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公開番号2024144484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024117141,2024543064
出願日2024-07-22,2023-09-08
発明の名称重合体、潤滑油用摩擦低減剤、および潤滑油組成物
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C10M 145/14 20060101AFI20241003BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約【課題】高い摩擦低減効果を有する重合体潤滑油添加剤、潤滑油用摩擦低減剤、及び潤滑油組成物を提供できる重合体を提供すること。
【解決手段】主鎖ポリマー構造と、側鎖ポリマー構造とを有し、前記側鎖ポリマー構造が、アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含み、前記主鎖ポリマー構造、及び側鎖ポリマー構造の少なくとも一つが、下記一般式(1)で示される(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位を含む、重合体。式(1)中、R1は、水素原子またはメチル基であり、R2は、水素原子または極性基を含有する有機基を表す。ただし、極性基を含有する有機基は、アルコキシアルキル基を含まない。
[化1]
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特許請求の範囲【請求項1】
主鎖ポリマー構造と、側鎖ポリマー構造とを有し、
前記側鎖ポリマー構造が、アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含み、
前記主鎖ポリマー構造、及び側鎖ポリマー構造の少なくとも一つが、下記一般式(1)で示される(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位を含み、
前記(メタ)アクリレート(b)の極性基が、ヒドロキシル基、カルボキシ基、アミノ基またはアミド基である、潤滑油添加剤用重合体。
TIFF
2024144484000014.tif
21
170
(式中、R

は、水素原子またはメチル基であり、R

は、水素原子または極性基を含有する有機基を表す。ただし、極性基を含有する有機基は、アルコキシアルキル基を含まない。)
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記(メタ)アクリレート(b)の極性基が、ヒドロキシル基である、請求項1に記載の潤滑油添加剤用重合体。
【請求項3】
さらにアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位を含む、請求項1に記載の潤滑油添加剤用重合体。
【請求項4】
前記主鎖ポリマー構造が、アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含む、請求項1に記載の潤滑油添加剤用重合体。
【請求項5】
前記主鎖ポリマー構造が、ビニル系ラジカル重合性単量体(m1)由来の構成単位を含、み、前記ビニル系ラジカル重合性単量体(m1)由来の構成単位の少なくとも一部は、前記(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位である、
請求項1に記載の潤滑油添加剤用重合体。
【請求項6】
前記側鎖ポリマー構造が、マクロモノマー(M)由来の構成単位を含む、請求項5に記載の潤滑油添加剤用重合体。
【請求項7】
前記マクロモノマー(M)が、前記アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含む請求項6に記載の潤滑油添加剤用重合体。
【請求項8】
前記マクロモノマー(M)が、下記式(2)の構造を有する請求項6に記載の潤滑油添加剤用重合体。
TIFF
2024144484000015.tif
49
170
(式中、X

