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公開番号2024124857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032807
出願日2023-03-03
発明の名称車両公開情報管理装置、車両公開方法及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類G06Q 30/0241 20230101AFI20240906BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが目的とする車両を見学することができる車両公開情報管理装置及び車両公開方法を提供する。
【解決手段】車両公開情報管理装置1は、プロセッサ及び不揮発性メモリを含む情報処理装置によって構成される、駐車情報作成部21及び公開車両情報作成部22を有する。駐車情報作成部は、公開車両7の現在の駐車位置、又は将来の駐車開始時刻及び駐車位置を含む駐車情報を作成し、公開車両情報作成部に送信する。公開車両情報作成部は、駐車情報作成部から駐車情報を受信し、駐車情報に基づいて、公開車両の車両情報、駐車位置、駐車開始時刻、及び駐車終了時刻を含む公開車両情報を作成し、公開車両の見学を希望するユーザが所有するユーザ端末6に公開車両情報を送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両公開情報管理装置であって、
プロセッサ及び不揮発性メモリを含む情報処理装置によって構成される、駐車情報作成部及び公開車両情報作成部を有し、
前記駐車情報作成部は、公開車両の現在の駐車位置、又は将来の駐車開始時刻及び駐車位置を含む駐車情報を作成し、前記公開車両情報作成部に送信し、
前記公開車両情報作成部は、
前記駐車情報作成部から前記駐車情報を受信し、
前記駐車情報に基づいて、前記公開車両の車両情報、駐車位置、駐車開始時刻、及び駐車終了時刻を含む公開車両情報を作成し、
前記公開車両の見学を希望するユーザが所有するユーザ端末に前記公開車両情報を送信する車両公開情報管理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記駐車情報作成部は、前記公開車両の位置を検出し、前記公開車両の位置が所定期間変化しない場合に、前記公開車両が駐車していると判定して前記駐車情報を作成し、前記駐車情報を前記公開車両情報作成部に送信する請求項１に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項３】
前記駐車情報作成部は、前記公開車両の位置を検出すると共に、前記公開車両と充電プラグとの接続状態を検出し、前記公開車両と前記充電プラグとが接続されている場合に前記公開車両が駐車していると判定して前記駐車情報を作成し、前記駐車情報を前記公開車両情報作成部に送信する請求項１に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項４】
前記駐車情報作成部は、前記公開車両の位置を検出し、前記公開車両の位置が予め設定された公開領域にある場合に、前記公開車両が駐車していると判定して前記駐車情報を作成し、前記駐車情報を前記公開車両情報作成部に送信する請求項１に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項５】
前記駐車情報作成部は、ナビゲーション装置と通信して前記公開車両の目的地及び目標到着時刻を取得し、前記目標到着時刻を前記将来の駐車開始時刻に設定すると共に前記目的地を前記駐車位置に設定することによって前記駐車情報を作成し、前記駐車情報を前記公開車両情報作成部に送信する請求項１に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項６】
前記駐車情報作成部は、前記公開車両の充電予約情報を取得し、前記充電予約情報に含まれる充電開始時刻を前記将来の駐車開始時刻に設定すると共に充電地点を前記駐車位置に設定することによって前記駐車情報を作成し、前記駐車情報を前記公開車両情報作成部に送信する請求項１に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項７】
前記駐車情報作成部は、表示部を有し、前記駐車情報の作成を許可又は禁止するための選択ボタンを前記表示部に表示し、前記選択ボタンの操作によって禁止が選択された場合に前記駐車情報の作成を禁止する請求項１～６のいずれか１つの項に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項８】
