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公開番号
2024141226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052750
出願日
2023-03-29
発明の名称
太陽電池モジュール
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
,
個人
主分類
H10K
39/10 20230101AFI20241003BHJP()
要約
【課題】様々なサイズの設計を簡易化し、かつ、出力低下を抑制する太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】太陽電池モジュール100は、M行N列の2次元状に配置されたM×N個の太陽電池サブモジュール1を備える太陽電池モジュールであって(Mは2以上の整数、Nは1以上の整数)、M×N個の太陽電池サブモジュール1の各々は、1つの基材上において、X方向に分割され、X方向と交差するY方向に延在し、直列に接続されて集積化された複数の薄膜系太陽電池セルと、X方向側の端部に配置され、Y方向に延在する取り出し電極24a,25aとを含む。太陽電池モジュール100は、X方向に延在し、太陽電池サブモジュール1のY方向側の端部の受光面側を覆う第1遮光部材7を更に備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
M行N列の2次元状に配置されたM×N個の太陽電池サブモジュールを備える太陽電池モジュールであって、Mは2以上の整数であり、Nは1以上の整数であり、
前記M×N個の太陽電池サブモジュールの各々は、
1つの基材上において、第1方向に分割され、前記第1方向と交差する第2方向に延在し、直列に接続されて集積化された複数の薄膜系太陽電池セルと、
前記第1方向側の端部に配置され、前記第2方向に延在する取り出し電極と、を含み、
前記太陽電池モジュールは、前記第1方向に延在し、前記太陽電池サブモジュールの前記第2方向側の端部の受光面側を覆う第1遮光部材を更に備える、
太陽電池モジュール。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記第1方向に延在し、前記太陽電池サブモジュールの前記第2方向側の端部の裏面側を覆う第2遮光部材を更に備える、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項3】
前記第1遮光部材は、UV防止コーティングまたはUV吸収剤である、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項4】
前記第2遮光部材は、UV防止コーティングまたはUV吸収剤である、請求項2に記載の太陽電池モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1および2には、ペロブスカイト系(薄膜系)の太陽電池サブモジュールを備える太陽電池モジュールが開示されている。太陽電池サブモジュールは、1つの基材上において、第1方向(集積方向)に分割され、第1方向と交差する第2方向に延在し、直列に接続されて集積化された複数のペロブスカイト系(薄膜系)の太陽電池セルを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-157175号公報
特開2018-157176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
太陽電池モジュールは建物の壁、車両のルーフ等の様々な場所に設置されており、これらの設置場所によって、様々なサイズの太陽電池モジュールが要求される。このように太陽電池モジュールのサイズごとに、様々なサイズの薄膜系太陽電池サブモジュールを設計すると、薄膜系太陽電池サブモジュールの設計が煩雑である。
【0005】
この課題に関しては、薄膜系太陽電池サブモジュールを比較的に小さい定型サイズで作製し、この定型サイズの薄膜系太陽電池サブモジュールを、太陽電池モジュールのサイズごとに2次元状に配置することを行っていた。この方法によれば、太陽電池モジュールのサイズごとに、様々なサイズの薄膜系太陽電池サブモジュールを設計する必要がない。
【0006】
しかし、本願発明者(ら)のこの考案によれば、太陽電池モジュールの出力が低下することが予想される。薄膜系太陽電池サブモジュール、特にペロブスカイト系太陽電池サブモジュールの端部は光劣化(特にUV光劣化)する。小さい定型サイズの薄膜系太陽電池サブモジュールを2次元状に配置する場合、薄膜系太陽電池サブモジュールを1枚で作製する場合と比較して、配置領域全体に対する薄膜系太陽電池サブモジュールの端部領域の割合が増大するため、光劣化が増大し、出力が低下すると考えられる。
【0007】
本発明は、様々なサイズの設計を簡易化し、かつ、出力低下を抑制する太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る太陽電池モジュールは、M行N列の2次元状に配置されたM×N個の太陽電池サブモジュールを備える太陽電池モジュールであって(Mは2以上の整数、Nは1以上の整数)、前記M×N個の太陽電池サブモジュールの各々は、1つの基材上において、第1方向(集積方向)に分割され、前記第1方向と交差する第2方向に延在し、直列に接続されて集積化された複数の薄膜系太陽電池セルと、前記第1方向側の端部に配置され、前記第2方向に延在する取り出し電極とを含む。前記太陽電池モジュールは、前記第1方向に延在し、前記太陽電池サブモジュールの前記第2方向側の端部の受光面側を覆う第1遮光部材を更に備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、太陽電池モジュールにおいて、様々なサイズの設計を簡易化することができ、かつ、出力低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る太陽電池モジュールの概略断面図である。
図1に示す太陽電池モジュールにおける太陽電池サブモジュールの概略断面図である。
図1に示す太陽電池モジュールにおける太陽電池サブモジュールの配置を受光面側から示す概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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