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公開番号2025013629
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024196113,2022174600
出願日2024-11-08,2022-10-31
発明の名称尿素含有液状肥料、その製造方法及び尿素針状結晶成長の抑制方法
出願人片倉コープアグリ株式会社
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類C05G 5/20 20200101AFI20250117BHJP(肥料;肥料の製造)
要約【課題】尿素含有液状肥料中において、尿素の針状結晶の成長が抑制された液状肥料、その製造方法、及び尿素針状結晶成長の抑制方法を提供する。
【解決手段】尿素、化合物A、及び水を含む尿素含有液状肥料であって、化合物Aが、炭素数6以上の直鎖構造を有し、ヒドロキシ基、カルボニル基、アミノ基及びアミド基からなる群から選択される1種以上の官能基を1つ以上有し、1気圧、20℃において、水100gに対して0.01g以上溶解する溶解度を有する有機化合物である、尿素含有液状肥料に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
尿素、化合物A、及び水を含む尿素含有液状肥料であって、化合物Aが、炭素数6以上の直鎖構造を有し、ヒドロキシ基、カルボニル基、アミノ基及びアミド基からなる群から選択される1種以上の官能基を1つ以上有し、1気圧、20℃において、水100gに対して0.01g以上溶解する溶解度を有する有機化合物である、尿素含有液状肥料。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
化合物Aが、ポリエーテル類、ポリカルボン酸類、ポリビニルアルコール類、ポリアミン類及びポリアミド類からなる群から選択される1種以上である、請求項1に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項3】
化合物Aが、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ヘキサメチレンジアミン及びポリアミドからなる群から選択される1種以上である、請求項1に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項4】
尿素の含有量が、水の重量に対して、50重量%以上である、請求項1に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項5】
化合物Aの含有量が、尿素の重量に対して、0.01重量%~100重量%である、請求項4に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項6】
尿素以外の肥効成分、粘度調節剤、相分離防止剤、化学緩効性肥料、追加元素、カルボン酸類、キレート剤、硝酸化成抑制剤、農薬、及び防腐剤からなる群から選択される1種以上の他の成分をさらに含む、請求項1に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項7】
粘度調節剤及び相分離防止剤が、カルボキシメチルセルロース、グァーガム、アルギン酸ソーダ、キサンタンガム、ポリアクリルアミド、水溶性高分子、無機性添加剤、及びポリカルボン酸型高分子活性剤からなる群から選択される1種以上である、請求項6に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項8】
化学緩効性肥料が、ウレアホルム、アセトアルデヒド縮合尿素、イソブチルアルデヒド縮合尿素、オキサミド、グアニル尿素、及びグリオキサール尿素からなる群から選択される1種以上である、請求項6に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項9】
他の成分の総含有量が、尿素含有液状肥料の総重量に対して、1~50重量%である、請求項6に記載の尿素含有液状肥料。
【請求項10】
結晶形態の尿素が存在し、かつ、結晶の平均長径が2mm以下であり、かつ、結晶の平均アスペクト比が1~20である、請求項1に記載の尿素含有液状肥料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、尿素含有液状肥料に関し、具体的には、尿素の針状結晶の成長が抑制された尿素含有液状肥料、その製造方法、及び尿素含有液状肥料における尿素針状結晶成長の抑制方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、農業労働力の減少と生産原価低減の必要性に対処するため、機械施肥が広く普及している。さらに、側条施肥においては雨天でも使用できる液状肥料が普及してきている。
【0003】
例えば、特許文献1には、肥料塩類及び懸濁安定化剤を共に湿式粉砕し、ペースト肥料を製造する方法において、湿式粉砕を剪断及び/又は摩擦を主とする作用により行ない、その作用により、液中に分散する固体粒子を30~100μmの平均粒径とすることを特徴とするペースト肥料の製造方法が記載されている。
【0004】
特許文献2には、水溶性のポリ態のリン酸及び/又はその塩をP



として1~10重量%と、グァーガム、キサンタンガム、ポリアクリルアミドから選ばれる少なくとも1つの水溶性高分子を0.05~1.5重量%含有することを特徴とする幅広い温度範囲で長期にわたり結晶析出や2層分離現象がなく、且つ流動性に優れ、取扱いが容易で、機械施肥が容易なペースト肥料が記載されている。
【0005】
特許文献3には、液状肥料にフミン酸カリウム及び/又はポリカルボン酸型高分子活性剤を添加することを特徴とする液状肥料の結晶成長防止方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-206567号公報
特開平9-40485号公報
特開平9-48687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
さらなる省力化と運送コスト低減の点から、窒素成分等の成分の高濃度化が求められている。さらに、マイクロプラスチック問題から、液状肥料の再評価がなされている。液状肥料の高濃度化においては、尿素が用いられることが多い。これは、尿素の窒素成分が46%であり、他の窒素原料に比べて高く窒素源として優れていることに加え、水への溶解度が高く、また安価であるためである。
【0008】
しかしながら、尿素は温度による溶解度変化が大きく、保管中に容易に粗大な針状結晶が析出後に成長し、機械施肥時にノズルが詰まる原因となる。
【0009】
したがって、本発明は、尿素含有液状肥料中において、尿素の針状結晶の成長が抑制された液状肥料、その製造方法、及び尿素針状結晶成長の抑制方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、尿素含有液状肥料中に炭素数6以上の直鎖構造を有し、ヒドロキシ基、カルボニル基、アミノ基及びアミド基からなる群から選択される1種以上の官能基を1つ以上有する水溶性の有機化合物を添加したところ、尿素の針状結晶の成長が抑制されることを見出し、本発明を完成した。
(【0011】以降は省略されています)

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