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公開番号2024144769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024131193,2023026613
出願日2024-08-07,2019-09-30
発明の名称水洗大便器
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03D 11/08 20060101AFI20241003BHJP(上水;下水)
要約【課題】水洗大便器の汚物の排出性を向上させること。
【解決手段】実施形態に係る水洗大便器は、ボウル部と、リム部と、吐水口と、溜水部とを備える。ボウル部は、汚物を受ける。リム部は、ボウル部の上部に形成される。吐水口は、洗浄水を吐水する。溜水部は、ボウル部の下部に形成される。溜水部には、底面部に接続される排水路の上部の領域である第1領域と、第1領域よりも前方に位置する第2領域とが形成される。吐水口からリム部に沿って吐水された洗浄水の主流は、運動エネルギーを連続的に低減させながらボウル部を旋回して第1領域に流入する。洗浄水の主流の一部は、第2領域に流入する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
汚物を受けるボウル部と、
前記ボウル部の上部に形成されるリム部と、
洗浄水を吐水する吐水口と、
前記ボウル部の下部に形成される溜水部と
を備え、
前記溜水部には、底面部に接続される排水路の上部の領域である第1領域と、前記第1領域よりも前方に位置する第2領域とが形成され、
前記吐水口から前記リム部に沿って吐水された前記洗浄水の主流は、運動エネルギーを連続的に低減させながら前記ボウル部を旋回して前記第1領域に流入し、
前記洗浄水の主流の一部は、前記第2領域に流入する
ことを特徴とする水洗大便器。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記吐水口から吐水される洗浄水が前記リム部に沿って流れる通水路を形成する底面壁は、吐水口側の端部からボウル部の前端に向けて高さが高くなる
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
前記第1領域では、第1旋回流が形成され、
前記第2領域では、前記第1旋回流とは異なる第2旋回流が形成される
ことを特徴とする請求項2に記載の水洗大便器。
【請求項4】
前記吐水口は、
前記リム部に沿って前記洗浄水を吐水する第1吐水口と、
前記第1吐水口とは異なる箇所に設けられ、前記洗浄水を吐水する第2吐水口と
を備え、
前記第1吐水口から吐水された前記洗浄水の一部は、前記主流から分岐し、前記第2吐水口から吐水された前記洗浄水と合流し、前記第2領域に流入する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の水洗大便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、リム部に沿って旋回する洗浄水の主流をボウル部の前方から溜水部に流入させる水洗大便器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5553188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記する水洗大便器では、水洗大便器の小型化のため、ボウル部の前後方向の長さを短くすると、洗浄水の流速が大きくなり、ボウル部の前方から溜水部に流入せず、汚物の排出性が低下するおそれがある。
【0005】
実施形態の一態様は、汚物の排出性を向上させる水洗大便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、ボウル部と、リム部と、吐水口と、溜水部とを備える。ボウル部は、汚物を受ける。リム部は、ボウル部の上部に形成される。吐水口は、洗浄水を吐水する。溜水部は、ボウル部の下部に形成される。溜水部には、底面部に接続される排水路の上部の領域である第1領域と、第1領域よりも前方に位置する第2領域とが形成される。吐水口からリム部に沿って吐水された洗浄水の主流は、運動エネルギーを連続的に低減させながらボウル部を旋回して第1領域に流入する。洗浄水の主流の一部は、第2領域に流入する。
【0007】
これにより、水洗大便器は、大きい旋回力を有する洗浄水の主流を第1領域に流入させ、第1領域において汚物を攪拌しながら排水路に押し込み、汚物を排出する。そのため、水洗大便器は、汚物の排出性を向上させることができる。また、水洗大便器は、洗浄水の主流の一部を第2領域に流入させることで、第2領域における旋回流の勢いを大きくすることができ、第2領域における汚物の攪拌性を向上させ、汚物の排出性を向上させることができる。また、水洗大便器は、汚物を排出する際に、大きな勢いを有する第2領域の旋回流を、第2領域から第1領域に流入させ、汚物を排出路に押し込むことができる。そのため、水洗大便器は、汚物の排出性を向上させることができる。
【0008】
また、前記吐水口から吐水される洗浄水が前記リム部に沿って流れる通水路を形成する底面壁は、吐水口側の端部からボウル部の前端に向けて高さが高くなることを特徴とする。
【0009】
これにより、水洗大便器では、第1洗浄水の主流が有する運動エネルギーが小さくなり、第1洗浄水の主流の旋回力が調整される。そのため、水洗大便器は、第1洗浄水の主流が旋回し過ぎることを抑制することができる。従って、水洗大便器は、第1洗浄水がリム部11を乗り上げて溢れてしまうことを抑制することができる。
【0010】
また、前記第1領域では、第1旋回流が形成され、前記第2領域では、前記第1旋回流とは異なる第2旋回流が形成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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