~X
n-1
は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基又はCH

OHを示し、Y

~Y

は、それぞれ独立して、前記マクロモノマー(M)のモノマー構成単位であるビニル系ラジカル重合性単量体(m2)のビニル基に結合するX

~X
n-1
以外の置換基を示す。Zは末端基を表し、nは2~10000の整数を表す。)
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の潤滑油添加剤用重合体を含む、潤滑油添加剤。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1項に記載の潤滑油添加剤用重合体、及び溶媒を含む、潤滑油用摩擦低減剤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンオイル等に使用される重合体、潤滑油用摩擦低減剤、潤滑油組成物に関する。
本願は、2022年9月9日に、日本に出願された特願2022-143787号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 6,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動車のエンジン油や駆動系油等に代表される潤滑油には、摩擦によるエネルギー損失の削減や、焼き付き防止による機器の長寿命化を目的として、各種摩擦摩低減剤が配合されている。近年の省燃費化を目的とした潤滑油の低粘度化を背景に、金属同士の接触面の負荷は過酷さを増しており、摩擦低減剤の役割は一層重要なものとなってきている。
摩擦低減剤としては、長鎖脂肪酸エステルおよび脂肪酸アミド等の油性向上剤や、リン酸エステルおよびジチオリン酸亜鉛等の摩耗防止剤、有機硫黄化合物および有機ハロゲン化合物等の極圧剤、有機モリブデン化合物等の摩擦調整剤等が挙げられるが、使用条件や使用環境によっては、これらの添加剤だけでは摩擦の低減効果が不十分となる課題があった。この課題を克服するために、摩擦低減剤としてポリマー材料を用いる検討が進められており、例えば、特許文献1には、ポリオレフィンベースのマクロモノマーに由来する繰り返し単位と、低分子量モノマーに由来する繰り返し単位を包含する櫛型ポリマーが摩擦変更剤(摩擦改良剤)として、好適に使用できることが開示されている。また、特許文献2には、(メタ)アクリル系グラフト共重合体が摩擦調整剤として、好適に使用できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2020-502344号公報
特開2022-113676号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1、2に記載の方法では、摩擦の低減効果が不十分である。
【0005】
本発明の目的は、重合体を提供することにあり、前記重合体を用いて、高い摩擦低減効果を有する重合体潤滑油添加剤、潤滑油用摩擦低減剤、及び潤滑油組成物を提供できる重合体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1] 主鎖ポリマー構造と、側鎖ポリマー構造とを有し、
前記側鎖ポリマー構造が、アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含み、
前記主鎖ポリマー構造、及び側鎖ポリマー構造の少なくとも一つが、下記一般式(1)で示される(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位を含む、重合体。
TIFF
2024144484000001.tif
21
170
(式中、R

は、水素原子またはメチル基であり、R

は、水素原子または極性基を含有する有機基を表す。ただし、極性基を含有する有機基は、アルコキシアルキル基を含まない。)
[2] 前記(メタ)アクリレート(b)の極性基が、ヒドロキシル基、カルボキシ基、アミノ基またはアミド基である、[1]に記載の重合体。
[3] 前記(メタ)アクリレート(b)の極性基が、ヒドロキシル基である、[1]又は[2]に記載の重合体。
[4] さらにアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位を含む、[1]~[3]のいずれか一項に記載の重合体。
[5] 前記主鎖ポリマー構造が、アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含む、[1]~[4]のいずれか一項に記載の重合体。
[6] 前記主鎖ポリマー構造の割合は、重合体の総質量に対して、25~98質量%が好ましく、30~95質量%がより好ましく、40~90質量%がさらに好ましい、[1]~[5]のいずれか一項に記載の重合体。
[7] 前記側鎖ポリマー構造の割合は、重合体の総質量に対して、2~75質量%が好ましく、5~70質量%がより好ましく、10~60質量%がさらに好ましい、[1]~[6]のいずれか一項に記載の重合体。
