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公開番号
2024165736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082204
出願日
2023-05-18
発明の名称
タッチ検出装置、及びタッチスイッチ
出願人
株式会社東海理化電機製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/0488 20220101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザが意図したなぞり操作を検出できるタッチ検出装置、及びタッチスイッチを提供する。
【解決手段】タッチ検出装置6は、検知面2に載置された人体の一部を検知面2に沿って動かすなぞり操作を含むタッチ操作を、タッチ操作によって特性が変化する検出部3の検出信号Saに基づいて判定する判定部9を備える。算出部20は、なぞり操作時の検出信号Saから得られるなぞり方向ベクトルBkの一方の成分である第1方向成分B1の第1操作速度Vyと、なぞり方向ベクトルBkの他方の成分である第2方向成分B2の第2操作速度Vxと、を算出する。判定部9は、第1操作速度Vy及び第2操作速度Vxに基づいて第1方向成分B1及び第2方向成分B2を取得して、なぞり操作を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検知面に載置された人体の一部を前記検知面に沿って動かすなぞり操作を含むタッチ操作を、前記タッチ操作によって特性が変化する検出部の検出信号に基づいて判定する判定部と、
なぞり操作時の前記検出信号から得られるなぞり方向ベクトルの一方の成分である第1方向成分の第1操作速度と、前記なぞり方向ベクトルの他方の成分である第2方向成分の第2操作速度と、を算出する算出部と、を備え、
前記判定部は、前記第1操作速度及び前記第2操作速度に基づいて前記第1方向成分及び前記第2方向成分を取得して、前記なぞり操作を判定する、タッチ検出装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記第1方向成分及び前記第2方向成分のうち、操作速度が速度閾値以上となった成分を優先して取得する、請求項1に記載のタッチ検出装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記第1方向成分及び前記第2方向成分のうち、一方の成分の前記操作速度が前記速度閾値以上となった場合、他方の成分をキャンセルすることにより、前記操作速度が前記速度閾値以上となった成分のみ取得する、請求項2に記載のタッチ検出装置。
【請求項4】
前記判定部による前記なぞり操作の判定は、前記第1方向成分及び前記第2方向成分の各々の移動量を操作判定閾値と比較し、前記操作判定閾値以上となる成分が検出された場合に、その成分の方向に操作が行われたと判定する処理であり、
前記判定部は、前記第1方向成分及び前記第2方向成分のうち、一方の成分の前記操作速度が前記速度閾値以上となった場合、他方の成分の前記操作判定閾値を高い値に変更する、請求項2に記載のタッチ検出装置。
【請求項5】
前記検知面への前記タッチ操作に基づいて表示が切り替えられるディスプレイを制御する表示制御装置に、前記判定部の判定結果を出力する出力部を備え、
前記表示制御装置は、前記第1方向成分に対応する方向への表示切り替えと、前記第2方向成分に対応する方向への表示切り替えと、が可能な選択画面が前記ディスプレイに表示されている場合に、前記出力部から得た前記判定結果に基づいて前記ディスプレイの表示切り替えを実行する、請求項1に記載のタッチ検出装置。
【請求項6】
検知面への人体の一部のタッチ操作によって特性が変化する検出部と、前記人体の一部を前記検知面に沿って動かすなぞり操作を含むタッチ操作を、前記検出部の検出信号に基づいて判定する判定部と、を備えるタッチスイッチであって、
なぞり操作時の前記検出信号から得られるなぞり方向ベクトルの一方の成分である第1方向成分の第1操作速度と、前記なぞり方向ベクトルの他方の成分である第2方向成分の第2操作速度と、を算出する算出部を備え、
前記判定部は、前記第1操作速度及び前記第2操作速度に基づいて前記第1方向成分及び前記第2方向成分を取得して、前記なぞり操作を判定する、タッチスイッチ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タッチ操作を検出するタッチ検出装置、及びタッチスイッチに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、車両のステアリングホイールに設けられたタッチパッドへのなぞり操作によって、車載された表示装置の画面を操作する操作装置が周知である。このように、操作装置は、表示装置とは離れて配置されたタッチパッドで表示装置を遠隔操作する遠隔操作システムに使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-160789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザがタッチパッドでなぞり操作を行う場合、例えば、タッチパッドで指を縦方向や横方向に真っ直ぐ操作したつもりでも、実際には指が斜め方向を向いていることがある。このとき、例えばタッチパッドに対して指で大きくかつ速いなぞり操作が行われた場合、縦方向及び横方向のうちユーザが意図しない方向にも大きく操作される。そのため、ユーザが意図しない方向になぞり操作が検出される可能性があった。よって、ユーザの操作意図を的確に検出できる技術の開発が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するタッチ検出装置は、検知面に載置された人体の一部を前記検知面に沿って動かすなぞり操作を含むタッチ操作を、前記タッチ操作によって特性が変化する検出部の検出信号に基づいて判定する判定部と、なぞり操作時の前記検出信号から得られるなぞり方向ベクトルの一方の成分である第1方向成分の第1操作速度と、前記なぞり方向ベクトルの他方の成分である第2方向成分の第2操作速度と、を算出する算出部と、を備え、前記判定部は、前記第1操作速度及び前記第2操作速度に基づいて前記第1方向成分及び前記第2方向成分を取得して、前記なぞり操作を判定する。
【0006】
前記課題を解決するタッチスイッチは、検知面への人体の一部のタッチ操作によって特性が変化する検出部と、前記人体の一部を前記検知面に沿って動かすなぞり操作を含むタッチ操作を、前記検出部の検出信号に基づいて判定する判定部と、を備える構成であって、なぞり操作時の前記検出信号から得られるなぞり方向ベクトルの一方の成分である第1方向成分の第1操作速度と、前記なぞり方向ベクトルの他方の成分である第2方向成分の第2操作速度と、を算出する算出部を備え、前記判定部は、前記第1操作速度及び前記第2操作速度に基づいて前記第1方向成分及び前記第2方向成分を取得して、前記なぞり操作を判定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、ユーザが意図したなぞり操作を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係るタッチ検出装置の構成図である。
ディスプレイの縦スクロールの概要を示す説明図である。
ディスプレイの横スクロールの概要を示す説明図である。
(a)は、検知面に対するなぞり操作の概要図であり、(b)は、なぞり方向ベクトルの各成分を示す座標平面図である。
斜め方向になったなぞり操作を示す説明図である。
なぞり方向ベクトルの各成分の取り扱い方を示す座標平面図である。
別例に係るなぞり操作の判定の仕方を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態を説明する。
(タッチスイッチ1)
図1に示すように、タッチスイッチ1は、例えば、ユーザによってタッチ操作される検知面2と、検知面2へのタッチ操作を検出する検出部3と、を備える。タッチスイッチ1は、例えば、車両のステアリングホイールに設けられている。この場合、タッチスイッチ1は、ステアリングホイールからの入力操作を可能とするステアリングスイッチである。タッチスイッチ1は、例えば、ユーザがステアリングホイールを把持しながらタッチ操作される。
【0010】
タッチスイッチ1で検出されるタッチ操作は、例えば、検知面2に載置された人体の一部(例えば、指)を検知面2に沿って動かす「なぞり操作」である。なお、タッチ操作は、なぞり操作に限らず、例えば、指をタッチして直ぐに離すタップ操作、指をタッチしたまま暫く静止する長押し操作、指を一定方向に短く動かすスワイプ操作を含んでもよい。また、タッチ操作は、2本以上の指を広げたり摘まんだりするピンチ操作、2本以上の指を回す回転操作、2本以上の指を広げるストレッチ操作を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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