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公開番号2024173953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024162646,2020149016
出願日2024-09-19,2020-09-04
発明の名称物品供給装置、物品供給システム、ラベル発行方法
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人,個人
主分類G01G 13/18 20060101AFI20241206BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡単な操作で定量の物品を供給可能な装置を提供する。
【解決手段】物品供給装置9は、上方の貯留部41から物品を受け入れる収容部92と、収容部92内に物品を受け入れるための受入口91aと、受入口91aを開放可能に遮蔽する第一遮蔽部と、収容部92に収容された物品を外部に供給する供給口91bと、供給口91bを開放可能に遮蔽する第二遮蔽部と、第一遮蔽部により受入口91aを開放したときに第二遮蔽部により供給口91bを遮蔽し、第一遮蔽部により受入口91aを遮蔽しているときに第二遮蔽部により供給口91bを開放し、物品を供給口91bより外部に供給する操作部と94を有する。
【選択図】図22


特許請求の範囲【請求項1】
上方の貯留部から物品を受け入れる収容部と、
前記収容部内に物品を受け入れるための受入口と、
前記受入口を開放可能に遮蔽する第一遮蔽部と、
前記収容部に収容された物品を外部に供給する供給口と、
前記供給口を開放可能に遮蔽する第二遮蔽部と、
前記第一遮蔽部により前記受入口を開放したときに第二遮蔽部により前記供給口を遮蔽し、前記第一遮蔽部により前記受入口を遮蔽しているときに前記第二遮蔽部により前記供給口を開放し、前記物品を前記供給口より外部に供給する操作部と、を有する、
物品供給装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記貯留部から前記収容部に所定の量の前記物品が収容されたことに応じて、前記第二遮蔽部により前記供給口を開放する、
請求項1記載の物品供給装置。
【請求項3】
前記操作部による操作の実行に応じて、自装置の識別情報を所定の端末に対して送信する通信処理部、をさらに有する、
請求項1又は2記載の物品供給装置。
【請求項4】
前記貯留部、を着脱可能に取り付けるための取付機構、をさらに有する、
請求項1乃至3いずれかの項に記載の物品供給装置。
【請求項5】
前記収容体に前記物品を排出可能に貯留する貯留部の貯留量を検出する貯留量検出部、をさらに有する、
請求項1乃至4いずれかの項に記載の物品供給装置。
【請求項6】
前記操作部の近傍に表示部を備える、
請求項1乃至5いずれかの項に記載の物品供給装置。
【請求項7】
前記収容部に重量検出部を備え、
前記重量検出部が重量安定を判定した場合に、前記第二遮蔽部により前記供給口を開放する、
請求項1乃至6のいずれかの項に記載の物品供給装置。
【請求項8】
物品を供給する物品供給装置と、
供給した前記物品に関するラベルを発行するラベル発行装置と、からなり、
前記物品供給装置は、
前記物品の供給操作を検出すると共に、前記物品の供給回数をカウントする操作検出部と、
前記ラベル発行装置に対し、前記物品供給装置の装置識別情報と共に、前記物品の供給回数に係る情報を送信する識別情報送信部と、を有し、
前記ラベル発行装置は、
前記装置識別情報と、前記物品供給装置が供給する物品に係る情報とを関連付けて記憶する設定情報記憶部と、
前記装置識別情報に基づき、前記設定情報記憶部を参照して、前記物品供給装置が供給した物品を特定する情報処理部と、
前記特定した物品に係る情報と前記物品の供給回数に係る情報とに基づいた販売価格に係る情報を含む前記ラベルを発行する発行部と、を有する、
物品供給システム。
【請求項9】
物品を供給する物品供給装置により物品を供給するステップと、
前記物品の供給回数をカウントするステップと、
前記装置識別情報に基づき、前記装置識別情報と前記物品供給装置が供給する物品に係る情報とを関連付けて記憶する設定情報記憶部を参照して、前記物品供給装置が供給した物品を特定するステップと、
前記特定した物品に係る情報と前記物品の供給回数に係る情報とに基づいた販売価格に係る情報を含む前記ラベルを発行するステップと、を実行する、
ラベル発行方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定量の物品を供給する技術に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すように、商品等の物品を計量して販売するシステムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平6-50740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、物品を貯留させている装置から、定量の物品を計量して取り出す操作は工程が多くなり、顧客には負担である。また、物品によっては計量しないで購入するのが好適なものもある。
【0005】
そこで本発明は、簡単な操作で定量の物品を供給可能な装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る物品供給装置は、上方の貯留部から物品を受け入れる収容部と、前記収容部内に物品を受け入れるための受入口と、前記受入口を開放可能に遮蔽する第一遮蔽部と、前記収容部に収容された物品を外部に供給する供給口と、前記供給口を開放可能に遮蔽する第二遮蔽部と、前記第一遮蔽部により前記受入口を開放したときに第二遮蔽部により前記供給口を遮蔽し、前記第一遮蔽部により前記受入口を遮蔽しているときに前記第二遮蔽部により前記供給口を開放し、前記物品を前記供給口より外部に供給する操作部と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る物品供給装置、及び物品供給装置を備えた物品販売装置を示した外観斜視図である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する貯留部を模式的に示した模式図であり、(a)物品の供給を止めている状態、(b)物品を供給している状態、(c)再び物品の供給を止めている状態、を示す。
