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公開番号2024164790
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-27
出願番号2023197113
出願日2023-11-21
発明の名称光導波路装置及び光導波路装置の製造方法
出願人新光電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 6/125 20060101AFI20241120BHJP(光学)
要約【課題】異物の混入を抑制することができる光導波路装置及び光導波路装置の製造方法を提供する。
【解決手段】光導波路装置は、光導波路基板と、シリコン導波路を備え、前記光導波路基板に実装された光半導体素子と、を有し、前記光導波路基板は、基板と、前記基板の上に形成された第1クラッド層と、前記第1クラッド層の上に形成された第1コア層と、前記第1クラッド層及び前記第1コア層の上に形成された第2クラッド層と、を有し、前記シリコン導波路は、前記第1コア層に光結合した第2コア層を有し、前記光半導体素子は、前記第2クラッド層により前記基板に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光導波路基板と、
シリコン導波路を備え、前記光導波路基板に実装された光半導体素子と、
を有し、
前記光導波路基板は、
基板と、
前記基板の上に形成された第1クラッド層と、
前記第1クラッド層の上に形成された第1コア層と、
前記第1クラッド層及び前記第1コア層の上に形成された第2クラッド層と、
を有し、
前記シリコン導波路は、前記第1コア層に光結合した第2コア層を有し、
前記光半導体素子は、前記第2クラッド層により前記基板に固定されている光導波路装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第2クラッド層は、エポキシ樹脂又はポリイミド樹脂を含有する請求項1に記載の光導波路装置。
【請求項3】
前記第1コア層と前記第2コア層とは、互いに離れている請求項1又は2に記載の光導波路装置。
【請求項4】
前記光半導体素子は、
第1側面と、
前記第1側面に連なる第2側面と、
前記第2側面と反対側で前記第1側面に連なる第3側面と、
を有し、
前記第2クラッド層は、
前記第1側面に接触する第1面と、
前記第2側面に接触する第2面と、
前記第3側面に接触する第3面と、
を有する請求項1又は2に記載の光導波路装置。
【請求項5】
基板の上に第1クラッド層を形成する工程と、
前記第1クラッド層の上に第1コア層を形成する工程と、
前記第1クラッド層及び前記第1コア層の上に未硬化の感光性樹脂層を形成する工程と、
第2コア層を有するシリコン導波路を備えた光半導体素子を、前記第2コア層が前記第1コア層に対向するように前記感光性樹脂層に押し込み、前記第2コア層を前記第1コア層に光結合させる工程と、
前記光半導体素子を前記感光性樹脂層に押し込む工程の後、前記感光性樹脂層を硬化させて前記感光性樹脂層から第2クラッド層を得る工程と、
を有し、
前記光半導体素子は、前記第2クラッド層により前記基板に固定される光導波路装置の製造方法。
【請求項6】
前記感光性樹脂層を形成する工程と前記光半導体素子を前記感光性樹脂層に押し込む工程との間に、前記感光性樹脂層の一部を硬化して、前記第1コア層の延在方向の一方側部分を覆う未硬化の第1領域と、前記第1コア層の延在方向の他方側部分を覆う硬化した第2領域とを前記感光性樹脂層に形成する工程を有し、
前記光半導体素子を前記感光性樹脂層に押し込む工程において、前記光半導体素子を前記第1領域に押し込むことを特徴とする請求項5に記載の光導波路装置の製造方法。
【請求項7】
前記光半導体素子は、
第1側面と、
前記第1側面に連なる第2側面と、
前記第2側面と反対側で前記第1側面に連なる第3側面と、
を有し、
前記第2領域は、前記第1側面、前記第2側面及び前記第3側面を案内する壁面を有する請求項6に記載の光導波路装置の製造方法。
【請求項8】
前記感光性樹脂層は、エポキシ樹脂又はポリイミド樹脂を含有する請求項5又は6に記載の光導波路装置の製造方法。
【請求項9】
前記第2コア層は、前記第1コア層から離れて配置される請求項5又は6に記載の光導波路装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光導波路装置及び光導波路装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
情報化社会の発展による伝送データの高速大容量化に伴い、電気信号の伝達速度の限界を補うために、高速部分を光信号で伝達するための光導波路が開発されている。
【0003】
光導波路を含む光導波路装置においては、光導波路基板に含まれるポリマー導波路のコア層と、光半導体素子に含まれるシリコン導波路のコア層とが光結合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-200333号公報
国際公開第2018/168783号
特開2014-81586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の光導波路装置においては、光導波路基板に含まれるポリマー導波路のコア層と、光半導体素子に含まれるシリコン導波路のコア層との間に異物が混入するおそれがある。
【0006】
本開示は、異物の混入を抑制することができる光導波路装置及び光導波路装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一形態によれば、光導波路基板と、シリコン導波路を備え、前記光導波路基板に実装された光半導体素子と、を有し、前記光導波路基板は、基板と、前記基板の上に形成された第1クラッド層と、前記第1クラッド層の上に形成された第1コア層と、前記第1クラッド層及び前記第1コア層の上に形成された第2クラッド層と、を有し、前記シリコン導波路は、前記第1コア層に光結合した第2コア層を有し、前記光半導体素子は、前記第2クラッド層により前記基板に固定されている光導波路装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、異物の混入を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る光導波路装置を例示する図である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その1)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その2)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その3)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その4)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その5)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その6)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その7)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その8)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その9)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その10)である。
第1実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その11)である。
図13は、第2実施形態に係る光導波路装置を例示する図である。
図14は、第2実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その1)である。
図15は、第2実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その2)である。
図16は、第2実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その3)である。
図17は、第2実施形態に係る光導波路装置の製造方法を例示する図(その4)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。
(【0011】以降は省略されています)

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