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公開番号2024118113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024362
出願日2023-02-20
発明の名称コンパイラ依存性抽出装置およびソースコード解析システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 8/75 20180101AFI20240823BHJP(計算;計数)
要約【課題】特定のコンパイラに依存することなく、汎用のコンパイラを用いて解析対象のソースコードを効率的に解析することが可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】コンパイラ依存性抽出装置105は、タグ付け条件DB106と、タグ付け条件DB106に格納された複数のタグ付け条件の中から解析対象のソースコードプロジェクトに含まれるソースコードに適合するタグ付け条件を判定し、当該タグ付け条件に基づいてソースコードプロジェクトに含まれるソースコードにタグを付与するソースコードタグ付け部107と、タグ付きソースコードDB108と、解析対象のソースコードを解析する際に使用されるコンパイラ情報に基づいて、タグ付きソースコードDB108から解析対象のソースコードと付与されたタグとを紐付けて抽出する解析対象ソースコード抽出部109とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ソースコードにタグを付与するためのタグ付け条件が複数格納されたタグ付け条件DBと、
前記タグ付け条件DBに格納された複数の前記タグ付け条件の中から解析対象のソースコードプロジェクトに含まれる前記ソースコードに適合する前記タグ付け条件を判定し、当該タグ付け条件に基づいて前記ソースコードプロジェクトに含まれる前記ソースコードに前記タグを付与するソースコードタグ付け部と、
前記ソースコードプロジェクトに含まれる前記ソースコードと付与された前記タグとを紐付けて格納するタグ付きソースコードDBと、
解析対象の前記ソースコードを解析する際に使用されるコンパイラ情報に基づいて、前記タグ付きソースコードDBから解析対象の前記ソースコードと付与された前記タグとを紐付けて抽出する解析対象ソースコード抽出部と、
を備えた、コンパイラ依存性抽出装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記タグ付け条件は、前記ソースコードの開発プロジェクトに関する情報を含む、請求項1に記載のコンパイラ依存性抽出装置。
【請求項3】
請求項1に記載のコンパイラ依存性抽出装置と、
前記コンパイラ情報に基づいて、前記コンパイラ依存性抽出装置から抽出された解析対象の前記ソースコードを解析するソースコード解析装置と、
を備えた、ソースコード解析システム。
【請求項4】
前記ソースコード解析装置は、予め設定された時刻に基づいて解析実行命令を発行するスケジューリング装置と接続されている、請求項3に記載のソースコード解析システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コンパイラ依存性抽出装置およびソースコード解析システムに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ソフトウェアに含まれる欠陥を検出する手法として静的解析および動的解析などのソースコード解析技術がある。ソースコード解析技術を用いることで、人が実際に目で見て欠陥を検出する場合と比較して、より少ないコストで実行できるとともに、大規模なソースコードに対しても欠陥を検出することができる。
【0003】
ソースコードに対してより正確なソースコード解析を実行するには、解析対象のソースコードの情報を解析システムへ伝達する必要がある。解析対象のソースコードの情報としては、ソースコードのコンパイルに必要な情報であるコンパイラ情報が代表的である。
【0004】
マイコン上で動作するソフトウェアのソースコードは専用のコンパイラでのコンパイルを前提としていることが多く、ソースコードにはコンパイラに依存した記述が含まれている。専用のコンパイラはマイコンベンダにより開発されていることが多く、当該コンパイラをサポートする専用の解析システムを使わない限り、静的解析などの高度なソースコード解析手法を実行できないという問題があった。
【0005】
この問題を解決するために、特定の別のコンパイラをサポートする解析システムでも実行できるようソースコード内に両方のコンパイラに依存する分岐を設ける方法が用いられる。
【0006】
例えばC言語を用いたソースコードでは、ディレクティブを用いてコンパイラ情報を記述し、ifディレクティブを用いてコンパイラの種類ごとに異なる挙動を実現できるよう記述することが可能である(例えば、非特許文献1参照)。
【0007】
この方法ではソースコードにコンパイラ情報を追加する必要があるため、ソースコードが複雑になるという欠点があった。このように、従来はソースコードにコンパイラ情報を付与することなく、特定の別のコンパイラを用いて解析を行うことができないという問題があった。
【0008】
また、特許文献1には、プラットフォームに依存するソースコードをプラットフォームに依らず動作させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特表2015-524126号公報
【非特許文献】
【0010】
組込みソフトウェア開発向けコーディング作法ガイド (https://www.ipa.go.jp/files/000064005.pdf)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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