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公開番号2024147915
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-17
出願番号2023060656
出願日2023-04-04
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20241009BHJP(計算;計数)
要約【課題】監視装置を利用できなくなった場合でも管理サーバとの通信を安定して継続する情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】管理システムにおいて、画像処理装置103は、管理サーバ101との通信において、プロキシサーバ106と異なる画像処理装置を監視する監視装置102が有するプロキシサーバ機能を経由しない第1の通信経路を用いて、管理サーバと通信を行う第1通信手段及び監視装置による監視として画像処理装置から取得すべき稼働情報を、画像処理装置から管理サーバに対して送信するための通信において、監視装置が有するプロキシサーバ機能をさらに経由する第2の通信経路を用いて、管理サーバと通信を行う第2通信手段を有する。第1通信手段は、第2の通信経路を用いた管理サーバとの通信に失敗する場合、第2の通信経路を用いた通信が失敗する旨の情報を含む通知を、第1の通信経路を用いて管理サーバに対して実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のネットワークと、プロキシサーバと、第2のネットワークとを介した管理サーバとの通信が可能な情報処理装置であって、
前記管理サーバとの前記通信において、前記プロキシサーバと異なる前記情報処理装置を監視する監視装置が有するプロキシサーバ機能を経由しない第1の通信経路を用いて、前記管理サーバと通信を行う第1通信手段と、
前記監視装置による監視として前記情報処理装置から取得すべき稼働情報を、前記情報処理装置から前記管理サーバに対して送信するための通信において、前記監視装置が有する前記プロキシサーバ機能をさらに経由する第2の通信経路を用いて、前記管理サーバと通信を行う第2通信手段と、を有し、
前記第1通信手段は、前記第2の通信経路を用いた前記管理サーバとの通信に失敗する場合、前記第2の通信経路を用いた通信が失敗する旨の情報を含む通知を、前記第1の通信経路を用いて前記管理サーバに対して実行する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、前記第2のネットワークを介して前記監視装置に接続された複数の情報処理装置のうち1つである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
自装置が、前記第1通信手段により前記通知を実行すべき代表デバイスに該当する旨の情報、または、前記自装置と該自装置以外の他の少なくとも1つの情報処理装置が前記代表デバイスに該当する旨の情報を記憶する記憶手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記複数の情報処理装置を識別する識別情報と、前記複数の情報処理装置のうちいずれの装置が、前記第1通信手段により前記通知を実行すべき代表デバイスに該当するかを示す情報とを対応付ける管理情報を記憶する記憶手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記管理情報を前記監視装置から取得する取得手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記自装置が前記代表デバイスに該当するか否かを、ユーザが設定する設定手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記記憶手段は、前記第1の通信経路での通信処理のために設定される、前記第2の通信経路から前記第1の通信経路への切替タイミングを示す時間情報をさらに記憶する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項8】
プロキシサーバ手段をさらに有し、
前記記憶手段は、前記プロキシサーバ手段のプロキシサーバ機能を提供する対象となる、自装置以外の少なくとも1つの情報処理装置の識別情報を記憶する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記情報処理装置は、プリンタ機能およびスキャナ機能の少なくとも1つの機能を備える画像処理装置であって、
前記稼働情報は、前記少なくとも1つの機能の利用に基づき記録されるデータを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
第1のネットワークと、プロキシサーバと、第2のネットワークとを介した管理サーバとの通信が可能な情報処理装置における情報処理方法であって、
前記管理サーバとの前記通信において、前記プロキシサーバと異なる前記情報処理装置を監視する監視装置が有するプロキシサーバ機能を経由しない第1の通信経路を用いて、前記管理サーバと通信を行う第1通信工程と、
前記監視装置による監視として前記情報処理装置から取得すべき稼働情報を、前記情報処理装置から前記管理サーバに対して送信するための通信において、前記監視装置が有する前記プロキシサーバ機能をさらに経由する第2の通信経路を用いて、前記管理サーバと通信を行う第2通信工程と、
