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公開番号2025097871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023223897
出願日2023-12-19
発明の名称真空パックした堆肥
出願人個人,個人
代理人
主分類C05F 11/00 20060101AFI20250624BHJP(肥料;肥料の製造)
要約【課題】我が国には食料の危機が訪れている。今後も懸念されるし、この難問を難決しなければならない。食糧難の解決は肥料の調達が可能か否かにかかっている。
また、わが国では国内調達ができる堆肥の効用を軽んじており、化学肥料の多用に偏重し耕作土壌の劣化、流失が進んでいる。
【解決手段】わが国内でふんだんに調達できる植物性原料、動物性原料から堆肥を製造し、これを真空パック化することにより前記課題を一挙に解決できる。真空パック化により堆肥の劣化を防ぎ周年施用が可能になり、輸入化学肥料への依存を脱却できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
堆肥を真空パックしたもの。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主として農産物生産に必要な堆肥の保存および施肥技術に関する分野。
続きを表示(約 850 文字)【0002】
農地から得られる農産物生産には肥料の三要素N,P,Kと微量要素つまりミネラル分が要求される。更にそれらに対して自然の恵みである空気と水分と太陽エネルギーと土壌微生物の働きがあって初めて農産物が得られる。
【0003】
そうして農産物は生鮮状態で保存されることは余り無く、殆どは人間の食料や家畜の飼料となって消費されていく。
【0004】
動植物の成果物は農産物として、ほぼ収穫と同時に生鮮を保たなければならないが、自然放置されれば腐敗、発酵、分解されて原型をとどめず消滅に近づく。
【背景技術】
【0005】
従来の有機質堆肥の施用においては、限られた季節の短い期間内で施さなければならない制約があった。つまり播種前とか苗植えの前に元肥として施されているのが一般的である。
【0006】
何故ならば、有機質堆肥の原料は有機物であり、有機物は空気と水分が揃えば一定の温度の下で微生物により腐敗・発酵・分解され縮小化し、やがて目視的には消滅へと進む。
【0007】
有機物の種類によって違いはあるが、一例をあげれば、1m

の草などを野晒しした場合、数十日でそのボリュウムは数十分の1以下に縮小し、経過と共に消滅に近づく。
【0008】
また、鶏などの動物の死骸を堆肥の中に放り込んだ場合数か月で殆ど目視的に消失する。腐敗・発酵・分解して行くからである。
【0009】
縮小或いは消失する現象は、腐敗・発酵・分解により水蒸気、炭酸ガス、アンモニアガス、メタンガス等に化学変化し空中に霧散霧消してしまうからである。
【0010】
従って、有機質堆肥の施肥においては目視的に消失する前に施用する必要がある。播種前或いは苗植え前に元肥として施すことを要求され、時期を限定されるのが難点である。
(【0011】以降は省略されています)

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