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公開番号2024168311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084868
出願日2023-05-23
発明の名称開口部装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 9/04 20060101AFI20241128BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】意匠性を向上できる開口部装置を提供すること。
【解決手段】開口部装置1は、建物躯体100に設けられた開口部110の室外側X1に配置され横方向にスライド移動可能な戸体30を備え、戸体30は、上部において吊られる吊り構造5により吊られた状態で横方向に移動可能であると共に、回転することで開閉可能な複数のパネル部材33を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
建物躯体に設けられた開口部の室外側に配置され横方向にスライド移動可能な戸体を備え、
前記戸体は、上部において吊られる吊り構造により吊られた状態で横方向に移動可能であると共に、回転することで開閉可能な複数のパネル部材を有する、開口部装置。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記複数のパネル部材は、上下方向に延びると共に横方向に並んで配置され、
前記パネル部材の回転軸は、上下方向に延びる、請求項１に記載の開口部装置。
【請求項３】
前記戸体の横方向の移動を前記戸体の下部においてガイドする下部ガイド部を備え、
前記下部ガイド部は、前記戸体の下部の背面に配置され横方向に延びる戸体側下部ガイドレールと、前記建物躯体に配置され前記戸体側下部ガイドレールの移動をガイドすると共に横方向の長さが前記戸体側下部ガイドレールの横方向の長さよりも短く形成される建物躯体側ガイド部材と、を有する、請求項１又は２に記載の開口部装置。
【請求項４】
前記開口部に設けられる建具を備える、請求項１又は２に記載の開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、開口部装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、建物躯体に設けられた開口部の室外側に配置され左右方向（横方向）にスライド移動可能な戸体を備える開口部装置が知られている（例えば、特許文献１参照）。特許文献１に記載の開口部装置において、スライド移動可能な戸体の下部をガイドするために、建物躯体側には、左右方向（横方向）に延びる下部ガイドレールが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００６－１３２２５４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
スライド移動可能な戸体の下部をガイドするために、建物躯体側に左右方向（横方向）に延びる下部ガイドレールが設けられる構成においては、左右方向（横方向）に延びる下部ガイドレールが外部から視認されるため、意匠性を向上できる余地がある。
【０００５】
本開示は、意匠性を向上できる開口部装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示は、建物躯体に設けられた開口部の室外側に配置され横方向にスライド移動可能な戸体を備え、前記戸体は、上部において吊られる吊り構造により吊られた状態で横方向に移動可能であると共に、回転することで開閉可能な複数のパネル部材を有する、開口部装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１実施形態の雨戸装置において、雨戸が閉位置に位置した状態を示す図である。
雨戸が開位置にスライド移動した状態を示す図である。
雨戸に設けられた複数の羽根が開閉する状態を示す図である。
第１実施形態の雨戸装置の縦断面図である。
第１実施形態の雨戸装置の横断面図である。
雨戸の羽根板が閉鎖位置に位置した状態を示す図である。
雨戸の羽根板が開放位置に位置した状態を示す図である。
上吊り構造の縦断面図である。
下部ガイド部の縦断面である。
第２実施形態の雨戸装置の縦断面図である。
第２実施形態の雨戸装置の横断面図である。
第３実施形態であって、雨戸が電動で開閉駆動される上吊り構造を示す図である。
第３実施形態において、雨戸が電動で開閉駆動される上吊り構造において、モータ周辺の駆動部分を主に示す図である。
第４実施形態であって、雨戸の羽根板が電動で開閉駆動される構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の第１実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、図面において、窓部２の室外側を「室外側Ｘ１」とし、窓部２の室内側を「室内側Ｘ２」とする。また、窓部２を正面から見た場合の横方向（幅方向）を「左右方向」という場合がある。
【０００９】
図１～図３に示すように、本開示の雨戸装置１（開口部装置）は、左右方向（横方向）にスライド移動可能な３枚の障子２２，２３，２３を有する窓部２（建具）と、雨戸部３と、を備える。雨戸装置１（開口部装置）の上部には、庇（ひさし）４が設けられる。窓部２は、建物躯体１００の開口部１１０に取り付けられた矩形の窓枠２１の内側に、３枚の障子２２，２３，２３が左右方向にスライド移動可能に納められたスライド窓である。窓部２は、建物躯体１００の開口部１１０に設けられる。
【００１０】
図４及び図５に示すように、３枚の障子２２，２３，２３は、閉位置に位置する場合に、開口部１１０の左右方向の中央において室外側Ｘ１に配置される１枚の外障子２２と、開口部１１０の左右方向の両端部側において室内側Ｘ２に配置される２枚の内障子２３，２３と、を有する。２枚の内障子２３，２３それぞれの室外側Ｘ１には、網戸２５が左右方向にスライド移動可能に納められている。
（【００１１】以降は省略されています）

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