好ましくは、基材と、配向膜と、前記液晶硬化膜との積層体である。
【0009】
本明細書における偏光度とは自然光を直線偏光に変換する程度であり、式(11)で定義された0~100%の値を取りうる。この値が100%であれば完全直線偏光であり、100%に近いほど、偏光フィルムから出射する光が選択性の高い偏光となるため優れた偏光フィルムといえる。
偏光度(%)={(T
1
-T
2
)/(T
1
+T
2
)}×100 (11)
(ここでT
1
及びT
2
はそれぞれ、偏光フィルムに直線偏光を入射した際の透過率であり、T
1
は透過軸方向に平行な直線偏光を入射して測定した際の透過率、T
2
は吸収軸方向に平行な直線偏光を入射して測定した際の透過率である。)
【0010】
本明細書における単体透過率とは入射した光をどの程度透過したかを示す値であり、下記式(10)で定義された0~100%の値を取りうる。この値が100%であれば入射光の全ての光を透過し、0%であれば入射光の全ての光を吸収又は反射したということになる。
単体透過率(%)=(T
1
+T
2
)/2 (10)
(T
1
及びT
2
は前記と同じ意味を表す。)
(【0011】以降は省略されています)
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