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公開番号2024144388
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024055336
出願日2024-03-29
発明の名称モータドライバ回路および駆動方法、それを用いた冷却装置および電子機器
出願人ローム株式会社
代理人個人,個人
主分類H02P 6/20 20160101AFI20241003BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】強制同期起動期間中に正確なFG信号を発生可能なモータドライバ回路を提供する。
【解決手段】コントロールロジック回路210は、ホール信号SHALLにもとづいて、モータ102と接続されるインバータ回路230を制御する。コントロールロジック回路210は、強制同期駆動のための通電パターンを発生し、通電パターンに対応して、ハイ検出区間とロー検出区間を切り替える。コントロールロジック回路210は、ハイ検出区間中に、ホール信号SHALLのハイを検出すると、内部ホール信号SHALL(INT)をハイとし、ロー検出区間中に、ホール信号SHALLのローを検出すると、内部ホール信号SHALL(INT)をローとする。そして当該内部ホール信号SHALL(INT)に応じたFG信号を発生する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホール信号にもとづいて、前記モータと接続されるブリッジ回路を制御するコントロールロジック回路を備え、
前記コントロールロジック回路は、
強制同期駆動のための通電パターンを発生し、前記通電パターンに対応して、ハイ検出区間とロー検出区間を切り替え、ハイ検出区間中に、前記ホール信号のハイを検出すると、内部ホール信号をハイとし、ロー検出区間中に、前記ホール信号のローを検出すると、前記内部ホール信号をローとし、当該内部ホール信号に応じたFG信号を発生する、モータドライバ回路。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記ブリッジ回路をさらに備える、請求項1に記載のモータドライバ回路。
【請求項3】
ひとつの半導体基板に一体集積化される、請求項1または2に記載のモータドライバ回路。
【請求項4】
前記モータはファンモータである、請求項1または2に記載のモータドライバ回路。
【請求項5】
センサ付きのファンモータと、
前記モータを駆動する請求項1または2に記載のモータドライバ回路と、
を備える、冷却装置。
【請求項6】
プロセッサと、
前記プロセッサを冷却するファンモータと、
前記モータを駆動する請求項1または2に記載のモータドライバ回路と、
を備える、電子機器。
【請求項7】
モータの駆動方法であって、
ホール信号を発生するステップと、
強制同期駆動のための通電パターンを発生するとともに、前記通電パターンに対応して、ハイ検出区間とロー検出区間を切り替えるステップと、
ハイ検出区間中に、前記ホール信号のハイを検出すると、内部ホール信号をハイとし、ロー検出区間中に、前記ホール信号のローを検出すると、前記内部ホール信号をローとするステップと、
前記内部ホール信号にもとづいてFG信号を発生するステップと、
を備える、駆動方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、モータドライバ回路に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
モータドライバ回路は、駆動対象のモータの回転数を示すFG(Frequency Generation)信号を外部に出力する。センサ付きモータの場合、モータがある程度速い速度で回転している状態では、ホール信号にもとづいてFG信号を発生することができる。
【0003】
モータが停止しているとき、ホール信号は一定レベルとなる。そこでモータドライバ回路は、モータの駆動開始時には、ホール信号とは無関係に、所定時間ごとに駆動相を所定の順序で切替える。これを強制同期駆動という。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-088253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
強制同期駆動によりモータが回転し始めると、パルス状のホール信号が現れる。しかしながら、強制同期起動期間中、ホール信号は磁界の影響によってチャタリングする。そのためホール信号にもとづいてFG信号を生成すると、精度が低下する。
【0006】
本開示は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の目的のひとつは、強制同期起動期間中に正確なFG信号を発生可能なモータドライバ回路の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある態様のモータドライバ回路は、ホール信号にもとづいて、モータと接続されるブリッジ回路を制御するコントロールロジック回路を備える。コントロールロジック回路は、強制同期駆動のための通電パターンを発生し、通電パターンに対応して、ハイ検出区間とロー検出区間を切り替え、ハイ検出区間中に、ホール信号のハイを検出すると、内部ホール信号をハイとし、ロー検出区間中に、ホール信号のローを検出すると、内部ホール信号をローとし、当該内部ホール信号に応じたFG信号を発生する。
【0008】
本開示の別の態様は、モータの駆動方法である。この駆動方法は、ホール信号を発生するステップと、強制同期駆動のための通電パターンを発生するとともに、通電パターンに対応して、ハイ検出区間とロー検出区間を切り替えるステップと、ハイ検出区間中に、ホール信号のハイを検出すると、内部ホール信号をハイとし、ロー検出区間中に、ホール信号のローを検出すると、内部ホール信号をローとするステップと、内部ホール信号にもとづいてFG信号を発生するステップと、を備える。
【0009】
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本開示の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
【0010】
本開示のある態様によれば、強制同期起動期間中に正確なFG信号を発生できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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