前記駐車情報作成部は、表示部を有し、前記駐車情報の前記公開車両情報作成部への送信を許可又は禁止するための選択ボタンを前記表示部に表示し、前記選択ボタンの操作によって禁止が選択された場合に前記駐車情報の前記公開車両情報作成部への送信を禁止する請求項１～６のいずれか１つの項に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項９】
前記駐車情報作成部は、前記駐車情報を作成した時に、前記選択ボタンを前記表示部に表示させる請求項８に記載の車両公開情報管理装置。
【請求項１０】
前記駐車情報作成部は、前記公開車両を所有する公開ユーザの入力操作に基づいて前記駐車情報を作成し、
前記公開車両情報作成部は、前記公開車両を公開する前記公開ユーザにインセンティブを付与し、
前記公開車両情報作成部は、前記駐車情報が前記公開ユーザの入力操作に基づいて作成され、かつ前記駐車情報が作成された時刻と前記公開車両情報に含まれる前記駐車開始時刻との差が所定の判定値以上である場合に、前記差が前記判定値未満である場合よりも前記インセンティブを大きくする請求項１～６のいずれか１つの項に記載の車両公開情報管理装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両公開情報管理装置、車両公開方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
車両の購入希望者は、販売店を訪問し、実際の車両を確認して車両の購入を判断することが一般的である。このような購入プロセスに対応して、特許文献１は、購入希望者が、確認したい車両が存在する販売店を検察するためのシステムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００３－１０８８２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
近年、オンライン上で車両を購入することが可能になっている。このような場合でも、購入希望者は、実際の車両を確認した上で購入したいという要望がある。しかし、購入希望者は、時間及び地理的な問題等から販売店まで行くのが面倒な場合がある。このような状況において、出願人は、販売店に展示されている車両だけではなく、既に販売され、使用されている車両も見学のために利用することによって、購入希望者の要望を満足させられると考えた。この場合、見学可能な車両数が増加するため、購入希望者は様々な仕様の車両を見学することができる。しかし、使用されている車両は、常に見学可能な状態であるとは限らない。そのため、見学可能な車両を特定して、見学を希望するユーザに情報を提供する必要がある。
【０００５】
本発明は、以上の背景を鑑み、ユーザが目的とする車両を見学することができる車両公開情報管理装置及び車両公開方法を提供することを課題とする。また、車両公開方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、車両公開情報管理装置（１）であって、プロセッサ及び不揮発性メモリを含む情報処理装置によって構成される、駐車情報作成部（２１）及び公開車両情報作成部（２２）を有し、前記駐車情報作成部は、公開車両（７）の現在の駐車位置、又は将来の駐車開始時刻及び駐車位置を含む駐車情報を作成し、前記公開車両情報作成部に送信し、前記公開車両情報作成部は、前記駐車情報作成部から前記駐車情報を受信し、前記駐車情報に基づいて、前記公開車両の車両情報、駐車位置、駐車開始時刻、及び駐車終了時刻を含む公開車両情報を作成し、前記公開車両の見学を希望するユーザが所有するユーザ端末（６）に前記公開車両情報を送信する。
【０００７】
この態様によれば、見学を希望するユーザは、ユーザ端末を使用して見学可能な車両の駐車時刻及び駐車位置を取得することができ、目的とする車両を見学することができる。
【０００８】
上記の態様において、前記駐車情報作成部は、前記公開車両の位置を検出し、前記公開車両の位置が所定期間変化しない場合に、前記公開車両が駐車していると判定して前記駐車情報を作成し、前記駐車情報を前記公開車両情報作成部に送信してもよい。
【０００９】
この態様によれば、公開車両の位置が所定期間変化しない場合に自動的に駐車情報が作成され、公開車両情報作成部に送信されるため、公開車両情報に含まれるレコード数が増加する。これにより、見学を希望するユーザの要望に合致する公開車両が生じ易くなる。
【００１０】
上記の態様において、前記駐車情報作成部は、前記公開車両の位置を検出すると共に、前記公開車両と充電プラグとの接続状態を検出し、前記公開車両と前記充電プラグとが接続されている場合に前記公開車両が駐車していると判定して前記駐車情報を作成し、前記駐車情報を前記公開車両情報作成部に送信してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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