計量装置の機能を示した機能ブロック図である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する供給部を示した斜視図であって、(a)物品を収容可能な状態、(b)物品を供給している状態、を示す。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する供給部を示した斜視図であって、(a)物品を収容可能な状態、(b)収容部を回転させている状態、(c)物品を供給している状態、である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する供給部を示した斜視図であって、(a)物品を収容可能な状態、(b)収容部を回転させている状態、(c)物品を供給している状態、である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置の機能を示した機能ブロック図である。
操作検出部の機能を説明するための模式図であり、(a)操作検出部が水平な状態にある様子、(b)操作検出部が所定の角度aだけ傾斜した状態にある様子、(c)操作検出部が所定の角度a+bだけ傾斜した状態にある様子、を示す。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する供給部を示した斜視図であって、(a)物品を収容可能な状態、(b)物品を収容している状態、(c)物品を供給している状態、を示す。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する供給部を示した斜視図である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する供給部を模式的に示した断面図であって、(a)物品を収容可能な状態、(b)物品を供給している状態、を示す。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を構成する供給部を示した斜視図であって、(a)物品を収容可能な状態、(b)物品を収容している状態、(c)物品を供給している状態、である。
ラベル発行装置が備える機能構成を示した図であって、(a)ハードウェア構成、(b)ソフトウェア構成、を示す。
物品マスタに記憶されるデータの一例を示した図である。
ラベル発行装置によって発行されるラベルの一例を示した図であって、(a)マイ容器の場合、(b)店舗容器の場合、を示す。
本発明の実施形態に係る物品販売装置において、第一ユニットU1により顧客に物品が提供される場合に実行される処理の流れを示すシーケンス図である。
ラベル発行装置に表示される、物品としての商品の選択画面の一例である。
ラベル発行装置に表示される、商品ボタンの一覧表示画面の一例である。
ラベル発行装置に表示される、容器選択画面の一例である。
ラベル発行装置に表示される、計量値と販売価格の表示画面の一例である。
本発明の実施形態に係る物品販売装置において、第2ユニットU2により顧客に物品が提供される場合に実行される処理の流れを示すシーケンス図である。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を模式的に示した図である。
電子棚札のディスプレイに表示される画面の一例であって、(a)販売可能な状態、(b)売り切れ状態、を示す。
本発明の実施形態に係る物品供給装置を示した外観斜視図であって、(a)上蓋が閉じている状態、(b)上蓋が開いている状態、を示す。
本発明の実施形態に係る物品販売装置を構成する装置の配置構成の一例を示した外観斜視図である。
本発明の実施形態に係る物品販売装置を構成する装置の配置構成の一例を示した外観斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
●概要
以下、本発明の実施形態に係る物品供給装置、及び物品供給装置を備えた物品販売装置について、図を参照して説明する。
図1に示す本実施形態に係る物品販売装置1は、顧客の操作に応じて商品を量り売りするための装置である。
本実施形態では、商品は例えば、ドライフルーツやナッツ、豆類などの食品である。ただし、量り売りするのが好適な商品であれば、これらの商品に限られることはない。また、本実施形態に係る物品供給装置は、このような例に係る食品を商品として顧客に提供する場合に限らず、店舗側で所定の量の供給を受ける場合にも使用できる。そこで、本実施形態に係る物品供給装置は、商品を含む所定の物品を供給するものとして説明する。
【0009】
●物品販売装置1の構成
物品販売装置1は、第一ユニットU1、第二ユニットU2、及びラベル発行装置8から構成される。
本実施形態では、図1に示すように、第一ユニットU1と第二ユニットU2の間にラベル発行装置8が設置されている。
ラベル発行装置8は、第一ユニットU1と第二ユニットU2の双方からデータを受け付け、当該データに応じたラベルを発行する。また、第一ユニットU1と第二ユニットU2のいずれが使用されるかは、顧客の任意である。そのため、第一ユニットU1又は第二ユニットU2のいずれが使用された場合でも、顧客がアクセスしやすい位置として、第一ユニットU1と第二ユニットU2の間にラベル発行装置8が設置されている。
【0010】
第一ユニットU1、第二ユニットU2、及びラベル発行装置8の構成の詳細は後述するが、ここで簡単に説明しておく。
第一ユニットU1は、任意の量の物品を顧客に提供する一又は複数の物品供給装置2から構成され、任意の量の物品を計量するための計量装置3を備えている。
物品供給装置2は、任意の量の物品の供給操作を行うための操作部を備えている。この物品供給装置2は、操作部による操作に応じて、ラベル発行装置8に対し、物品の供給を行った物品供給装置2を識別する装置識別情報を送信することができる。
また、計量装置3は、物品供給装置2により提供された物品の重量を計り、計量結果をラベル発行装置8に対して送信することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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