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公開番号
2024158419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073607
出願日
2023-04-27
発明の名称
粒状肥料
出願人
朝日アグリア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C05F
3/00 20060101AFI20241031BHJP(肥料;肥料の製造)
要約
【課題】牛糞堆肥を原料とし、側条施肥機などによる機械施肥対応可能な粒状肥料。
【解決手段】牛糞堆肥を使用した、粒度分布が粒度2~4mmで95%以上、安息角38度以下、硬度2kgf以上、粉化率1%以下の粒状肥料。前記牛糞堆肥の使用割合が10~70質量%である。前記粒状肥料で使用している前記牛糞堆肥の水洗浮遊物割合が乾物値で3%以下である。前記粒状肥料で使用している前記牛糞堆肥のADL(酸性デタージェント可溶性リグニン)含有率が17%以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
牛糞堆肥を使用した、粒度分布が粒度2~4mmで95%以上、安息角38度以下、硬度2kgf以上、粉化率1%以下の粒状肥料。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記牛糞堆肥の使用割合が10~70質量%である請求項1記載の粒状肥料。
【請求項3】
前記牛糞の使用割合が30~50質量%である請求項2記載の粒状肥料。
【請求項4】
前記粒状肥料で使用している前記牛糞堆肥の水洗浮遊物割合が乾物値で3%以下である請求項1又は2記載の粒状肥料。
【請求項5】
前記粒状肥料で使用している前記牛糞堆肥のADL(酸性デタージェント可溶性リグニン)含有率が17%以下である請求項1又は2記載の粒状肥料。
【請求項6】
前記粒状肥料で使用している前記牛糞堆肥の水洗浮遊物割合が乾物値で3%以下で、前記牛糞堆肥のADL(酸性デタージェント可溶性リグニン)含有率が17%以下である請求項1又は2記載の粒状肥料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は粒状肥料に関し、特に、土づくり効果が高いが、粒状加工が難しい牛糞堆肥を原料とした粒状肥料及びその製造法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
世界的な人口増に対応する食料及び作物増産の為、肥料需要が増大し、世界的に肥料価格は高騰傾向となっている。我が国は、肥料資源を海外に依存しており、今後の食料安全保障の観点から国内資源活用の機運が高まり、中でも家畜糞堆肥活用が最も期待されている。
【0003】
一方、近年、異常気象が多く、作物の安定生産には有機物還元施用による土づくりが重要とされている中、農家の高齢化によるバラ堆肥の散布労力不足から堆肥等の施用が年々減少傾向となり、耕地の地力低下が大きな問題となっている。
【0004】
この様な状況を改善する為、堆肥の広域流通、機械散布に対応する為、堆肥の粒状化が求められ、各種粒状化方式が提案されている。しかし、発生量も多く、土作り効果の高い牛糞堆肥は畜舎の敷料混入率が高く、木質系副資材が多く含まれ、水分率も高い為、粒状加工は難しいとされている。
【0005】
この為、堆肥の粒状加工技術の主流は、有機系資材の造粒加工に適した押出造粒が主流となっているが形状は円柱状である。円柱状の粒状肥料は、流動性が悪く、ブロードキャスターなどの汎用的施肥機には一定の製品品質を維持できれば対応可能だが、水稲の主流な施肥方法である側条施肥などの精密な機械施肥や、低コストな複合肥料生産に対応する粒状配合向けの粒状肥料に対応する為には、流動性の良い球状が好ましい。
【0006】
堆肥などの有機質資材を原料に使用する粒状肥料として従来から提案されているものには以下のようなものがある。
【0007】
特許文献1には、肥料原料を押し出し造粒機で成型し、得られた成型品に水、有機溶媒又はこれらの混合物のいずれかを加え、次いで球形整粒機で成型する粒状肥料の製造方法及びかかる方法で得られる粒状肥料が提案されている。
【0008】
特許文献2には、畜糞、鶏糞などの堆肥を粒状に成形する造粒装置が提案されている。
【0009】
特許文献3には、有機汚泥、食品残渣、畜糞、等の有機廃棄物のボール状造粒と自然発酵により、木材腐朽菌の繁殖条件を整え、悪臭を抑制し、省エネルギーで効率的であるとする堆肥化処理方法とそれに用いる装置が提案されている。
【0010】
特許文献4には、有機性廃棄物の本来有する肥料としての特徴を活かして、保存性および機械施肥特性に優れるとする堆肥およびその製造方法が提案されている。
(【0011】以降は省略されています)
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