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公開番号
2024156005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2024146111,2022147197
出願日
2024-08-28,2022-09-15
発明の名称
1回当たりの投与量がイサブコナゾール換算で100~400mgである、イサブコナゾール又はそのプロドラッグを有効成分として含有する製剤
出願人
旭化成ファーマ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/427 20060101AFI20241024BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】安全性に優れた、1回当たりの投与量がイサブコナゾール換算で100~400mgである、イサブコナゾール又はそのプロドラッグを有効成分として含有する製剤等を提供すること。
【解決手段】特定の背景を有する者(例:日本人)に対して、経口又は静脈に投与すること。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
イサブコナゾール又はそのプロドラッグを有効成分として含有する静脈投与用製剤であって、1回当たりの投与量がイサブコナゾール換算で200mgであり、日本人に対して静脈に投与するための静脈投与用製剤。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
イサブコナゾール又はそのプロドラッグを有効成分として含有する静脈投与用製剤であって、1回当たりの投与量がイサブコナゾール換算で200mgであり、日本人に対して1時間を超過する時間をかけて静脈に投与するための静脈投与用製剤。
【請求項3】
イサブコナゾール又はそのプロドラッグを有効成分として含有する経口投与用製剤であって、1回当たりの投与量がイサブコナゾール換算で200mgであり、日本人に対し投与するための経口投与用製剤。
【請求項4】
イサブコナゾールのプロドラッグが、イサブコナゾニウム硫酸塩である、請求項1~3のいずれか1項に記載の製剤。
【請求項5】
真菌症を治療するための、請求項1~3のいずれか1項に記載の製剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、1回当たりの投与量がイサブコナゾール換算で100~400mgである、イサブコナゾール又はそのプロドラッグを有効成分として含有する製剤等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
体表に局在する真菌による感染症は表在性真菌症と呼ばれるが、真菌が肺、肝臓、腎臓、脳など体の深部に入り込んで感染を起こすような状態は深在性真菌症と呼ばれている。深在性真菌症は、例えば、臓器移植を受けた後等免疫力が低下している患者に発症することがある感染症である。
【0003】
日本国内で経験される主な深在性真菌症は、アスペルギルス症、カンジダ症、次いで頻度はかなり落ちるが、クリプトコッカス症、ムーコル症などである(非特許文献1)。深在性真菌症における種々の病態は「炎症」そのものであり、起炎性刺激因子を演ずる真菌による生体損傷から身を守る防御反応の「表現」である(非特許文献1)。
【0004】
侵襲性アスペルギルス症(IA;invasive aspergillosis)は血液領域、特に急性白血病に対する化学療法や造血幹細胞移植における深在性真菌症として最も頻度が高いことが報告されている(非特許文献2)。また、慢性肺アスペルギルス症(CPA;chronic pulmonary aspergillosis)には、単純性肺アスペルギローマ(SPA;simple pulmonary aspergilloma)と慢性進行性肺アスペルギルス症(CPPA;chronic progressive pulmonary aspergillosis)があることも報告されている(非特許文献1)。
【0005】
深在性真菌症治療に用いられ得る抗真菌薬として、例えば、アムホテリシンB(AMPH-B)、アムホテリシンBリポソーム製剤(L-AMB)、ミコナゾール(MCZ)、フルコナゾール(FLCZ)、ホスフルコナゾール(F-FLCZ)、ボリコナゾール(VRCZ)、イトラコナゾール(ITCZ)、ミカファンギン(MCFG)等が知られている(非特許文献1)。
【0006】
海外において、新規アゾールであるイサブコナゾールが侵襲性アスペルギルス症(IA)をはじめとする深在性真菌症に対して有効であることが報告されている(非特許文献2)。例えば、侵襲性アスペルギルス症(IA)患者を対象にボリコナゾール(VRCZ)と比較した海外第III相試験において、イサブコナゾールは、有効性において、ボリコナゾール(VRCZ)との非劣性を示した(非特許文献3)。また、海外第III相試験におけるムーコル症患者におけるイサブコナゾールの有効性を、国際的なレジストリデータベースを用いたMatched-Case Control研究により評価した結果、イサブコナゾールはアムホテリシンBと大きく異ならない有効性を示すことが確認されている(非特許文献4)。
【0007】
先の2つの海外第III相試験において、イサブコナゾールは、プロドラックであるイサブコナゾニウム硫酸塩として、2日間にわたって、1日3回、イサブコナゾール換算で200mg投与され、その後、1日1回、イサブコナゾール換算で200mg投与されたことが報告されている(非特許文献3~4)。
【0008】
ところで、日本人と外国人との間で薬物の体内動態等が異なることがあり、また、外国人での臨床試験結果に基づき設定された推奨用量が日本人での推奨用量であると結論付けることは困難である場合もみられる(非特許文献7)。そのため、日本人に投与する場合には、日本人に適した用量を設定する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第3787307号公報
特許第5576279号公報
特許第6334529号公報
【非特許文献】
【0010】
深在性真菌症の診断・治療ガイドライン(2014)共和企画
Med.Mycol.J.(2016)、Vol.57J、J77-J88
Lancet(2016)、Vol.387、pp760~769
Lancet Infect Dis(2016)、Vol.16、828~837
CRESEMBA(登録商標)添付文書(2015)
抗がん剤の血管外漏出の予防と対応ガイド(2019)キッセイ薬品工業株式会社
厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知(薬食審査発第0928010号)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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