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公開番号2024114205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023019816
出願日2023-02-13
発明の名称クリップボード
出願人株式会社キングジム
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B42F 9/00 20060101AFI20240816BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】利便性に優れたクリップボードを提供する。
【解決手段】クリップボードは、ボード本体を台板状態に固定可能な固定手段を備え、固定手段は、第1方向において互いに離れた第1位置と第2位置とを含む範囲で第1方向に沿って変位可能となるようにヒンジ部に取り付けられた係止部材と、第1板部に設けられた第1係合部と、第2板部に設けられた第2係合部と、を有し、ボード本体が台板状態で且つ係止部材が第1位置にある状態では、係止部材が第1係合部及び第2係合部と係合することで、第1板部及び第2板部の回動が規制され、ボード本体が台板状態で係止部材が第1位置から第2位置に移動すると、係止部材と第1係合部及び第2係合部との係合が解除される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表面及び裏面を有する板状のボード本体と、前記ボード本体との間に紙片を挟持可能な挟持具と、を備えたクリップボードであって、
前記ボード本体は、板状の第1板部及び板状の第2板部と、所定の第1方向に延在すると共に前記第1板部と前記第2板部とを回動自在に連結するヒンジ部と、を含み、
前記ボード本体は、前記第1板部及び前記第2板部が前記ヒンジ部回りに回動することで、前記ボード本体が平板状を形成する台板状態と、前記第1板部及び前記第2板部の表面同士が対向するように前記ボード本体が前記ヒンジ部を境に折り畳まれた折り畳み状態と、に切替可能であり、
前記クリップボードは、前記ボード本体の裏面に設けられ、前記ボード本体を前記台板状態に固定可能な固定手段を更に備え、
前記固定手段は、前記第1方向において互いに離れた第1位置と第2位置とを含む範囲で前記第1方向に沿って変位可能となるように前記ヒンジ部に取り付けられた係止部材と、前記第1板部に設けられた第1係合部と、前記第2板部に設けられた第2係合部と、を有し、
前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第1位置にある状態では、前記係止部材が前記第1係合部及び前記第2係合部と係合することで、前記第1板部及び前記第2板部の回動が規制され、前記ボード本体が前記台板状態で前記係止部材が前記第1位置から前記第2位置に移動すると、前記係止部材と前記第1係合部及び前記第2係合部との係合が解除されることで、前記第1板部及び前記第2板部の回動が許容される、
クリップボード。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記係止部材は、前記第1係合部と係合する第1係止部と、前記第2係合部と係合する第2係止部と、を有し、
前記第1係合部と前記第1係止部とのうち一方は、突起部として形成され、他方は、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第1位置にある状態で前記突起部が嵌合する穴部として形成され、
前記第2係合部と前記第2係止部とのうち一方は、突起部として形成され、他方は、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第1位置にある状態で前記突起部が嵌合する穴部として形成されている、
請求項1に記載のクリップボード。
【請求項3】
前記係止部材は、前記係止部材が前記第1位置にある状態で前記ボード本体が前記折り畳み状態から前記台板状態に切り替わることで前記第1係合部及び前記第2係合部と係合可能となるように構成されており、
前記固定手段は、前記係止部材を前記第2位置の側から前記第1位置の側へ付勢する付勢部材を更に有する、
請求項1又は2に記載のクリップボード。
【請求項4】
前記固定手段は、前記第1板部と前記第2板部とのうち少なくとも何れか一方に設けられた規制部であって、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第2位置にある状態で前記係止部材と係合することで前記係止部材の前記第2位置の側から前記第1位置の側への移動を規制する規制部を更に有し、
前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第2位置にある状態で前記ボード本体が前記折り畳み状態となるように前記第1板部及び前記第2板部が前記ヒンジ部回りに回動することで、前記規制部と前記係止部材との係合が解除される、
請求項3に記載のクリップボード。
【請求項5】
前記挟持具は、前記第1板部と前記第2板部とのうち一方に設けられ、前記第1方向に
対して直交する第2方向における前記紙片の一端部を該一方との間に挟持し、
前記第1板部と前記第2板部とのうち他方には、前記第2方向における前記紙片の他端部を差込可能な差込部が形成されている、
請求項1又は2に記載のクリップボード。
【請求項6】
前記固定手段を覆うように前記ボード本体の裏面に設けられたカバー部材と、
前記カバー部材が前記ボード本体に沿いながら前記第1方向に直交する第2方向に沿ってスライド可能となるように該カバー部材を保持する保持部材と、を更に備える、
請求項1又は2に記載のクリップボード。
