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公開番号2024165385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081535
出願日2023-05-17
発明の名称充電コネクタ
出願人河村電器産業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20241121BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電ケーブルのねじれを解消することができ、かつあらゆる充電設備において適用可能である充電コネクタを提供する。
【解決手段】バッテリーからの電力を用いて動作する移動体に搭載された当該バッテリーの充電に用いられる充電コネクタ100であって、当該バッテリーに接続される第1コネクタ20と、充電ケーブル40を介して充電設備に接続される第2コネクタ30と、を備え、第1コネクタ20は円形の第1接点部21を有し、第2コネクタ30は、第1接点部21と接続可能な円形の第2接点部31を有し、第2コネクタ30は、第1接点部21と第2接点部31とが接続されていない状態において、第2接点部31の中心を回転軸として、第1コネクタ20に対して回転可能に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリーからの電力を用いて動作する移動体に搭載された前記バッテリーの充電に用いられる充電コネクタであって、
前記バッテリーに接続される第1コネクタと、
充電ケーブルを介して充電設備に接続される第2コネクタと、を備え、
前記第1コネクタは、円形の第1接点部を有し、
前記第2コネクタは、前記第1接点部と接続可能な円形の第2接点部を有し、
前記第2コネクタは、前記第1接点部と前記第2接点部とが接続されていない状態において、前記第2接点部の中心を回転軸として、前記第1コネクタに対して回転可能に設けられている、充電コネクタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1コネクタは、同心円状に設けられた複数の前記第1接点部を有し、
前記第2コネクタは、複数の前記第1接点部にそれぞれ対応する、同心円状に設けられた複数の前記第2接点部を有する、請求項1に記載の充電コネクタ。
【請求項3】
前記回転軸は、前記移動体に対する前記充電コネクタの挿入方向に沿って延在しており、
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの少なくとも一方は、前記回転軸の軸方向に沿って移動可能に設けられている、請求項1または請求項2に記載の充電コネクタ。
【請求項4】
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの少なくとも一方には、前記軸方向に沿って前記第1コネクタと前記第2コネクタとが互いに離れる方向へ付勢する付勢部材が設けられている、請求項3に記載の充電コネクタ。
【請求項5】
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの少なくとも一方は、前記軸方向に沿って延在するガイド部を有する、請求項3に記載の充電コネクタ。
【請求項6】
前記第1コネクタは、前記第2コネクタ側に突出する突起を有し、
前記第2コネクタには、前記突起が挿入可能な孔が形成され、
前記第1接点部と前記第2接点部とが接続された状態において、前記突起が前記孔に挿入される、請求項1または請求項2に記載の充電コネクタ。
【請求項7】
前記充電コネクタは、さらに、
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの少なくとも一方の前記軸方向に沿った移動を制御するロック部を有する、請求項3に記載の充電コネクタ。
【請求項8】
前記ロック部は、前記軸方向に直交する面に沿って突出する係合部を有し、
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの少なくとも一方は、前記軸方向に直交する面に沿って突出する凸部を有し、
前記第1接点部と前記第2接点部とが接続されている状態において、前記係合部の前記充電設備側の面と、前記凸部の前記移動体側の面とが当接する、請求項7に記載の充電コネクタ。
【請求項9】
前記ロック部は、前記軸方向に直交する面に平行して延在する軸部を有し、
前記ロック部は、前記係合部が前記凸部から離れる方向へ前記軸部を中心に回転可能である、請求項8に記載の充電コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電コネクタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バッテリーが搭載された電気自動車などの移動体が知られている。そして、このようなバッテリーの充電に用いられる充電器に関する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、充電ケーブルのねじれを解消するため、外部電源側に接続される第一導線と、車両側に接続される第二導線とが、回転接点を介して回転自在に接続される充電ケーブルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-1530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の充電ケーブルでは、車両とコンセントとの接続状態、漏電の有無、および断線の有無などの検知が行われるコントロールボックス内に、回転接点が設けられている。このため、コントロールボックスを備えていない充電設備においては、特許文献1に記載の充電ケーブルを用いることができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る充電コネクタは、
バッテリーからの電力を用いて動作する移動体に搭載された前記バッテリーの充電に用いられる充電コネクタであって、
前記バッテリーに接続される第1コネクタと、
充電ケーブルを介して充電設備に接続される第2コネクタと、を備え、
前記第1コネクタは、円形の第1接点部を有し、
前記第2コネクタは、前記第1接点部と接続可能な円形の第2接点部を有し、
前記第2コネクタは、前記第1接点部と前記第2接点部とが接続されていない状態において、前記第2接点部の中心を回転軸として、前記第1コネクタに対して回転可能に設けられている。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、充電ケーブルのねじれを解消することができ、かつあらゆる充電設備において適用可能である充電コネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の実施形態に係る充電コネクタの構成を示す斜視図である。
図2は、図1に示す第1コネクタの詳細な構成を示す斜視図である。
図3は、図2に示すIII-III線断面図である。
図4は、図1に示す第2コネクタの詳細な構成を示す斜視図である。
図5は、図4に示すV-V線断面図である。
図6は、本開示の実施形態に係る充電コネクタが非充電状態である場合における、第1コネクタと第2コネクタとの位置関係を示す図である。
図7は、本開示の実施形態に係る充電コネクタの充電可能状態を示す斜視図である。
図8は、第1コネクタの突起と、第2コネクタの孔との位置関係の一例を示す斜視図である。
図9は、第1コネクタの突起と、第2コネクタの孔との位置関係の他の一例を示す斜視図である。
図10は、本開示の実施形態に係る充電コネクタにおいて、第2コネクタの孔に第1コネクタの突起が挿入された状態における第1接点部と第2接点部との位置関係を示す断面図である。
図11は、本開示の実施形態に係る充電コネクタの充電可能状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の充電コネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0009】
以下の説明では、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」および「下」という語句を用いることがあるが、これらの方向は、説明の便宜上、設定された相対的な方向である。各図において、「F」が「前」であり、「B」が「後」であり、「L」が「左」であり、「R」が「右」であり、「U」が「上」であり、「D」が「下」である。
【0010】
[全体構成]
図1は、本開示の実施形態に係る充電コネクタ100の構成を示す斜視図である。充電コネクタ100は、バッテリーからの電力を用いて動作する電気自動車、電動航空機または電動カートなどの移動体に搭載された当該バッテリーの充電に用いられる。充電コネクタ100は、図1に示すように、本体部10と、本体部10の内部に設けられた第1コネクタ20と、本体部10の内部に設けられた第2コネクタ30と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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