TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024130950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023040929
出願日
2023-03-15
発明の名称
電磁波送受信装置およびレーダシステム
出願人
JFE商事エレクトロニクス株式会社
,
国立大学法人大阪大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01S
17/34 20200101AFI20240920BHJP(測定;試験)
要約
【課題】飛行体に搭載される機器がより軽量であるレーダシステムを提供する。
【解決手段】電磁波を送受信する送受信アンテナは、方向性結合器の入力ポートに接続させ、分岐器の第1の出力ポートは、方向性結合器の結合ポートに接続させ、分岐器の第2の出力ポートは、方向性結合器のアイソレーションポートに接続させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電磁波を送受信する送受信アンテナと、
入力ポートと、第1の出力ポートと、第2の出力ポートと、を有する分岐器と、
入力ポートと、出力ポートと、結合ポートと、アイソレーションポートと、を有する方向性結合器と、を有し、
前記送受信アンテナは、前記方向性結合器の入力ポートに接続され、
前記分岐器の第1の出力ポートは、前記方向性結合器の結合ポートに接続され、
前記分岐器の第2の出力ポートは、前記方向性結合器のアイソレーションポートに接続されている、電磁波送受信装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記方向性結合器の分岐比は、前記方向性結合器のアイソレーションポートから入力されて前記方向性結合器の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、前記方向性結合器の入力ポートから入力されて前記方向性結合器の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、の積が最大になるように設定される、請求項1に記載の電磁波送受信装置。
【請求項3】
前記分岐器は、前記分岐器の第1の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、前記分岐器の第2の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、が同じになるように、前記入力ポートから入力される電気信号を分割する、請求項1に記載の電磁波送受信装置。
【請求項4】
前記分岐器は、前記分岐器の第1の出力ポートから出力される信号の電力値が前記分岐器の第2の出力ポートから出力される信号の電力値より大きくなるように、前記入力ポートから入力される電気信号を分割する、請求項1に記載の電磁波送受信装置。
【請求項5】
前記分岐器の第1の出力ポートと前記方向性結合器の結合ポートとの間に接続された増幅器をさらに有する、請求項1に記載の電磁波送受信装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁波送受信装置と、
前記方向性結合器の出力ポートに接続された検波器と、を有するレーダシステム。
【請求項7】
第1の周波数の光信号と第2の周波数の光信号を出力する光信号発生器と、
前記光信号発生器により出力された光信号を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバにより伝送された光信号に基づいた電気信号を生成する光/電気変換器と、をさらに有し、
前記分岐器の入力ポートは、前記光/電気変換器により生成された電気信号が入力される、請求項6に記載のレーダシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁波送受信装置およびレーダシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、ドローンを用いたレーダシステムが開示されている。このレーダシステムでは、異なる2つの周波数の光信号を発生させる光信号発生器と、2つの光信号を、2つの光信号の周波数の差の周波数の電気信号に変換する光/電気変換器と、を備えている。このため、このレーダシステムでは、2つの光信号の周波数の差を制御することで、およそ1GHzから1000GHzの範囲において任意の帯域の電磁波を発信することが可能であり、距離分解能を高くすることが可能である。
【0003】
また、このレーダシステムでは、光信号発生器や、信号処理を行う信号処理システムなどの大型の装置は、地上に設置され、光/電気変換器やアンテナなどの小型の装置のみがドローンが搭載される。このため、ドローンのサイズやドローンに搭載される機器の重量を抑制することが可能である。結果、このレーダシステムでは、ドローンの飛行時に、ドローンにより発生する気流を抑制することが可能であり、煙突内などの狭い空間においてドローンを飛行させることが可能である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
永妻忠夫, 徳永遥, 易利, 「ドローン搭載型広帯域ミリ波レーダとインフラ診断への応用」, 日本赤外線学会誌, 第32巻1号, 2022, pp. 46-51
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1に開示されたレーダシステムでは、測定対象に入射される入射波を発信する送信アンテナと、測定対象により反射された反射波を受信する受信アンテナの2つのアンテナを備えており、アンテナの重量が、ドローンに搭載される機器の重量を上げてしまっている。
【0006】
そこで、本発明は、飛行体に搭載される機器がより軽量であるレーダシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に一実施形態に係る電磁波送受信装置は、電磁波を送受信する送受信アンテナと、入力ポートと、第1の出力ポートと、第2の出力ポートと、を有する分岐器と、入力ポートと、出力ポートと、結合ポートと、アイソレーションポートと、を有する方向性結合器と、を有し、前記送受信アンテナは、前記方向性結合器の入力ポートに接続され、前記分岐器の第1の出力ポートは、前記方向性結合器の結合ポートに接続され、前記分岐器の第2の出力ポートは、前記方向性結合器のアイソレーションポートに接続されている。
【0008】
前記方向性結合器の分岐比は、前記方向性結合器のアイソレーションポートから入力されて前記方向性結合器の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、前記方向性結合器の入力ポートから入力されて前記方向性結合器の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、の積が最大になるように設定されるようにすると良い。
【0009】
前記分岐器は、前記分岐器の第1の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、前記分岐器の第2の出力ポートから出力される電気信号の電力値と、が同じになるように、前記入力ポートから入力される電気信号を分割するようにすると良い。
【0010】
前記分岐器は、前記分岐器の第1の出力ポートから出力される信号の電力値が前記分岐器の第2の出力ポートから出力される信号の電力値より大きくなるように、前記入力ポートから入力される電気信号を分割するようにしても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
スガ試験機株式会社
環境試験機
7日前
株式会社高橋型精
採尿具
5日前
株式会社トプコン
測量装置
11日前
株式会社チノー
気体流量調整機構
21日前
株式会社チノー
気体流量調整機構
21日前
株式会社トプコン
測量装置
19日前
株式会社アトラス
計量容器
18日前
アズビル株式会社
圧力センサ
21日前
アズビル株式会社
圧力センサ
21日前
株式会社トプコン
測量システム
12日前
株式会社島津製作所
分光光度計
21日前
株式会社関電工
内径測定装置。
5日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
7日前
エスペック株式会社
環境形成装置
26日前
積水樹脂株式会社
建築物用浸水測定装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
校正システム
12日前
株式会社島津製作所
熱分析システム
21日前
上海海事大学
河川水位監視システム
19日前
倉敷紡績株式会社
フィルム測定装置
5日前
個人
レーザ距離計の計測用フォルダ
20日前
ローム株式会社
半導体集積回路
25日前
パイロットインキ株式会社
温度管理システム
25日前
マレリ株式会社
推定装置
25日前
株式会社XMAT
測定装置および方法
5日前
ミツミ電機株式会社
流体センサ
5日前
三菱電機株式会社
絶縁検査装置
11日前
エスペック株式会社
温度槽及び試験方法
21日前
TDK株式会社
磁気検出システム
19日前
株式会社PILLAR
液体センサ
21日前
株式会社島津製作所
分析装置
11日前
株式会社デンソー
レーダ装置
25日前
株式会社SUBARU
ナビゲーション装置
11日前
マシンビジョンライティング株式会社
撮像レンズ
21日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
7日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
26日前
地方独立行政法人青森県産業技術センター
採水器
25日前
続きを見る
他の特許を見る