TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024167590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083772
出願日2023-05-22
発明の名称コネクタユニット
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 24/00 20110101AFI20241127BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタ同士の複数の接続形態に対応したコネクタユニットを提供する。
【解決手段】コネクタユニット1では、オスハウジング12は、中心軸がオス端子11のタブ部11aの突出方向に沿う筒状で、タブ部11aの先端面11dと2つの側端面の一方とを少なくとも、外方に露出させる第1開口部13を有し、メスハウジング22は、中心軸がタブ部11aの突出方向に沿う筒状で、メス端子21挟持部21aの少なくとも一部を外方に露出させる第2開口部23を有する。第1開口部13と第2開口部23とは、タブ部11aと挟持部21aとが、タブ部11aの突出方向に沿った第1接続方向で接続される場合と、タブ部11aの突出方向及び厚み方向の双方に対して垂直な幅方向に沿った第2接続方向で接続される場合とで、互いに嵌合する形状を有する。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
オス端子及び当該オス端子を収容するオスハウジングを含むオスコネクタと、メス端子及び当該メス端子を収容するメスハウジングを含むメスコネクタとを備えるコネクタユニットであって、
前記オス端子は、一方向に突出するタブ部を有し、
前記メス端子は、一方向に突出して前記タブ部を当該タブ部の厚み方向で挟み込む挟持部を有し、
前記オスハウジングは、中心軸が前記タブ部の突出方向に沿う筒状で、前記タブ部の先端面と2つの側端面の一方とを少なくとも、外方に露出させる第1開口部を有し、
前記メスハウジングは、中心軸が前記タブ部の前記突出方向に沿う筒状で、前記挟持部の開口端と挟み込み空間の一部とを少なくとも、外方に露出させる第2開口部を有し、
前記第1開口部と前記第2開口部とは、前記タブ部と前記挟持部とが、前記タブ部の前記突出方向に沿った第1接続方向で接続される場合と、前記タブ部の前記突出方向及び前記厚み方向の双方に対して垂直な幅方向に沿った第2接続方向で接続される場合とで、互いに嵌合する形状を有する、コネクタユニット。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第1開口部の横断面及び前記第2開口部の横断面は、それぞれ矩形環状である、請求項1に記載のコネクタユニット。
【請求項3】
前記第1開口部は、前記タブ部の2つの前記側端面の他方と対向し、前記タブ部の前記突出方向に沿って突出する突出板部を有し、
前記第2開口部は、前記挟持部の前記挟み込み空間の側部と対向する切り欠き部を有し、
前記第2開口部が前記第1接続方向で前記第1開口部と嵌合したとき、前記突出板部は、前記切り欠き部を覆い、
前記第2開口部が前記第2接続方向で前記第1開口部と嵌合したとき、前記タブ部は、前記切り欠き部を通過して前記第2開口部の内部に進入し、前記突出板部は、前記第2開口部における前記挟持部の前記突出方向と垂直な開口領域を覆う、請求項2に記載のコネクタユニット。
【請求項4】
前記第1開口部は、前記タブ部の前記厚み方向視で、前記タブ部の前記突出方向に対して45°傾斜した方向に開口する第1開口枠を有し、
前記第2開口部は、前記挟持部の挟み込み方向視で、前記挟持部の前記突出方向に対して45°傾斜した方向に開口する第2開口枠を有する、請求項1又は2に記載のコネクタユニット。
【請求項5】
前記第2開口部は、
前記挟持部の挟み込み空間の側部と対向する切り欠き部と、
前記第2開口部が前記第1接続方向で前記第1開口部と嵌合したときに前記切り欠き部を覆う位置と、前記第2開口部が前記第2接続方向で前記第1開口部と嵌合したときに前記挟持部の前記突出方向と垂直な開口領域を覆う位置とで着脱自在であるカバーと、を有し、
前記第2開口部が前記第2接続方向で前記第1開口部と嵌合したとき、前記タブ部は、前記切り欠き部を通過して前記第2開口部の内部に進入する、請求項2に記載のコネクタユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタユニットに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、オス端子を有するオスコネクタと、メス端子を有するメスコネクタとを接続させるコネクタユニットがある。特許文献1は、オスハウジングの内部にタブ状のオス端子を有するオスコネクタと、メスハウジングの内部にオス端子を挟み込む形状のメス端子を有するメスコネクタとを備えるコネクタユニットに関する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-34951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のコネクタユニットでは、オスコネクタにおけるオス端子の突出方向と、メスコネクタにおけるメス端子の突出方向とが、オスコネクタとメスコネクタとの接続方向である一方向に沿う。ここで、オス端子の突出方向が予め一方向に規定されているオスコネクタにメスコネクタが接続される場合を想定すると、形状に関するメスコネクタの種類としては、以下の2つが挙げられる。第1の種類は、オスコネクタに接続されたときにオス端子の突出方向に対して180°になる方向から延伸してきた電線をメス端子に連結させているような、いわゆる直列型のメスコネクタである。