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公開番号2025079983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192908
出願日2023-11-13
発明の名称肥料製造システム及び肥料製造方法
出願人メタウォーター株式会社
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類C05F 7/00 20060101AFI20250516BHJP(肥料;肥料の製造)
要約【課題】焼却灰を用いた肥料の製造に行う肥料製造システム及び肥料製造方法を提供する。
【解決手段】所定温度以上の温度状態において焼却灰に含まれる重金属類を揮散させることによって焼却灰から重金属類を分離して、重金属類を分離した焼却灰を回収する回収装置と、回収装置において回収された焼却灰に対して所定の成分を含む助剤を添加する添加装置と、助剤が添加された焼却灰を造粒することによって肥料を製造する造粒装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定温度以上の温度状態において焼却灰に含まれる重金属類を揮散させることによって前記焼却灰から前記重金属類を分離して、前記重金属類を分離した前記焼却灰を回収する回収装置と、
前記回収装置において回収された前記焼却灰に対して所定の成分を含む助剤を添加する添加装置と、
前記助剤が添加された前記焼却灰を造粒することによって肥料を製造する造粒装置と、を備えた、肥料製造システム。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
所定温度以上の温度状態において焼却灰に含まれる重金属類を揮散させることによって前記焼却灰から前記重金属類を分離して、前記重金属類を分離した前記焼却灰を回収し、
回収された前記焼却灰に対して所定の成分を含む助剤を添加し、
前記助剤が添加された前記焼却灰を造粒することによって肥料を製造する、肥料製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、肥料製造システム及び肥料製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、下水汚泥(以下、単に汚泥または被焼却物とも呼ぶ)を焼却する焼却炉からの排ガスを処理する技術が様々提案されている(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-221206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記のような焼却炉から排出される排ガスには、例えば、被焼却物の焼却によって発生した焼却灰(以下、単に焼却灰とも呼ぶ)が含まれる。そして、上記のような焼却炉を含む焼却システム(例えば、下水汚泥を処理する下水処理施設)では、例えば、廃棄物の排出量を削減することが求められている。
【0005】
そのため、上記のような焼却システム(以下、単に焼却システムとも呼ぶ)では、例えば、排ガスに含まれる焼却灰を他の用途において有効利用することが望まれている。具体的に、上記のような焼却システムでは、例えば、焼却灰を用いた肥料の製造を行うことが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明における肥料製造システムは、所定温度以上の温度状態において焼却灰に含まれる重金属類を揮散させることによって前記焼却灰から前記重金属類を分離して、前記重金属類を分離した前記焼却灰を回収する回収装置と、前記回収装置において回収された前記焼却灰に対して所定の成分を含む助剤を添加する添加装置と、前記助剤が添加された前記焼却灰を造粒することによって肥料を製造する造粒装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明における肥料製造システム及び肥料製造方法によれば、焼却灰を用いた肥料の製造を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態における焼却システム1000の構成例を説明する図である。
図2は、制御装置10のハードウエア構成を説明する図である。
図3は、第1の実施の形態における肥料製造方法について説明するフローチャート図である。
図4は、第1の実施の形態における助剤特定制御について説明するフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる説明は限定的な意味に解釈されるべきではなく、特許請求の範囲に記載の主題を限定するものではない。また、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することがなく様々な変更や置換や改変をすることができる。また、異なる実施の形態を適宜組み合わせることができる。
【0010】
[第1の実施の形態における焼却システム1000]
初めに、第1の実施の形態における焼却システム1000について説明を行う。図1は、第1の実施の形態における焼却システム1000の構成例を説明する図である。なお、以下に示す配管の配置位置や長さや数は、一例であり、これに限られるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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