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公開番号2024131838
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042315
出願日2023-03-16
発明の名称補給システム、被補給装置とその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20240920BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】記録剤の補給時の利便性を向上させる。
【解決手段】被補給装置に補給ユニットを装着して内容物の補給を行える補給システムが提供される。補給ユニットは、記憶した情報を通信により読み出し可能な記憶部を有する。被補給装置は、補給ユニットが装着される装着部と、装着された補給ユニットの記憶部と通信可能な通信部と、補給ユニットから供給された内容物を収容する収容部と、収容部に収容した内容物の量を検知する検知部と、制御部とを有する。制御部は、装着された補給ユニットからの内容物の補給の際に、検知部により検知した内容物の量に基づいて、補給ユニットから収容部に供給された内容物の量を取得し、取得した内容物の量を記憶する。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
被補給装置に補給ユニットを装着して内容物の補給を行える補給システムであって、
前記補給ユニットは、記憶した情報を通信により読み出し可能な記憶部を有し、
前記被補給装置は、
前記補給ユニットが装着される装着部と、
装着された前記補給ユニットの前記記憶部と通信可能な通信手段と、
前記補給ユニットから供給された内容物を収容する収容部と、
前記収容部に収容した前記内容物の量を検知する検知手段と、
制御手段と、を有し、
前記制御手段は、装着された前記補給ユニットからの前記内容物の補給の際に、前記検知手段により検知した前記内容物の量に基づいて、前記補給ユニットから前記収容部に供給された前記内容物の量を取得し、取得した前記内容物の量を記憶する
ことを特徴とする補給システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の補給システムであって、
前記制御手段は、取得した前記内容物の量を前記記憶部に記憶する
ことを特徴とする補給システム。
【請求項3】
請求項1に記載の補給システムであって、
前記制御手段は、取得した前記内容物の量を、前記補給ユニットの識別情報と紐づけて前記制御手段に記憶する
ことを特徴とする補給システム。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の補給システムであって、
前記被補給装置はさらに、
前記補給ユニットが装着されたことを検知する第2の検知手段と、
前記補給ユニットと前記被補給装置とが係合していない第1の状態と、前記補給ユニットと前記被補給装置とが係合した第2の状態との間で前記装着部を駆動する駆動手段と、を有し、
前記制御手段は、前記第2の状態にある前記補給ユニットの前記内容物の量に基づいて前記補給ユニットから補給済みであると判断した場合、前記駆動手段により前記第1の状態へと前記装着部を駆動する
ことを特徴とする補給システム。
【請求項5】
請求項4に記載の補給システムであって、
前記駆動手段はさらに、前記第2の状態と、前記補給ユニットから前記被補給装置へと前記内容物を補給可能な第3の状態との間で前記装着部を駆動し、
前記制御手段は、前記第2の状態にある前記補給ユニットの前記内容物の量に基づいて前記補給ユニットが補給済みではないと判断した場合、前記駆動手段により前記第3の状態へと前記装着部を駆動する
ことを特徴とする補給システム。
【請求項6】
請求項5に記載の補給システムであって、
前記制御手段は、前記補給ユニットからの前記内容物の補給が完了すると、前記駆動手段により前記第1の状態へと前記装着部を駆動する
ことを特徴とする補給システム。
【請求項7】
請求項5に記載の補給システムであって、
前記制御手段は、前記補給ユニットからの前記内容物の補給が完了すると、前記駆動手段により前記第1の状態へと前記装着部を駆動する
ことを特徴とする補給システム。
【請求項8】
請求項5に記載の補給システムであって、
前記装着部は前記補給ユニットの開口との間をしきるシャッタを有し、
前記第2の状態は、前記シャッタに設けた規制部が前記補給ユニットに設けた被規制部と係合した状態であり、前記第3の状態は、前記シャッタが開いて、前記補給ユニットから前記収容部へと前記内容物を補給可能となった状態である
ことを特徴とする補給システム。
【請求項9】
請求項4に記載の補給システムであって、
前記被補給装置は表示手段を更に有し、
前記制御手段は、前記補給ユニットから補給済みであると判断した場合、前記表示手段により前記補給ユニットから補給済みであることを表示する
ことを特徴とする補給システム。
【請求項10】
補給ユニットを装着して内容物の補給を行える被補給装置であって、
前記補給ユニットが装着される装着部と、