前記第2の通信経路を用いた前記管理サーバとの通信に失敗する場合、前記第2の通信経路を用いた通信が失敗する旨の情報を含む通知を、前記第1の通信経路を用いて前記管理サーバに対して実行する通知工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ネットワークに接続され得るデバイスの情報処理技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、顧客環境に設置された複合機などのネットワークデバイスを管理する管理システムがある。この管理システムは、ネットワークデバイスから収集したデータを管理し、収集したデータを分析した結果を顧客に示すことで、顧客がその分析結果を基にネットワークデバイスの構成や設定を変更することができる。この管理システムは、例えば、ネットワークデバイスの情報を収集する監視装置と、監視装置が収集した情報を管理、分析する管理サーバとを含む。監視装置は顧客環境に設置され、定期ポーリングでデータを取得してネットワークデバイスを管理する。
【0003】
サービスに必要な稼働情報をネットワークデバイス内で収集して、管理サーバに直接送信することが可能な自己監視機能を有するネットワークデバイスも存在する。このようなネットワークデバイスが複数台導入された場合、ネットワークデバイスが個々にインターネットに接続されることはセキュリティ管理上、許容できないため、インターネット接続を集約して欲しいという顧客要望がある。この顧客要望に対して、ネットワークデバイスからの通信を集約するために、前述の監視装置がプロキシサーバ機能を持つ場合がある。この監視装置はネットワークデバイスに対して、自身が保持するプロキシサーバの設定情報を通知し、ネットワークデバイスに対して必要な処理の指示を行うことができる。
【0004】
ところで、特許文献1には、モバイルネットワークとイントラネットの2つの通信経路を利用して通信を行う管理システムが開示されている。このシステムでは、例えば電波障害等によってモバイルネットワークの経路が利用できない場合に、ネットワークデバイスは、イントラネットの経路を介して管理サーバと通信を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-65868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ネットワークデバイスが、上述したプロキシサーバ機能を有する監視装置を経由して通信を行っている時に、監視装置のOSのエラーや電源異常などが発生するなど、管理サーバと通信できなくなるようなエラーが発生することが懸念される。こういった場合、監視装置を経由して管理サーバと通信していたネットワークデバイスはその通信の継続ができなくなる。
【0007】
そこで、本開示の例示的な目的の1つは、監視装置を利用できなくなった場合でも、管理サーバとの通信を安定して継続することができる情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一形態に係る情報処理装置は、第1のネットワークと、プロキシサーバと、第2のネットワークとを介した管理サーバとの通信が可能な情報処理装置であって、前記管理サーバとの前記通信において、前記プロキシサーバと異なる前記情報処理装置を監視する監視装置が有するプロキシサーバ機能を経由しない第1の通信経路を用いて、前記管理サーバと通信を行う第1通信手段と、前記監視装置による監視として前記情報処理装置から取得すべき稼働情報を、前記情報処理装置から前記管理サーバに対して送信するための通信において、前記監視装置が有する前記プロキシサーバ機能をさらに経由する第2の通信経路を用いて、前記管理サーバと通信を行う第2通信手段と、を有し、前記第1通信手段は、前記第2の通信経路を用いた前記管理サーバとの通信に失敗する場合、前記第2の通信経路を用いた通信が失敗する旨の情報を含む通知を、前記第1の通信経路を用いて前記管理サーバに対して実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、監視装置を利用できなくなった場合でも、管理サーバとの通信を安定して継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る管理システムの構成を示す図である。
画像処理装置の内部構成の一例を示すブロック図である。
監視装置、管理サーバ等の内部構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
監視装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置のデバイス登録処理を示すフローチャートである。
画像処理装置の登録処理結果および通信処理結果の表示例を示す図である。
指示書の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る監視装置の動作処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る監視装置が保持するデバイス管理画面の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る画像処理装置の動作処理の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係るデバイス管理情報の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る画像処理装置の動作処理の一例を示すフローチャートである。
第3の実施形態に係るデバイス管理情報の一例を示す図である。
第3の実施形態に係る画像処理装置の動作処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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