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公開番号
2024163814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079715
出願日
2023-05-12
発明の名称
ブロー成形ボトル容器及びこれを備えた包装ボトル容器
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
B65D
1/00 20060101AFI20241115BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】樹脂量を低減しつつ、ノズル部からの液漏れを効果的に抑制できるブロー成形ボトル容器を提供すること。
【解決手段】ブロー成形ボトル容器10は、ノズル部2、底部32を有する胴部3、及び該胴部3と該ノズル部2間に位置する把持胴部4を備えており、該把持胴部4に高さ方向Zに延びる把持部形成用の貫通孔42が形成されている。
ブロー成形ボトル容器10は、容器容量V(mL)が1100mL以上2500mL以下である。ブロー成形ボトル容器10は、ノズル部2について樹脂量W1(g)を容量V1(mL)の2/3乗で除した係数をA1(A1=W1/V1
2/3
)、ノズル部2以外について樹脂量W2(g)を容量V2(mL)の2/3乗で除した係数をA2(A2=W2/V2
2/3
)としたとき、A1:A2が6.03:3.97~6.87:3.13である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ノズル部、底部を有する胴部、及び該胴部と該ノズル部との間に位置する把持胴部を備え、該把持胴部に、高さ方向に延びる把持部形成用の貫通孔が形成されたブロー成形ボトル容器であって、
容器容量V(mL)が1100mL以上2500mL未満であり、
前記ノズル部について樹脂量W1(g)を容量V1(mL)の2/3乗で除した係数をA1(A1=W1/V1
2/3
)、前記ノズル部以外について樹脂量W2(g)を容量V2(mL)の2/3乗で除した係数をA2(A2=W2/V2
2/3
)としたとき、A1:A2が6.03:3.97~6.87:3.13である、ブロー成形ボトル容器。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記胴部の厚みが0.15mm以上1.00mm以下である、請求項1に記載のブロー成形ボトル容器。
【請求項3】
バイオ由来ポリエチレン、高密度ポリエチレン及び直鎖状低密度ポリエチレンを含み、
前記バイオ由来ポリエチレンの質量をP1、前記高密度ポリエチレンの質量をP2、及び前記直鎖状低密度ポリエチレンの質量をP3としたとき、
下記割合Bが20%以上50%以下であり、
(P1+P2):P3の比率が40:60~60:40である、請求項1又は2に記載のブロー成形ボトル容器。
割合B(%)=P1/(P1+P2)×100
【請求項4】
前記ノズル部は、キャップを螺合させるための螺条部と該螺条部よりも下方に形成されたネックリングとを有しており、
前記ネックリングは、前記ノズル部の周方向に間欠配置された複数のリブを有し、該ノズル部の全周に対する該複数のリブの周方向の合計長さが15%以上60%以下である、請求項1~3の何れか1項に記載のブロー成形ボトル容器。
【請求項5】
前記ノズル部の周方向における前記リブどうし間の部分を非凸部としたとき、該ノズル部の平面視において、該非凸部は、前記ブロー成形ボトル容器のパーティングラインから最も離れた位置及び該パーティングライン上に存在する、請求項4に記載のブロー成形ボトル容器。
【請求項6】
前記リブの高さが2.0mm以上4.0mm以下である、請求項4又は5に記載のブロー成形ボトル容器。
【請求項7】
請求項1~6の何れか1項に記載のブロー成形ボトル容器と、前記胴部の周囲の全周を被覆する被覆シートとを備えた、包装ボトル容器。
【請求項8】
前記被覆シートの下端が、前記底部の上縁よりも下方に位置している、請求項7に記載の包装ボトル容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロー成形ボトル容器及びこれを備えた包装ボトル容器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
飲料や洗剤等の液体は、ボトル容器等の容器に収容された状態で流通している。ボトル容器は、ブロー成形により形成されたものが一般的である。本出願人は、先に、密度、メルトフローレート及び引張衝撃強度それぞれの値が特定範囲であるポリエチレン組成物を用いてブロー成形により製造された、薄肉中空成形容器を提案している(特許文献1)。
また近年、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂量の削減の観点から、薄肉化したボトル容器が知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-253424号公報
特開2018-034829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
環境負荷の低減の観点から、ボトル容器を形成する樹脂量を低減することが望まれている。しかしながらボトル容器当たりの樹脂量を低減すると、ボトル容器全体の剛性が低下して、液体を吐出するノズル部からの液漏れが生じる虞がある。特許文献1及び2の技術は、樹脂量を低減したボトル容器に関し、ノズル部からの液漏れを防止する点に改善の余地があった。
【0005】
本発明は、樹脂量を低減しつつ、ノズル部からの液漏れを効果的に抑制できる、ブロー成形ボトル容器及びこれを備えた包装ボトル容器に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ノズル部、底部を有する胴部、及び該胴部と該ノズル部間に位置する把持胴部を備え、該把持胴部に、高さ方向に延びる把持部形成用の貫通孔が形成されたブロー成形ボトル容器に関する。
前記ブロー成形ボトル容器は、容器容量V(mL)が1100mL以上2500mL未満であることが好ましい。
前記ブロー成形ボトル容器は、前記ノズル部について樹脂量W1(g)を容量V1(mL)の2/3乗で除した係数をA1(A1=W1/V1
2/3
)、前記ノズル部以外について樹脂量W2(g)を容量V2(mL)の2/3乗で除した係数をA2(A2=W2/V2
2/3
)としたとき、A1:A2が6.03:3.97~6.87:3.13であることが好ましい。
【0007】
また本発明は、前記ブロー成形ボトル容器と、前記胴部の周囲の全周を被覆する被覆シートとを備えた、包装ボトル容器に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明のブロー成形ボトル容器及び包装ボトル容器によれば、樹脂量を低減しつつ、ノズル部からの液漏れを効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明に係る包装ボトル容器の一実施形態を示す斜視図である。
図2は、図1のII-II線断面図であり、ボトル容器の高さ方向に沿う断面図である。
図3は、図2に示すブロー成形ボトル容器の底部近傍を示す断面図である。
図4は、図1に示すノズル部の拡大斜視図である。
図5は、図4に示すノズル部の平面図である。
図6は、図4に示すノズル部の側面図である。
図7は、図5のIII-III線断面図である。
図8は、図1に示すブロー成形ボトル容器の製造方法を説明するための概略図である。
図9は、図8に示す押出し機のダイ近傍と、該押出し機により形成されるパリソンとを示す鉛直方向に沿う断面図である。
図10(a)は図8に示すバリ付きボトル容器の上部を示す斜視図であり、図10(b)はバリとボトル容器との接続部分を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1~図3には、本発明の包装ボトル容器1の一実施形態が示されている。本実施形態の包装ボトル容器1は、図1に示すように、液体を収容するブロー成形ボトル容器10と、該ブロー成形ボトル容器10のノズル部2に着脱可能に装着されるキャップ6と、該ブロー成形ボトル容器10の胴部3を被覆する被覆シート5とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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