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公開番号2025042343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149292
出願日2023-09-14
発明の名称モバイルコンポスト
出願人スターエンジニアリング株式会社
代理人弁理士法人日峯国際特許事務所
主分類C05F 11/00 20060101AFI20250319BHJP(肥料;肥料の製造)
要約【課題】有機性廃棄物を堆肥化するための容器を持ち運び、拾ったペットの糞などを直接その容器で回収することができるモバイルコンポストを提供する。
【解決手段】モバイルコンポストは、複数の撹拌棒が付いた回転軸が長手方向に通った内部に有機性廃棄物を収納するための水筒型の収納容器と、前記収納容器をヒータで加熱しながらモータを前記回転軸に連結して前記撹拌棒を回転させ前記有機性廃棄物から発生した気体を消臭して排気するベース本体と、を有し、前記ベース本体から取り外した前記収納容器で前記有機性廃棄物を回収した後に、前記収納容器を装着した前記ベース本体で前記収納容器内が乾燥するまで前記有機性廃棄物を発酵分解させる、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の撹拌棒が付いた回転軸が長手方向に通った内部に有機性廃棄物を収納するための水筒型の収納容器と、
前記収納容器をヒータで加熱しながらモータを前記回転軸に連結して前記撹拌棒を回転させ前記有機性廃棄物から発生した気体を消臭して排気するベース本体と、を有し、
前記ベース本体から取り外した前記収納容器で前記有機性廃棄物を回収した後に、前記収納容器を装着した前記ベース本体で前記収納容器内が乾燥するまで前記有機性廃棄物を発酵分解させる、
ことを特徴とするモバイルコンポスト。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ベース本体に前記収納容器を着脱する収容部は、前記収納容器が回転しないように上部を支持する押さえと、モータにより回転し前記収納容器の回転軸と連結可能な伝達軸を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のモバイルコンポスト。
【請求項3】
前記伝達軸は、前記収納容器の装着に伴いバネで圧縮され、前記回転軸と回転角度が合うと前記バネが伸長して、前記回転軸に嵌合されて前記モータの回転力を伝達する、
ことを特徴とする請求項2に記載のモバイルコンポスト。
【請求項4】
前記ベース本体に前記収納容器を着脱する収容部を、前記収納容器の下部より上部が高くなるように傾斜させた、
ことを特徴とする請求項1に記載のモバイルコンポスト。
【請求項5】
前記ベース本体は、前記ヒータの温度を制御するための温度センサと、前記収納容器内の水分を検出するための湿度センサを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のモバイルコンポスト。
【請求項6】
前記収納容器の位置を固定するために、前記湿度センサを前記収納容器の下部に中心からずらして設けた端子に接続されるように突出させた、
ことを特徴とする請求項5に記載のモバイルコンポスト。
【請求項7】
前記ベース本体は、蓋体を閉じると前記モータ及び前記ヒータが駆動し、前記温度センサで検出した温度が所定以下となるまで前記蓋体が開かないようにロックする、
ことを特徴とする請求項5に記載のモバイルコンポスト。
【請求項8】
前記有機性廃棄物から発生した気体が前記ベース本体内を折り返して排気されるように通気路を形成した、
ことを特徴とする請求項1に記載のモバイルコンポスト。
【請求項9】
複数の前記撹拌棒は、前記回転軸に対する角度が異なるように、上部から下部まで間欠的に垂立させており、
前記収納容器の開口部以外の位置では途中で折曲させ、開口部の位置では短くして本数を減らす、
ことを特徴とする請求項1に記載のモバイルコンポスト。
【請求項10】
前記収納容器の蓋材は、取り外したときに前記有機性廃棄物を掬い上げられるようにスコップ状にし、前記収納容器に嵌め込むための差込溝に詰まった前記有機性廃棄物を内部に押し出す、
ことを特徴とする請求項1に記載のモバイルコンポスト。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペットの糞などの有機性廃棄物を堆肥化するモバイルコンポストに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
有機性廃棄物には、家庭から排出される生ゴミや、ペット等の動物から排出される糞尿や、工場等から排出される産業廃棄物などがある。主に成分が動植物に由来する有機物であり、水分を多く含み、腐敗しやすい。放置すると悪臭を放つため、微生物によって有機物の分解を促進させて堆肥化する等の処置を施している。
【0003】
堆肥化は、主に酸素を大量に消費する好気性微生物によって行われる。好気性発酵は、空気、水分および温度を適切に制御する必要がある。堆肥化が良好に進むと、タンパク質がアンモニアに分解される等によりアルカリ性に傾くが、酸素が供給されないと嫌気性微生物が増殖して悪臭源となる。
【0004】
アンモニアやその他の悪臭源の発生を抑制するために、弱酸性で堆肥化を進行させる方法もある。特許文献1に記載されているように、処理過程が酸性で推移し、臭気発生が格段に少ない有機性廃棄物の堆肥化プロセスの発明も開示されている。
【0005】
一般的に、微生物を担持させた基材に有機性廃棄物を混合して堆肥化処理を行うが、微生物が好アルカリ菌の場合、基材が酸性に傾くと処理が停滞してしまい、処理槽内の基材を入れ替える必要が生じる。しかし、特許文献1に記載の発明においては、微生物が好酸性菌であり、有機性廃棄物に含まれている乳酸菌などによって微生物を担持させた基材が酸性のまま維持されるので、有機性廃棄物を継続的に追加投入しても処理可能となっている。
【0006】
また、好気性微生物に酸素を供給し、発酵熱で水分を蒸発させるために、通気性が重要となる。特許文献2に記載されているように、排出口が詰まり攪拌モータが異常停止したり、発酵槽(処理槽)内の好気性微生物を培養した基材が空気循環経路に詰まって泥状化したりすることを抑え、虫や異臭の発生を防止する有機廃棄物処理装置の発明も開示されている。
【0007】
有機性廃棄物が堆肥化されると水分の蒸発などにより処理槽内の分量も減少するが、有機性廃棄物を追加していけば、いずれは処理槽の容量をオーバーすることになるため、定期的に堆肥化された有機性廃棄物を排出する必要がある。
【0008】
処理槽内で攪拌棒を回転させることで、好気性微生物を担持させた基材と有機性廃棄物とを混合するとともに、好気性微生物に酸素を供給している。処理槽の収容量を増やしたとしても、有機性廃棄物を入れ過ぎれば十分に攪拌することができず、通気口を塞いで酸素の供給を遮断してしまうおそれがある。
【0009】
また、有機性廃棄物にそれ以外の堅いものが混在していると、それに引っ掛かった攪拌棒が折れて、さらにそれが攪拌されることで処理槽の内壁を突き破るなど、様々な異常が発生する。そのまま使用を継続することで、より深刻な故障に繋がる場合もあり、初期段階で早期に対処することが望まれる。なお、特許文献3に記載しているように、処理槽内の有機性廃棄物の量及び含有物の異常を検知し故障を抑制する有機性廃棄物処理装置の発明も開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特許第5249567号公報
特開2006-137643号公報
特許第6739851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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