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公開番号2024134774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045128
出願日2023-03-22
発明の名称電力供給システム及び移動体
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類H02J 7/34 20060101AFI20240927BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】より良好な電力供給システム及び移動体を提供する。
【解決手段】電力供給システムにおいて、制御装置の情報処理装部54は、必要電力と、発電電力と、蓄電装置の現在SOCとに基づいて、所定時間後のSOCである予測SOCを予測する予測部60と、目標となるSOCである目標SOCと予測SOCとの偏差を縮小するための補正電力を決定する補正電力決定部62と、必要電力に応じた発電電力である目標発電電力を補正電力で補正することにより、補正後目標発電電力を決定する目標発電電力補正部66と、補正後目標発電電力に基づいて発電装置を制御し得る制御部56と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、前記エンジンによって駆動される発電機とを備える発電装置と、
前記発電装置から供給される電力によって動作し得る負荷装置と、
前記発電装置から供給される電力によって充電され得るとともに、前記負荷装置に電力を供給し得る蓄電装置と、
前記負荷装置を動作させるために必要な必要電力と、前記発電装置によって生成される電力である発電電力と、前記蓄電装置の現在のSOCである現在SOCとに基づいて、所定時間後の前記SOCである予測SOCを予測する予測部と、
目標となる前記SOCである目標SOCと前記予測SOCとの偏差を縮小するための補正電力を決定する補正電力決定部と、
前記必要電力に応じた発電電力である目標発電電力を前記補正電力で補正することにより、補正後目標発電電力を決定する目標発電電力補正部と、
前記補正後目標発電電力に基づいて前記発電装置を制御し得る制御部と、
を備える、電力供給システム。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電力供給システムにおいて、
前記必要電力と前記現在SOCとに基づいて前記目標発電電力を決定する目標発電電力決定部を備える、電力供給システム。
【請求項3】
請求項2に記載の電力供給システムにおいて、
前記蓄電装置の劣化状態に応じた調整パラメータを決定するパラメータ決定部を備え、
前記予測部は、前記調整パラメータを使用することによって、前記蓄電装置の前記劣化状態に応じた前記予測SOCを予測し、
前記目標発電電力決定部は、前記調整パラメータを使用することによって、前記蓄電装置の前記劣化状態に応じた前記目標発電電力を決定する、電力供給システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の電力供給システムを備える移動体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力供給システム及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する電動化技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
特許文献1には、ハイブリッド電気推進システムを搭載する航空機(ヘリコプタ)が示される。航空機のプロペラは、ガスタービンエンジンの出力軸及び回転電機のロータに結合される。通常、ガスタービンエンジンがプロペラ及び回転電機を駆動し、回転電機は発電する。つまり、ガスタービンエンジン及び回転電機は、発電装置として機能する。なお、回転電機は、必要に応じてモータとして機能し、ガスタービンエンジンの出力軸に力を付加することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-77361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より良好な電力供給システム及び移動体が待望されている。
【0006】
本発明は上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の電力供給システムは、エンジンと、前記エンジンによって駆動される発電機とを備える発電装置と、前記発電装置から供給される電力によって動作し得る負荷装置と、前記発電装置から供給される電力によって充電され得るとともに、前記負荷装置に電力を供給し得る蓄電装置と、前記負荷装置を動作させるために必要な必要電力と、前記発電装置によって生成される電力である発電電力と、前記蓄電装置の現在のSOCである現在SOCとに基づいて、所定時間後の前記SOCである予測SOCを予測する予測部と、目標となる前記SOCである目標SOCと前記予測SOCとの偏差を縮小するための補正電力を決定する補正電力決定部と、前記必要電力に応じた発電電力である目標発電電力を前記補正電力で補正することにより、補正後目標発電電力を決定する目標発電電力補正部と、前記補正後目標発電電力に基づいて前記発電装置を制御し得る制御部と、を備える。
【0008】
本発明の移動体は、上記の電力供給システムを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、良好な電力供給システム及び移動体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、移動体の概略図である。
図2は、電力供給システムの概略図である。
図3は、演算部が行う発電電力制御処理のフローチャートである。
図4は、情報処理部の構成を示すブロック線図である。
図5は、パラメータ決定部の構成を示すブロック線図である。
図6は、補正電力決定部の構成を示すブロック線図である。
図7は、目標発電電力決定部の構成を示すブロック線図である。
図8Aは、必要電力のタイムチャートである。図8Bは、発電電力のタイムチャートである。図8Cは、蓄電装置のSOCのタイムチャートである。図8Dは、補正電力決定部によって決定される補正電力のタイムチャートである。
図9Aは、必要電力のタイムチャートである。図9Bは、発電電力のタイムチャートである。図9Cは、蓄電装置のSOCのタイムチャートである。図9Dは、補正電力決定部によって決定される補正電力のタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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