装着された前記補給ユニットの記憶部と通信可能な通信手段と、
前記補給ユニットから供給された内容物を収容する収容部と、
前記収容部に収容した前記内容物の量を検知する検知手段と、
制御手段と、を有し、
前記制御手段は、装着された前記補給ユニットからの前記内容物の補給の際に、前記検知手段により検知した前記内容物の量に基づいて、前記補給ユニットから前記収容部に供給された前記内容物の量を取得し、取得した前記内容物の量を記憶する
ことを特徴とする被補給装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材に画像を形成する補給システム、被補給装置とその制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、スキャナユニットによって感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤であるトナーによって現像している。特許文献1には、印刷粒子補充装置(print partcle replenishment device)をホスト装置に取り付けることによって、ホスト装置の外部からホスト装置内の容器にトナーを含む印刷粒子を補給できる構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/046338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の画像形成装置において、補給ユニットの装着位置から補給位置への移動は手動で行わなければならず、ユーザの手間がかかる。またヒューマンエラーにより、既に補給済みの補給ユニットを差し込んでしまっても、判別する方法がなく、ユーザビリティが悪い。
【0005】
そこで本発明は、画像形成装置及び画像形成システムの一形態を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために本発明の一側面によれば、被補給装置に補給ユニットを装着して内容物の補給を行える補給システムであって、
前記補給ユニットは、記憶した情報を通信により読み出し可能な記憶部を有し、
前記被補給装置は、
前記補給ユニットが装着される装着部と、
装着された前記補給ユニットの前記記憶部と通信可能な通信手段と、
前記補給ユニットから供給された内容物を収容する収容部と、
前記収容部に収容した前記内容物の量を検知する検知手段と、
制御手段と、を有し、
前記制御手段は、装着された前記補給ユニットからの前記内容物の補給の際に、前記検知手段により検知した前記内容物の量に基づいて、前記補給ユニットから前記収容部に供給された前記内容物の量を取得し、取得した前記内容物の量を記憶する
ことを特徴とする補給システムが提供される。
【0007】
また他の側面によれば、補給ユニットを装着して内容物の補給を行える被補給装置であって、
前記補給ユニットが装着される装着部と、
装着された前記補給ユニットの記憶部と通信可能な通信手段と、
前記補給ユニットから供給された内容物を収容する収容部と、
前記収容部に収容した前記内容物の量を検知する検知手段と、
制御手段と、を有し、
前記制御手段は、装着された前記補給ユニットからの前記内容物の補給の際に、前記検知手段により検知した前記内容物の量に基づいて、前記補給ユニットから前記収容部に供給された前記内容物の量を取得し、取得した前記内容物の量を記憶する
ことを特徴とする被補給装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、補給ユニットからのトナーの補給の利便性を向上させることができる。具体的には、補給ユニットから収容器へのトナーの補給が完了したことを検知して、補給ユニットを装着部から自動的に取り外すことができる。さらに、既に補給済みの補給ユニットが装着された場合にユーザに注意喚起したりできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の斜視図
画像形成装置の内部構成を説明する図
基板面に対して垂直な方向から回路基板の背面図
回路基板上の電子部品を説明するための図
回路基板の機能を説明するためのブロック図
補給部とスキャナユニットの位置を説明するための側面図
天面部が補給口を形成していることを示す上面図
補給部とスキャナユニットの位置を説明するための上面図
現像容器の斜視図
装着部の拡大斜視図
装着部の構成を示す斜視図
装着部における電気接点部及び補給パック検知部を示す断面図
排出トレイを開いた状態を示す斜視図
(a)補給パックの構成を説明するための図、(b)補給パックの構成を説明するための図
(a)補給パックの底面に配置されたメモリ手段の拡大斜視図、(b)メモリ手段単体の拡大図
規制手段を説明するための斜視図
規制手段を説明するための斜視図
規制手段によって補給パックが装着部から抜けないように規制された状態を説明する斜視図
自動補給動作のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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