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公開番号2024131976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042585
出願日2023-03-17
発明の名称配線固定具、配線固定具の製造方法及び立体造形物の製造方法
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/30 20060101AFI20240920BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】スペーサを接着せずに、配線材と周辺構造物との接触を防止することができる配線固定具を得る。
【解決手段】本開示の配線固定具100は、構造部材に固着される接着部10と、接着部10の側端から起立し、少なくとも上部が閉じた開口部21を有する一対の空間確保部20と、空間確保部20の上端を接続する接続部30と、を備える。また、上記配線固定具100を得るため、本開示における配線固定具の製造方法は、ベースプレート上に、配線固定具100を複数造形する造形工程と、ワイヤ放電加工により、造形工程で造形した配線固定具100の切り離しを行う製品切り離し工程と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
構造部材に固着される接着部と、
前記接着部の側端から起立し、少なくとも上部が閉じた開口部を有する一対の空間確保部と、
前記空間確保部の上端を接続する接続部と、
を備える配線固定具。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記接着部、前記空間確保部、及び前記接続部が一体的に形成された、請求項1に記載の配線固定具。
【請求項3】
前記接続部の配線材と接触する面である接触面が、湾曲した形状である、請求項1に記載の配線固定具。
【請求項4】
前記開口部が直線状の直線部及び直線部を繋ぐ梁部から成り、前記直線部及び前記梁部によって形成される角が、R加工におけるR2以上のR形状を有する、請求項1に記載の配線固定具。
【請求項5】
前記空間確保部は、前記開口部を含む面と垂直な面に閉断面の開口である肉抜き部を形成する、請求項1に記載の配線固定具。
【請求項6】
導電性材料により形成された、請求項1に記載の配線固定具。
【請求項7】
底面板部と、
前記底面板部の側端から起立し、開口部を有する空間確保部と、
前記空間確保部の上端を接続する接続部と、
を備えた配線固定具を、導電性の金属粉末を焼結させる付加製造によって製造する、
配線固定具の製造方法。
【請求項8】
ベースプレート上に対向する平面を有する配線固定具を複数造形する造形工程と、
ワイヤ放電加工により前記造形工程で造形した前記配線固定具の切り離しを行う製品切り離し工程と、
を有する配線固定具の製造方法。
【請求項9】
前記製品切り離し工程でのワイヤの進行方向における前記配線固定具の間隔が、鉛直下側に位置する前記配線固定具が先に切り離されるよう設定された、請求項8に記載の製造方法。
【請求項10】
前記製品切り離し工程にて、前記配線固定具と、鉛直方向に隣り合う他の配線固定具との間隔が、前記配線固定具及び前記他の配線固定具の間に前記他の配線固定具が挟まらないよう設定された、請求項8に記載の配線固定具の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は配線固定具、配線固定具の製造方法及び立体造形物の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の配線固定具として、特許文献1には、平板上に取り付けられ、底面と上面の間に空間を確保する高さを有した凸部を有するものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国意匠401498号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来の配線固定具では、配線材と周辺構造物との接触を防止するために、平板の下にスペーサを接着して嵩上げをする必要があるという課題があった。
【0005】
本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、スペーサを接着せずに、配線材と周辺構造物との接触を防止することができる配線固定具を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
構造部材に固着される接着部と、接着部の側端から起立し、少なくとも上部が閉じた開口部を有する一対の空間確保部と、空間確保部の上端を接続する接続部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の配線固定具は、スペーサを接着せずに、配線材と周辺構造物との接触を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における配線固定具の使用例を示す図である。
実施の形態1における配線固定具の斜視図である。
実施の形態1における配線固定具の側面図である。
実施の形態1における配線固定具の正面図である。
図1において、配線材の軸方向から見た図(a)及び図1の一部を示す図(b)である。
配線固定具の製造フローを示す図である。
造形工程の例を示す図(a)及び積層方向を示す図(b)である。
製品切り離し工程におけるワイヤの進行方向を示す図である。
製品切り離し工程の例を示す図である。
図8の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称および機能も同一または同様のものとする。よって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
【0010】
実施の形態1.
***構成の説明***
実施の形態1における配線固定具100の使用例を、図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1における配線固定具100の使用例を示す図である。図1に示すように、配線固定具100は、構造部材200に、接着剤300を介して固着される。配線固定具100は、対向する開口部21を有する。また、配線固定具100の上に配線材400が載せられる。さらに、配線固定具100と配線材400とは、開口部21を通る結束バンド500により固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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