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公開番号2024155478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070228
出願日2023-04-21
発明の名称電気接続部品、および電気接続ユニット
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 9/00 20060101AFI20241024BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化できる電気接続部品、および電気接続ユニットを提供する。
【解決手段】電気接続部品3は、配線2が一体に設けられた本体部6を備え、本体部6が取付け先の筐体4に締結部7によって固定される。本体部6は、締結部7の軸部21を通す孔22が設けられた取付部23を有する。取付部23の少なくとも1つは、筐体4と本体部6との位置決め部を兼ねる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
配線が一体に設けられた本体部を備え、前記本体部が取付け先の筐体に締結部によって固定される電気接続部品であって、
前記本体部は、前記締結部の軸部を通す孔が設けられた取付部を有し、
前記取付部の少なくとも1つは、前記筐体と前記本体部との位置決め部を兼ねる、電気接続部品。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記本体部は、複数の前記配線の間を絶縁する絶縁部と、前記絶縁部と一体に設けられるとともに前記筐体に前記締結部によって固定されるプレート部と、を有し、
前記取付部の少なくとも1つは、前記プレート部に設けられている、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項3】
前記取付部の少なくとも1つは、前記プレート部に一体形成されている、請求項2に記載の電気接続部品。
【請求項4】
前記取付部は、前記孔の周縁から前記筐体に向かって突出する突壁を有する絞り加工部を含む、請求項3に記載の電気接続部品。
【請求項5】
前記取付部の少なくとも1つは、前記本体部とは独立する別部品を含んで構成されている、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項6】
前記本体部は、複数の前記配線の間を絶縁する絶縁部と、前記絶縁部と一体に設けられるとともに前記筐体に前記締結部によって固定されるプレート部と、を有し、
前記別部品は、前記プレート部に形成されたプレート孔に連通するカラー孔を有しつつ、前記プレート部に取付けられるカラーであり、
前記取付部の少なくとも1つは、前記プレート孔および前記カラーを含む、請求項5に記載の電気接続部品。
【請求項7】
前記本体部は、複数の前記配線の間を絶縁する絶縁樹脂であり、
前記取付部の少なくとも1つは、前記絶縁樹脂にインサート成型された前記別部品としてのインサートカラーにより構成されている、請求項5に記載の電気接続部品。
【請求項8】
前記筐体は、前記取付部に係合する係合部を有し、
前記係合部は、前記筐体の表面から突出する突状部を有し、前記突状部が前記取付部に係合しつつ、前記電気接続部品と前記筐体とを位置決めする、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項9】
前記筐体は、前記取付部に係合する係合部を有し、
前記係合部は、前記筐体の表面から凹む凹状部を有し、前記凹状部が前記取付部を収容しつつ、前記電気接続部品と前記筐体とを位置決めする、請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項10】
配線が一体に設けられた本体部を有する電気接続部品と、前記電気接続部品が締結部によって固定される筐体と、を備える電気接続ユニットであって、
前記本体部は、前記締結部の軸部を通す孔が設けられた取付部を有し、
前記取付部の少なくとも1つは、前記筐体と前記本体部との位置決め部を兼ねる、電気接続ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続部品、および電気接続ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、回転電機用端子台は、電力用コネクタ、信号用コネクタ、およびカラーが溶融樹脂によりインサート成型された台座部を有する。回転電機用端子台は、ケースに固定されるとき、台座部に設けられた位置決めピンがケースに嵌め込まれることにより位置決めされる。そして、台座部は、ねじによりケースに固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-160619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された回転電機用端子台の場合、台座部に位置決めピンを形成する必要があるので、その分、台座部ひいては回転電機用端子台が大型化する懸念があった。
本開示の目的は、小型化できる電気接続部品、および電気接続ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決する電気接続部品は、配線が一体に設けられた本体部を備え、前記本体部が取付け先の筐体に締結部によって固定される構成であって、前記本体部は、前記締結部の軸部を通す孔が設けられた取付部を有し、前記取付部の少なくとも1つは、前記筐体と前記本体部との位置決め部を兼ねる。
【発明の効果】
【0006】
本開示は、電気接続部品を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る電気接続ユニットの外観を示す斜視図である。
図2は、電気接続部品を裏面から見た斜視図である。
図3は、電気接続ユニットの分解斜視図である。
図4は、図1に示すIV-IV線の断面図である。
図5は、電気接続ユニットの一部を拡大して示す断面図である。
図6(a)~図6(d)は、絞り加工の手順を示す説明図である。
図7は、第2実施形態に係る筐体の外観を示す斜視図である。
図8は、電気接続ユニットの一部を拡大して示す断面図である。
図9は、第3実施形態に係る電気接続部品を裏面から見た斜視図である。
図10は、電気接続ユニットの縦断面図である。
図11は、電気接続ユニットの一部を拡大して示す断面図である。
図12は、かしめカラーの取付けの概要を示す説明図である。
図13は、第4実施形態に係る電気接続部品を裏面から見た斜視図である。
図14は、電気接続ユニットの縦断面図である。
図15は、電気接続ユニットの一部を拡大して示す断面図である。
図16は、別例の電気接続ユニットの一部を拡大して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示の電気接続部品は、配線が一体に設けられた本体部を備え、前記本体部が取付け先の筐体に締結部によって固定される構成であって、前記本体部は、前記締結部の軸部を通す孔が設けられた取付部を有し、前記取付部の少なくとも1つは、前記筐体と前記本体部との位置決め部を兼ねる。
【0009】
本構成によれば、締結部によって筐体に取付けられる電気接続部品において、締結部を取付けるための取付部が、電気接続部品と筐体との位置決め部を兼ねる。このため、取付部と位置決め部とを別々に設ける必要がない。よって、電気接続部品を小型化することが可能となる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記本体部は、複数の前記配線の間を絶縁する絶縁部と、前記絶縁部と一体に設けられるとともに前記筐体に前記締結部によって固定されるプレート部と、を有し、前記取付部の少なくとも1つは、前記プレート部に設けられている。この構成によれば、プレート部が薄い部材であるので、電気接続部品の小型化に一層寄与する。
(【0011】以降は省略されています)

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