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公開番号
2024168363
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084945
出願日
2023-05-23
発明の名称
液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20241128BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】共通供給流路と共通回収流路とを連通する連通路に求められる十分な機能を実現する。
【解決手段】液体を吐出する複数のノズルにそれぞれ通じる複数の圧力室と、複数の圧力室に通じる共通供給流路10と、複数の圧力室に通じる共通回収流路50と、備え、液体は共通供給流路から圧力室を経て共通回収流路に流れ、共通供給流路から共通回収流路へ圧力室を経ずに液体を通す連通路61,62が設けられた液体吐出ヘッドであって、連通路は、複数の圧力室が配置される圧力室エリア60の圧力室並び方向外側に配置されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する複数のノズルにそれぞれ通じる複数の圧力室と、
前記複数の圧力室に通じる共通供給流路と、
前記複数の圧力室に通じる共通回収流路と、備え、
前記液体は、前記共通供給流路から前記圧力室を経て前記共通回収流路に流れ、
前記共通供給流路から前記共通回収流路へ前記圧力室を経ずに前記液体を通す連通路が設けられた液体吐出ヘッドであって、
前記連通路は、前記複数の圧力室が配置される圧力室エリアの圧力室並び方向外側に配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通供給流路は、前記圧力室並び方向一端側外方に配置される入口流路部と、前記圧力室並び方向他端側外方に配置される供給流路端部とを備え、
前記共通回収流路は、前記圧力室並び方向他端側外方に配置される排出流路部と、前記圧力室並び方向一端側外方に配置される回収流路端部とを備え、
前記連通路は、前記入口流路部と前記回収流路端部とを連通する連通路、及び、前記供給流路端部と前記排出流路部とを連通する連通路のうちの少なくとも一方を含むことを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項3】
請求項2の液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通供給流路は、前記入口流路部と前記供給流路端部との間に、前記入口流路部から分岐して前記供給流路端部へ合流する複数の分岐流路部を備え、前記複数の分岐流路部が前記複数の圧力室に通じるように構成されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通回収流路の一部は、前記共通供給流路の上方に配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項5】
請求項4に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通回収流路の他部は、前記共通供給流路と同じ高さであって、前記ノズルに近い側又は前記ノズルから遠い側に配置される流路部分を含むことを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項6】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通供給流路の一部は、前記共通回収流路の上方に配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項7】
請求項6に記載の液体吐出ヘッドにおいて、
前記共通供給流路の他部は、前記共通回収流路と同じ高さであって、前記ノズルに近い側又は前記ノズルから遠い側に配置される流路部分を含むことを特徴とする液体吐出ヘッド。
【請求項8】
請求項1乃至3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする液体吐出ユニット。
【請求項9】
請求項1乃至3のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを含むことを特徴とする液体を吐出する装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液体を吐出する複数のノズルにそれぞれ通じる複数の圧力室と、複数の圧力室に通じる共通供給流路と、複数の圧力室に通じる共通回収流路と備え、液体は共通供給流路から圧力室を経て共通回収流路に流れ、共通供給流路から共通回収流路へ圧力室を経ずに液体を通す連通路が設けられた液体吐出ヘッドが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ノズル面を鉛直方向下方に向くように配置され、液体が共通供給流路から圧力室を経て共通回収流路に流れるフロースルー型ヘッド(循環型の液体吐出ヘッド)が開示されている。この液体吐出ヘッドでは、共通回収流路の一部を共通供給流路の上方に配置するとともに、共通供給流路の天面から共通回収流路に通じる連通路を設けている。これにより、共通供給流路内の気泡が浮力により連通路を介して共通回収流路へ排出される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の液体吐出ヘッドにおいては、連通路に求められる十分な機能を実現することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、液体を吐出する複数のノズルにそれぞれ通じる複数の圧力室と、前記複数の圧力室に通じる共通供給流路と、前記複数の圧力室に通じる共通回収流路と、備え、前記液体は、前記共通供給流路から前記圧力室を経て前記共通回収流路に流れ、前記共通供給流路から前記共通回収流路へ前記圧力室を経ずに前記液体を通す連通路が設けられた液体吐出ヘッドであって、前記連通路は、前記複数の圧力室が配置される圧力室エリアの圧力室並び方向外側に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、共通供給流路から共通回収流路へ圧力室を経ずに液体を通す連通路に求められる十分な機能を実現することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る液体吐出ヘッドの外観斜視説明図。
同液体吐出ヘッドにおけるヘッド長手方向(ノズル配列方向)と直交するヘッド短手方向(圧力室長手方向)の断面説明図。
同液体吐出ヘッドにおける1つのノズルに対応する部分を拡大したヘッド短手方向の拡大断面説明図。
同液体吐出ヘッドにおける1つのノズル列に沿ったヘッド長手方向の部分断面説明図。
同液体吐出ヘッドにおける共通流路部材の符号A-A'断面における断面説明図。
同共通流路部材をノズル板1側(下側)から見たときの透視説明図。
同共通流路部材の符号B-B'断面における断面説明図。
共通回収流路の一部が共通供給流路の上方に配置されている構成例(実施形態3)を示すヘッド短手方向の拡大断面説明図。
実施形態2における共通流路部材の符号C-C'断面における断面説明図。
同共通流路部材をノズル板1側(下側)から見たときの透視説明図。
同共通流路部材の符号D-D'断面における断面説明図。
実施形態3における共通流路部材の符号E-E'断面における断面説明図。
同共通流路部材をノズル板1側(下側)から見たときの透視説明図。
同共通流路部材の符号F-F'断面における断面説明図。
本発明に係る液体を吐出する装置の一例の概略説明図である。
同装置のヘッドユニットの一例の平面説明図である。
液体循環装置の一例のブロック説明図である。
本発明に係る液体を吐出する装置の他の例の要部平面説明図である。
同装置の要部側面説明図である。
本発明に係る液体吐出ユニットの他の例の要部平面説明図である。
本発明に係る液体吐出ユニットの更に他の例の正面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0009】
〔実施形態1〕
まず、本発明の一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。
図1は、実施形態1に係る液体吐出ヘッド100の外観斜視説明図である。
図2は、実施形態1の液体吐出ヘッド100におけるヘッド長手方向(ノズル配列方向)と直交するヘッド短手方向(圧力室長手方向)の断面説明図である。
図3は、実施形態1の液体吐出ヘッド100における1つのノズル4に対応する部分を拡大したヘッド短手方向の拡大断面説明図である。
図4は、実施形態1の液体吐出ヘッド100における1つのノズル列に沿ったヘッド長手方向の部分断面説明図である。
【0010】
液体吐出ヘッド100は、ノズル板1と、流路板2と、振動板3とを積層接合している。そして、振動板3を変位させる圧電アクチュエータ11と、共通流路部材20と、カバー29とを備えている。なお、以下の説明では、ヘッド長手方向をX方向、ヘッド短手方向をY方向、ヘッド高さ方向(ノズル面の法線方向)をZ方向とする。
(【0011】以降は省略されています)
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