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公開番号
2024163216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024151240,2021182440
出願日
2024-09-03,2021-11-09
発明の名称
エンジンシステム
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F02F
1/36 20060101AFI20241114BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】より一層のバックファイア対策を可能とするエンジンシステムを提供する。
【解決手段】エンジンシステムは、給気ポート61と、燃料供給装置3と、を備える。給気ポート61は、燃焼室に空気を供給する。燃料供給装置3は、給気ポート61の内部空間Sp2に気体燃料を供給する。燃料供給装置3は、気体燃料を噴射する噴射部31を有する。給気ポート61の内周面611には、冷却部612が配置されている。
【選択図】図20
特許請求の範囲
【請求項1】
燃焼室に空気を供給する給気ポートと、
前記給気ポートの内部空間に気体燃料を供給する燃料供給装置と、を備え、
前記燃料供給装置は、前記気体燃料を噴射する噴射部を有し、
前記給気ポートの内周面には、冷却部が配置されている、
エンジンシステム。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記給気ポートが形成されたシリンダヘッドを更に備え、
前記シリンダヘッドは、冷媒が通る冷媒通路を有し、
前記冷却部は、少なくとも前記冷媒通路と前記給気ポートとを物理的に隔てる隔壁部に配置されている、
請求項1に記載のエンジンシステム。
【請求項3】
前記冷却部は、前記給気ポートの内周面のうち、少なくとも前記噴射部からの前記気体燃料が到達する領域に配置されている、
請求項1又は2に記載のエンジンシステム。
【請求項4】
前記給気ポートの内周面の一部に付着冷媒を付着させる冷媒供給部を更に備え、
前記冷却部は、少なくとも前記付着冷媒が付着する部位に配置されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載のエンジンシステム。
【請求項5】
前記冷却部は、前記給気ポートにおいて前記噴射部よりも前記空気の気流の下流側に配置されている、
請求項1~4のいずれか1項に記載のエンジンシステム。
【請求項6】
前記給気ポートは、断面形状が一方向に向けて凸となる湾曲部を有しており、
前記冷却部は、前記給気ポートの内周面のうち前記湾曲部の前記一方向側の面に配置されている、
請求項1~5のいずれか1項に記載のエンジンシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、給気ポートの内部空間に気体燃料を供給する燃料供給装置を備えるエンジンシステムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、筒内噴射用インジェクタと給気通路噴射用インジェクタとを備えるデュアル噴射型のエンジンシステム(内燃機関)が知られている(例えば、特許文献1参照)。関連技術に係るエンジンシステムでは、燃料噴射量の調整(補正)により、燃料蒸発ガスのパージ処理実行の際におけるバックファイアの発生を抑制する。具体的に、筒内噴射用インジェクタ及び給気通路噴射用インジェクタの分担率が所定の範囲内にあるときの燃料蒸発ガスのパージ処理実行の際、導入されるパージ燃料量に対応する燃料噴射量補正を、給気通路噴射用インジェクタからの燃料噴射量のみを変えて行なう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-194197号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ただし、例えば、水素等の気体燃料を用いるエンジンシステムにおいては、より燃料に着火しやすくなる場合がある。そのため、万一バックファイアが発生した場合に、給気ポート内に供給される燃料に着火し、バックファイアが連鎖することまで見越して、より一層のバックファイア対策を施すことが望まれる。
【0005】
本開示の目的は、より一層のバックファイア対策を可能とするエンジンシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るエンジンシステムは、給気ポートと、燃料供給装置と、を備える。前記給気ポートは、燃焼室に空気を供給する。前記燃料供給装置は、前記給気ポートの内部空間に気体燃料を供給する。前記燃料供給装置は、前記気体燃料を噴射する噴射部を有する。前記給気ポートの内周面には、冷却部が配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、より一層のバックファイア対策を可能とするエンジンシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係るエンジンシステムの概略構成を示すシステム図である。
図2は、実施形態1に係るエンジンシステムを搭載した船舶の概略構成を示す説明図である。
図3は、実施形態1に係るエンジンシステムのエンジン本体の概略斜視図である。
図4は、実施形態1に係るエンジンシステムのエンジン本体の概略左側面図である。
図5は、実施形態1に係るエンジンシステムのエンジン本体の概略平面図である。
図6は、実施形態1に係るエンジンシステムのエンジン本体の概略正面図である。
図7は、実施形態1に係るエンジンシステムのエンジン本体の一部破断した要部の概略図である。
図8は、実施形態1に係るエンジンシステムにおけるブローバイガスの流れを示す概略説明図である。
図9は、実施形態1に係るエンジンシステムの換気通路の構成を示す概略図である。
図10は、実施形態1に係るエンジンシステムのエンジン本体の概略左側面図である。
図11は、実施形態1に係るエンジンシステムのシリンダブロックにおける気筒、クランク室及びカム室の位置関係を模式的に表す概略図である。
図12は、実施形態1に係るエンジンシステムのシリンダブロックにおける気筒、クランク室、カム室及び給気マニホールドの位置関係を模式的に表す概略図である。
図13は、実施形態1に係るエンジンシステムの換気口と気体導入口との位置関係、及び気流形成部に関する変形例を示す概略図である。
図14は、実施形態1に係るエンジンシステムのピストン周辺を拡大した概略断面図である。
図15は、実施形態1に係るエンジンシステムのピストン周辺を拡大した概略断面図である。
図16は、実施形態1に係るエンジンシステムの別例の気筒周辺を拡大した概略断面図である。
図17は、実施形態1に係るエンジンシステムのエンジン本体の一部破断した要部の概略図である。
図18は、実施形態1に係るエンジンシステムのシリンダヘッドの内部構成を示す概略斜視図である。
図19は、実施形態1に係るエンジンシステムのシリンダヘッドの内部構成を示す概略平面図である。
図20は、実施形態1に係るエンジンシステムの給気ポート周辺の構成を示す概略断面図である。
図21は、実施形態1に係るエンジンシステムの給気ポート周辺の構成を示す概略断面図である。
図22は、実施形態1に係るエンジンシステムの制御動作の一例を示すタイミングチャートである。
図23は、実施形態1に係るエンジンシステムの制御動作の一例を示すフローチャートである。
図24は、実施形態1に係るエンジンシステムの制御動作の一例を示すフローチャートである。
図25は、実施形態1の変形例に係るエンジンシステムにおける気筒、クランク室及びカム室の位置関係を模式的に表す概略図である。
図26は、実施形態2に係るエンジンシステムのエンジン本体の一部破断した要部の概略図である。
図27は、実施形態2に係るエンジンシステムにおけるブローバイガスの流れを示す概略説明図である。
図28は、実施形態3に係るエンジンシステムのエンジン本体の概略左側面図である。
図29は、実施形態4に係るエンジンシステムの給気ポート周辺の構成を示す概略断面図である。
図30は、実施形態4の変形例に係るエンジンシステムの給気ポート周辺の構成を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定する趣旨ではない。本開示で参照する図面は、いずれも模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
【0010】
(実施形態1)
[1]全体構成
まず、本実施形態に係るエンジンシステム1の全体構成について、図1~図6を参照して説明する。図1においては、エンジンシステム1の各部の構成を模式的に示し、かつ電気的な接続関係については(電気信号の流れる方向に向けた)一点鎖線の矢印にて示している。
(【0011】以降は省略されています)
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