[8] 前記アルキル(メタ)アクリレート(a)が、炭素数が11~20の直鎖状あるいは分岐状のアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、炭素数が11~20の直鎖状あるいは分岐状のアルキルメタクリレートがより好ましく、炭素数が11~18の直鎖状あるいは分岐状のアルキルメタクリレートがさらに好ましく、炭素数が12~14の直鎖状あるいは分岐状のアルキルメタクリレートが特に好ましい、[1]~[7]のいずれか一項に記載の共重合体。
[9] 前記アルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位の含有量は、側鎖ポリマー構造の総質量に対して、30~100質量%が好ましく、50~100質量%がより好ましく、80~99質量%がさらに好ましい、[1]~[8]のいずれか一項に記載の重合体。
[10] 前記アルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位の含有量は、重合体の総質量に対して、20~90質量%が好ましく、25~85質量%がより好ましく、30~80質量%がさらに好ましい、[1]~[9]のいずれか一項に記載の重合体。
[11] 前記(メタ)アクリレート(b)の極性基が、ヒドロキシル基、カルボキシ基、炭素数2~6の脂肪族複素環、炭素数4~10の芳香族複素環、アルコキシシリル基、炭素数3~9のトリアルコキシシリル基、リン酸基、リン酸エステル基、アミノ基、又はアミド基が好ましく;ヒドロキシル基、カルボキシ基、アミノ基、又はアミド基がより好ましく;ヒドロキシル基がさらに好ましい、[1]~[10]のいずれか一項に記載の重合体。
[12] 前記(メタ)アクリレート(b)の総炭素数は、3~10が好ましく、3~9がより好ましく、3~8がさらに好ましい。[1]~[11]のいずれか一項に記載の重合体。
[13] 前記(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位の含有量は、重合体の総質量に対して、0.01質量%以上20質量%以下が好ましく、0.05質量%以上15質量%以下がより好ましく、0.1質量%以上5質量%以下がさらに好ましく、0.5質量%以上3質量%以下が特に好ましい、[1]~[12]のいずれか一項に記載の共重合体。
[14] さらにアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位を含む、[1]~[13]のいずれか一項に記載の重合体。
[15] さらにアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位を含み、前記アルキル(メタ)アクリレート(c)が、炭素数が1~4のアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、炭素数が1~4のアルキルアクリレートがより好ましく、n-ブチルアクリレートがさらに好ましい、[1]~[14]のいずれか一項に記載の重合体。
[16] さらにアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位を含み、前記アルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位の含有量は、重合体の総質量に対して、20質量%以上95質量%以下が好ましく、30質量%以上90質量%以下がより好ましく、45質量%以上80質量%以下がさらに好ましい、[1]~[15]のいずれか一項に記載の重合体。
[17] 前記アルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位、前記一般式(1)で示される(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位、及びアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位の含有量の合計は、重合体の総質量に対して、70~100質量%であることが好ましく、80~100質量%であることがより好ましく、90~100質量%であることがさらに好ましい、[1]~[16]のいずれか一項に記載の重合体。
[18] 前記主鎖ポリマー構造が、ビニル系ラジカル重合性単量体(m1)由来の構成単位を含み、前記ビニル系ラジカル重合性単量体(m1)由来の構成単位の少なくとも一部は、前記(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位である、
[1]~[17]のいずれか一項に記載の重合体。
[19] 前記側鎖ポリマー構造がマクロモノマー(M)由来の構成単位を含む、[1]~[18]のいずれか一項に記載の重合体。
[20] 前記マクロモノマー(M)が、前記アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含む[19]に記載の重合体。
[21] 前記マクロモノマー(M)が、下記式(2)の構造を有する[19]又は[20]に記載の重合体。
TIFF
2024144484000002.tif
49
170
(式中、X

