TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024164344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023079755
出願日
2023-05-15
発明の名称
端子台及び端子台用電流値測定システム
出願人
日本信号株式会社
,
朝日電気株式会社
代理人
個人
主分類
G01R
15/20 20060101AFI20241120BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 簡易な構成で的確な電流検知を可能とする端子台及び端子台用電流値測定システムを提供すること。
【解決手段】端子台10は、導電箇所である導電部材20(括れ部分TU)の周りの磁界をセンシングする磁界センサ装置30と、磁界センサ装置30でのセンシング結果から導電部材20(括れ部分TU)における電流値を測定する計測器50とを備える。上記端子台10では、導電部材20(括れ部分TU)の周りでの磁界のセンシングを利用して、端子台10に接続された設備の電流計測を的確に行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
導電箇所の周りの磁界をセンシングする磁界センサ装置と、
前記磁界センサ装置でのセンシング結果から前記導電箇所における電流値を測定する計測器と
を備える端子台。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記磁界センサ装置は、磁界をセンシングする第1センサと第2センサとを有し、
前記導電箇所の周りに発生する外乱ノイズの特性に応じた配置で前記第1センサと前記第2センサとを固定するセンサ固定部を備える、請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記センサ固定部は、前記第1センサと前記第2センサとを、前記導電箇所に対して点対称の位置となるように配置固定する、請求項2に記載の端子台。
【請求項4】
前記センサ固定部は、前記第1センサと前記第2センサとを、同方向となるように配置固定する、請求項2に記載の端子台。
【請求項5】
前記センサ固定部は、前記導電箇所の表側において前記第1センサを固定し、前記導電箇所の裏側において前記第2センサを固定する、請求項2に記載の端子台。
【請求項6】
鉄道設備に設けられ、前記鉄道設備を構成する部品の接続箇所を、前記導電箇所とする、請求項1に記載の端子台。
【請求項7】
端子台に設けられた導電箇所の周りの磁界をセンシングする磁界センサ装置と、
前記磁界センサ装置でのセンシング結果から前記導電箇所における電流値を測定する計測器と
を備える端子台用電流値測定システム。
【請求項8】
前記磁界センサ装置でのセンシング結果を、前記計測器に送信する送信部を備える請求項7に記載の端子台用電流値測定システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、種々の設備において電気的な接続を行う端子台及び端子台用電流値測定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電気的機器を備えた種々の設備において、その動作状況の確認や監視を行うべく、設備内の種々の個所において電流値の測定がなされることが想定される。このような電流値の測定に際して、磁界をセンシングに基づいて電流値を測定するものがあり、例えば、2つの磁界センサを利用するようなものが知られている(特許文献1~3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-39744号公報
特表2020-501147号公報
特開2013-210216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、各種設備は、設置環境等がそれぞれ異なり、上記特許文献1~3のようなものを利用して測定を行った場合であっても、外乱の状況等によっては、高精度な測定ができなかったり、フィルターの設置等して装置を大型化する必要が生じたりする可能性がある。一方、端子台は、種々の設備を構成するに際して支持体等に固定させつつ電気的接続を行うための器具として存在しているものの、あくまで接続を行うための設備であり、これまで電流値の測定を行う対象とはなっていなかった。
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で的確な電流検知を可能とする端子台及び端子台用電流値測定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための端子台は、導電箇所の周りの磁界をセンシングする磁界センサ装置と、磁界センサ装置でのセンシング結果から導電箇所における電流値を測定する計測器とを備える。
【0007】
上記端子台では、導電箇所の周りでの磁界のセンシングを利用して、端子台に接続された設備の電流計測を的確に行うことができる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、磁界センサ装置は、磁界をセンシングする第1センサと第2センサとを有し、導電箇所の周りに発生する外乱ノイズ(外来磁界によるノイズ)の特性に応じた配置で第1センサと第2センサとを固定するセンサ固定部を備える。この場合、端子台において、センサ固定部により、外乱ノイズの特性に対応して第1及び第2センサを的確な位置に配置して、各センサ延いては装置全体を簡易な構成で小型化を可能としつつ、精度の高いセンシングを行える。
【0009】
本発明の別の側面では、センサ固定部は、第1センサと第2センサとを、導電箇所に対して点対称の位置となるように配置固定する。この場合、第1センサと第2センサとを通過する外乱ノイズによる影響を足し合わせることで相殺できる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、センサ固定部は、第1センサと第2センサとを、同方向となるように配置固定する。この場合、外乱ノイズの方向性を考慮することで、第1センサと第2センサとを通過する外乱ノイズによる影響を相殺できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
甲神電機株式会社
電流センサ
14日前
個人
シート形状体温計
1か月前
株式会社大真空
センサ
8日前
株式会社大真空
センサ
3日前
日本精機株式会社
車両用計器
6日前
株式会社大真空
センサ
28日前
日本精機株式会社
コントローラ
16日前
CKD株式会社
検査装置
6日前
株式会社トプコン
測量装置
6日前
株式会社トプコン
測量装置
6日前
株式会社国際電気
治具セット
6日前
株式会社チノー
液浸プローブ
1か月前
アズビル株式会社
漏液センサ
3日前
学校法人東京電機大学
干渉計
今日
日本電波工業株式会社
風速測定装置
28日前
株式会社諸岡
自動運転作業機
3日前
三菱重工冷熱株式会社
降雨装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
解析装置
28日前
株式会社デンソー
検出装置
16日前
ローム株式会社
半導体装置
15日前
シャープ株式会社
測定装置
6日前
株式会社豊田自動織機
車両
1か月前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
14日前
株式会社ジークエスト
感温センサー
14日前
アズビル株式会社
真空計測システム
3日前
株式会社ピーエムティー
検査ゲージ
28日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
今日
個人
電気計器用結線器
3日前
エスペック株式会社
試験装置
今日
個人
コンベックスルール用の計測補助用具
28日前
理研計器株式会社
ガス検知器
3日前
株式会社ジェイテクト
荷重付与装置
6日前
株式会社チノー
耐熱配管および測定システム
7日前
アズビル株式会社
ヒータ温度推定装置
今日
有限会社巧機工
冷凍物打撃装置
6日前
株式会社ミツトヨ
目盛板姿勢検査方法
6日前
続きを見る
他の特許を見る