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公開番号
2025020726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124270
出願日
2023-07-31
発明の名称
有機質肥料の生産装置及び生産方法
出願人
ORGANIC ONE株式会社
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
C05F
3/06 20060101AFI20250205BHJP(肥料;肥料の製造)
要約
【課題】大気中に揮散する窒素を肥料内に封じ込めること、長期的な化学肥料の使用に伴う土壌環境の悪化等の問題を回避する有機質肥料を生産すること、処理工程において含有有機分を粉砕し土壌微生物の餌として活用し、土壌再生も行う有機質肥料を生産すること等を課題とする。
【解決手段】有機物を蒸煮分解処理する第一層と、第一層の外側に沿って熱媒油が循環可能に形成される第二層と、からなる二層構造の分解処理部を有し、第一層は、有機物を攪拌する攪拌板が設けられ、撹拌板は、有機物を内壁面に擦り付ける擦付部を有し、第二層は、熱媒油の循環流路に熱媒油を加熱及び温度管理する加熱器を有し、分解処理部は、加熱器で第二層を循環する熱媒油を加熱及び温度管理し、熱媒油からの熱伝達によって高温となった第一層の内壁面に有機物を擦り付けて間接加熱を行い、有機物に含有される水分を蒸発させる処理を行う有機質肥料生産装置、及び方法を提供する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
有機物を蒸煮分解処理する第一層と、
前記第一層の外側に沿って熱媒油が循環可能に形成される第二層と、からなる二層構造の分解処理部を有し、
前記第一層は、
前記有機物を攪拌する攪拌板が設けられ、
前記攪拌板は、
前記有機物を内壁面に擦り付ける擦付部を有し、
前記第二層は、
前記熱媒油の循環流路に前記熱媒油を加熱及び温度管理する加熱器を有し、
前記分解処理部は、
前記加熱器で前記第二層を循環する前記熱媒油を加熱及び温度管理し、前記熱媒油からの熱伝達によって高温となった前記第一層の前記内壁面に前記有機物を擦り付けて間接加熱を行い、前記有機物に含有される水分を蒸発させる処理を行う有機質肥料生産装置。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
有機物を蒸煮分解処理する第一層と、
前記第一層の外側に沿って熱媒油が循環可能に形成される第二層と、からなる二層構造の分解処理部を有する装置を用いて、
前記熱媒油を所定の温度に加熱及び温度管理し、
前記有機物を前記第一層で攪拌及び内壁面に擦り付け、
前記有機物が含有する水分が蒸発することで発生する水蒸気を前記第一層から排出する、工程を、
前記有機物が特定の温度になるまで継続する有機質肥料生産方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、有機質肥料の生産装置及び生産方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、農業に用いる堆肥(特殊肥料)として、例えば鶏の畜糞に発酵処理を施して生産される発酵鶏糞等が知られている。家畜の畜糞は野菜の育成に不可欠なリン、カリウム、少量だが窒素の成分を含んでいるため、肥料として一般的に用いられる。
【0003】
畜糞の発酵処理は好気性微生物の活動により行われ、通常、発酵処理中の畜糞は発酵熱によって温度が上昇し、サルモネラ菌、大腸菌、ブドウ球菌などの病原菌やウイルス等は発酵期間中に発酵熱(およそ80℃)によって死滅することで、人や野菜にとって安全な肥料として活用することが可能となる。発酵期間は、30日~40日間程度である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002―220294号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
発酵処理を施して生産される堆肥(特殊肥料)は、発酵工程において、温室効果ガスであるメタンガスや一酸化二窒素を排出し、その際、有機物に含有される窒素成分の内、およそ半分が発酵により空気中の酸素と結合して亜酸化窒素となり大気中に揮散し損失してしまう。これにより、発酵処理を施した堆肥(特殊肥料)だけでは、農作物の生産性を高めるために必要な窒素成分を賄えないため、通常は、化学肥料等(化石燃料・ナフサ等)によって必要な窒素成分やその他の成分が補われる。
【0006】
しかしながら、長期的に化学肥料を使用し続けると、土壌内での微生物の活動が低下し、土の団粒構造や根圏環境を悪化させ、重金属類を堆積させ土壌環境が悪化する。このような土壌で野菜を作り続けた場合、年々、収穫する野菜に含まれる栄養価が徐々に低下することとなる。
【0007】
この問題に対し、農林水産省では特別栽培農産物(減化学肥料・減農薬栽培)を推進しているが、減らした化学肥料分の成分を補えないことには農作物の生産性を高めることは困難である。また、化学肥料の代替肥料となり得る、成分を多く含む有機質肥料を恒常的に調達することは世界中で困難であり、従来の発酵鶏糞等の堆肥で足りない成分を補うには、堆肥における肥料成分濃度の低さを堆肥の投入量で補うことにより、多大な労力がかかることや悪臭被害が生じる等の問題があった。
【0008】
本発明はこのような問題に対処することを目的とする。すなわち、発酵処理では大気中に揮散してしまう窒素を肥料内に封じ込めること、長期的な化学肥料の使用に伴う土壌環境の汚染やの悪化等の問題を回避できる有機質肥料を生産すること、処理工程において含有有機分を粉砕し土壌微生物の餌として活用し、土壌再生も行う有機質肥料を生産すること、農作物の生産性を高めながら、肥料の大量投入によって生じる問題を回避できる有機質肥料を生産すること、等が本発明の課題である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような課題を解決するために、本発明に係る有機質肥料生産装置は、有機物を蒸煮分解処理する第一層と、前記第一層の外側に沿って熱媒油が循環可能に形成される第二層と、からなる二層構造の分解処理部を有し、前記第一層は、前記有機物を攪拌する攪拌板が設けられ、前記攪拌板は、前記有機物を内壁面に擦り付ける擦付部を有し、前記第二層は、前記熱媒油の循環流路に前記熱媒油を加熱及び温度管理する加熱器を有し、前記分解処理部は、前記加熱器で前記第二層を循環する前記熱媒油を加熱及び温度管理し、前記熱媒油からの熱伝達によって高温となった前記第一層の前記内壁面に前記有機物を擦り付けて間接加熱を行い、前記有機物に含有される水分を蒸発させる処理を行うことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る有機質肥料生産方法は、有機物を蒸煮分解処理する第一層と、前記第一層の外側に沿って熱媒油が循環可能に形成される第二層と、からなる二層構造の分解処理部を有する装置を用いて、前記熱媒油を所定の温度に加熱及び温度管理し、前記有機物を前記第一層で攪拌及び内壁面に擦り付け、前記有機物が含有する水分が蒸発することで発生する水蒸気を前記第一層から排出する、工程を、前記有機物が特定の温度になるまで継続することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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