~X
n-1
は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基又はCH

OHを示し、Y

~Y

は、それぞれ独立して、前記マクロモノマー(M)のモノマー構成単位であるビニル系ラジカル重合性単量体(m2)のビニル基に結合するX

~X
n-1
以外の置換基を示す。Zは末端基を表し、nは2~10000の整数を表す。)
[22] 前記ビニル系ラジカル重合性単量体(m1)が、前記一般式(1)で示される(メタ)アクリレート(b)、及びアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)を含む、[18]~[21]のいずれか一項に記載の重合体。
[23] 前記ビニル系ラジカル重合性単量体(m2)が、前記アルキル(メタ)アクリレート(a)を含む、[18]~[22]のいずれか一項に記載の重合体。
[24] 前記アルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位の含有量が、前記マクロモノマー(M)の総質量に対し、80~100質量%含有することが好ましく、85~99.9質量%含有することがより好ましく、90~99.8質量%含有することがさらに好ましく、95~99.5質量%含有することが特に好ましい、[19]~[23]のいずれか一項に記載の重合体。
[25] アルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位の含有量が、前記マクロモノマー(M)の総質量に対し、0質量%超20質量%以下含有することが好ましく、0.1~15質量%含有することがより好ましく、0.2~10質量%含有することがさらに好ましく、0.5~5質量%含有することが特に好ましい、[19]~[24]のいずれか一項に記載の重合体。
[26] [アルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位の含有量]/[前記アルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位の含有量]で表される比は、0.001~3.5が好ましく、0.002~3.0がより好ましく、0.005~2.6がさらに好ましい、[18]~[25]のいずれか一項に記載の重合体。
[27] 前記マクロモノマー(M)由来の構成単位の含有量は、重合体の総質量に対し、1~70質量%が好ましく、2~60質量%がより好ましく、5~50質量%がさらに好ましい、[19]~[26]のいずれか一項に記載の重合体。
[28] 前記マクロモノマー(M)のゲル浸透クロマトグラフィーで測定した質量平均分子量(Mw)は、2000~100000が好ましく、3000~80000がより好ましく、4000~50000がさらに好ましく、5000~30000が特に好ましい、[19]~[27]のいずれか一項に記載の重合体。
[29] 前記マクロモノマー(M)のゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定した数平均分子量(Mn)は、500~30000が好ましく、1000~25000がより好ましく、2000~20000がさらに好ましく、3000~16000が特に好ましい、[19]~[28]のいずれか一項に記載の重合体。
[30] 前記マクロモノマー(M)のゲル浸透クロマトグラフィーで測定した分子量分布(Mw/Mn)は、1.0~5.0が好ましく、1.3~3.0がより好ましく、1.5~2.5がさらに好ましい、[19]~[29]のいずれか一項に記載の重合体。
[31] 前記重合体のGPCで測定した質量平均分子量(Mw)は、10000以上500000以下が好ましく、15000以上300000以下であることがより好ましく、20000以上200000以下であることがさらに好ましい、[1]~[30]のいずれか一項に記載の重合体。
[32] 前記重合体のゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定した数平均分子量(Mn)は、5000以上100000以下が好ましく、10000以上80000以下であることがより好ましく、15000以上50000以下であることがさらに好ましい、[1]~[31]のいずれか一項に記載の重合体。
[33] 前記重合体のゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定した分子量分布(Mw/Mn)は、1.0以上15以下が好ましく、2.0以上10以下であることがより好ましく、3.0以上8.0以下であることがさらに好ましい、[1]~[32]のいずれか一項に記載の重合体。
[34] 前記重合体を2質量%含有するベースオイル溶液を調製し、SRV5試験機(Optimol Instruments Pruftechnik GmbH社製)を用いて40℃において測定される摩擦係数は、0.16以下が好ましく、0.155以下がより好ましく、0.15以下がさらに好ましい、[1]~[33]のいずれか一項に記載の重合体。
[35] [1]~[34]のいずれか一項に記載の重合体を含む、潤滑油添加剤。
【0007】
加えて、本発明は以下の態様を有する。
[1]主鎖ポリマー構造と、側鎖ポリマー構造とを有する(メタ)アクリル系グラフト共重合体Aを含有する潤滑油用摩擦低減剤であって、前記(メタ)アクリル系グラフト共重合体Aが、アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を前記側鎖ポリマー構造に含み、かつ下記一般式(1)で示される(メタ)アクリレート(b)由来の構成単位を含む、潤滑油用摩擦低減剤。
【0008】
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2024144484000003.tif
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170
【0009】
(式中、R

は、水素原子またはメチル基であり、R

は、水素原子または極性基を含有する有機基を表す。ただし、極性基を含有する有機基は、アルコキシアルキル基を含まない。)
[2]前記(メタ)アクリレート(b)の極性基が、ヒドロキシル基、カルボキシ基、アミノ基またはアミド基である[1]の潤滑油用摩擦低減剤。
[3]前記(メタ)アクリレート(b)の極性基が、ヒドロキシル基である[1]の潤滑油用摩擦低減剤。
[4]前記(メタ)アクリル系グラフト共重合体Aが、さらにアルキル基の炭素数が1~10のアルキル(メタ)アクリレート(c)由来の構成単位を含有する[1]~[3]のいずれか1つに記載の潤滑油用摩擦低減剤。
[5]前記(メタ)アクリル系グラフト共重合体Aが、アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を前記主鎖ポリマー構造に含有する[1]~[4]のいずれか1つに記載の潤滑油用摩擦低減剤。
[6]前記(メタ)アクリル系グラフト共重合体Aが、ビニル系ラジカル重合性単量体(m1)由来の構成単位と、マクロモノマー(M)由来の構成単位と、を含む[1]~[5]のいずれか1つに記載の潤滑油用摩擦低減剤。
[7]前記マクロモノマー(M)が、前記アルキル基の炭素数が11~30のアルキル(メタ)アクリレート(a)由来の構成単位を含む[6]の潤滑油用摩擦低減剤。
[8]前記マクロモノマー(M)が、下記式(2)の構造を有する[6]の潤滑油用摩擦低減剤。
【0010】
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2024144484000004.tif
49
170
(【0011】以降は省略されています)

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