【請求項7】
前記ボード本体に収納された収納状態と前記ボード本体の縁から前記ボード本体の外部へ突出した使用状態とを切り替え可能なペンホルダー部材を更に備える、
請求項1又は2に記載のクリップボード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クリップボードに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、板状のボード本体と、ボード本体との間に書類や用紙等の紙片を挟持可能な挟持具と、を備えたクリップボードが広く用いられている。クリップボードは、ボード本体が紙片を読み書きするための台板として機能するため、立位での使用や屋外での使用において便利である。クリップボードとして、折り畳み可能であり、折り曲げを阻止できる棒杆によって拡開した状態を維持する折り畳み式のクリップボードが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3148952号公報
実開昭63-101583号公報
特開2019-151086号公報
特許第5367791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
より利便性に優れた折り畳み式のクリップボードが望まれている。
【0005】
本発明は、利便性に優れたクリップボードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。すなわち、本発明は、表面及び裏面を有する板状のボード本体と、前記ボード本体との間に紙片を挟持可能な挟持具と、を備えたクリップボードであって、前記ボード本体は、板状の第1板部及び板状の第2板部と、所定の第1方向に延在すると共に前記第1板部と前記第2板部とを回動自在に連結するヒンジ部と、を含み、前記ボード本体は、前記第1板部及び前記第2板部が前記ヒンジ部回りに回動することで、前記ボード本体が平板状を形成する台板状態と、前記第1板部及び前記第2板部の表面同士が対向するように前記ボード本体が前記ヒンジ部を境に折り畳まれた折り畳み状態と、に切替可能であり、前記クリップボードは、前記ボード本体の裏面に設けられ、前記ボード本体を前記台板状態に固定可能な固定手段を更に備え、前記固定手段は、前記第1方向において互いに離れた第1位置と第2位置とを含む範囲で前記第1方向に沿って変位可能となるように前記ヒンジ部に取り付けられた係止部材と、前記第1板部に設けられた第1係合部と、前記第2板部に設けられた第2係合部と、を有し、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第1位置にある状態では、前記係止部材が前記第1係合部及び前記第2係合部と係合することで、前記第1板部及び前記第2板部の回動が規制され、前記ボード本体が前記台板状態で前記係止部材が前記第1位置から前記第2位置に移動すると、前記係止部材と前記第1係合部及び前記第2係合部との係合が解除されることで、前記第1板部及び前記第2板部の回動が許容される、クリップボードである。
【0007】
本発明によると、固定手段によってボード本体を台板状態に固定可能であるため、第1板部や第2板部が意図せずに回動することを規制できる。そのため、紙片を読み書きするための台板としてクリップボードを安定して使用することができる。これにより、クリッ
プボードの利便性を向上させることができる。また、係止部材を第1方向に沿って第1位置から第2位置へと移動(変位)させるだけでボード本体の台板状態への固定を解除することができる。これにより、ボード本体を台板状態から折り畳み状態へと切り替えることが容易となる。その結果、利便性をより向上させることができる。
【0008】
また、本発明において、前記係止部材は、前記第1係合部と係合する第1係止部と、前記第2係合部と係合する第2係止部と、を有し、前記第1係合部と前記第1係止部とのうち一方は、突起部として形成され、他方は、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第1位置にある状態で前記突起部が嵌合する穴部として形成され、前記第2係合部と前記第2係止部とのうち一方は、突起部として形成され、他方は、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第1位置にある状態で前記突起部が嵌合する穴部として形成されてもよい。
【0009】
また、本発明において、前記係止部材は、前記係止部材が前記第1位置にある状態で前記ボード本体が前記折り畳み状態から前記台板状態に切り替わることで前記第1係合部及び前記第2係合部と係合可能となるように構成されており、前記固定手段は、前記係止部材を前記第2位置の側から前記第1位置の側へ付勢する付勢部材を更に有してもよい。
【0010】
また、本発明において、前記固定手段は、前記第1板部と前記第2板部とのうち少なくとも何れか一方に設けられた規制部であって、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第2位置にある状態で前記係止部材と係合することで前記係止部材の前記第2位置の側から前記第1位置の側への移動を規制する規制部を更に有し、前記ボード本体が前記台板状態で且つ前記係止部材が前記第2位置にある状態で前記ボード本体が前記折り畳み状態となるように前記第1板部及び前記第2板部が前記ヒンジ部回りに回動することで、前記規制部と前記係止部材との係合が解除されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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