一方、第2の種類は、オスコネクタに接続されたときにオス端子の突出方向に対して90°になる方向から延伸してきた電線をメス端子に連結させているような、いわゆるL字型のメスコネクタである。つまり、設置時の姿勢が共通するオスコネクタへの接続方向が一方向に規定されていたとしても、電線の配索方向が異なる接続形態ごとに対応した複数種類のメスコネクタを予め準備する必要がある。メスコネクタの種類が複数存在するということは、種類ごとに専用部品を要し、結果として部品点数の増加による製造コストの上昇等が懸念される。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、コネクタ同士の複数の接続形態に対応したコネクタユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、オス端子及びオス端子を収容するオスハウジングを含むオスコネクタと、メス端子及びメス端子を収容するメスハウジングを含むメスコネクタとを備えるコネクタユニットであって、オス端子は、一方向に突出するタブ部を有し、メス端子は、一方向に突出してタブ部をタブ部の厚み方向で挟み込む挟持部を有し、オスハウジングは、中心軸がタブ部の突出方向に沿う筒状で、タブ部の先端面と2つの側端面の一方とを少なくとも、外方に露出させる第1開口部を有し、メスハウジングは、中心軸がタブ部の突出方向に沿う筒状で、挟持部の開口端と挟み込み空間の一部とを少なくとも、外方に露出させる第2開口部を有し、第1開口部と第2開口部とは、タブ部と挟持部とが、タブ部の突出方向に沿った第1接続方向で接続される場合と、タブ部の突出方向及び厚み方向の双方に対して垂直な幅方向に沿った第2接続方向で接続される場合とで、互いに嵌合する形状を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コネクタ同士の複数の接続形態に対応したコネクタユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るコネクタユニットでのオスコネクタの斜視図である。
第1実施形態に係るコネクタユニットでのメスコネクタの斜視図である。
第1実施形態における第1接続形態での接続開始状態を示す図である。
第1実施形態における第1接続形態での接続完了状態を示す図である。
第1実施形態における第2接続形態での接続開始状態を示す図である。
第1実施形態における第2接続形態での接続完了状態を示す図である。
第2実施形態に係るコネクタユニットでのオスコネクタの斜視図である。
第2実施形態に係るコネクタユニットでのメスコネクタの斜視図である。
第2実施形態における第1接続形態での接続開始状態を示す図である。
第2実施形態における第1接続形態での接続完了状態を示す図である。
第2実施形態における第2接続形態での接続開始状態を示す図である。
第2実施形態における第2接続形態での接続完了状態を示す図である。
第3実施形態に係るコネクタユニットでのオスコネクタの斜視図である。
第3実施形態に係るコネクタユニットでのメスコネクタの斜視図である。
第3実施形態における第1接続形態での接続開始状態を示す図である。
第3実施形態における第1接続形態での接続完了状態を示す図である。
第3実施形態における第2接続形態での接続開始状態を示す図である。
第3実施形態における第2接続形態での接続完了状態を示す図である。
他の実施形態におけるメス端子の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて各実施形態に係るコネクタユニットについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るコネクタユニット1(図3A参照)が備えるオスコネクタ10の斜視図である。図2は、コネクタユニット1が備えるメスコネクタ20の斜視図である。コネクタユニット1は、例えば、電気自動車に用いられる高電圧コネクタであり、互いに接続されるオスコネクタ10とメスコネクタ20とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

矢崎総業株式会社
端子
17日前
矢崎総業株式会社
配線板
15日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
17日前
矢崎総業株式会社
接続端子
24日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
接続端子
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
保持装置
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
接続端子
24日前
矢崎総業株式会社
放熱構造
22日前
矢崎総業株式会社
スペーサ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
9日前
矢崎総業株式会社
接続端子
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
表示装置
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
1か月前
矢崎総業株式会社
伝熱部材
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
電線ホルダ
1か月前
矢崎総業株式会社
電流センサ
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
続きを見る