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公開番号2024111734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-19
出願番号2023016409
出願日2023-02-06
発明の名称デバイス及び方法
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61M 31/00 20060101AFI20240809BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】シート状物を目的部位まで送達する技術の有用性を向上させるデバイス及び方法を提供する。
【解決手段】本開示に係るデバイスは、シート状物を目的部位まで送達するためのデバイスであって、シャフトと、前記シャフトの先端に設けられたキャリアとを備え、前記キャリアは、シート状物が配置される表面を有する吸水部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シート状物を目的部位まで送達するためのデバイスであって、
シャフトと、前記シャフトの先端に設けられたキャリアとを備え、
前記キャリアは、シート状物が配置される表面を有する吸水部を備える、デバイス。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記吸水部は、前記キャリアから着脱可能に構成されている、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記キャリアは、前記吸水部を支持するように構成された支持面を有する支持部を備え、
前記支持部は、前記吸水部に液体を供給するように構成された液体供給部を備える、請求項1又は2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記液体供給部は、前記支持面の中心側から外周側に向けて放射状に延びる複数の流路を備える、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記支持部は、前記支持面に、前記吸水部の周囲を囲む壁部を備える、請求項3に記載のデバイス。
【請求項6】
前記支持部は、前記吸水部から液体を除去するように構成された液体除去部を備える、請求項3に記載のデバイス。
【請求項7】
前記キャリアを収納可能な外筒を備える、請求項1又は2に記載のデバイス。
【請求項8】
シート状物を目的部位まで送達するための方法であって、
シャフトと、前記シャフトの先端に設けられたキャリアと、前記キャリアに設けられた吸水部と、前記吸水部に液体を供給するように構成された液体供給部と、を備えるデバイスを用意することと、
前記吸水部の表面にシート状物を配置することと、
前記液体供給部を介して前記液体を前記吸水部に供給して、前記シート状物が前記目的部位に対向する位置で、前記シート状物を前記吸水部から剥離させることと、
を含む、方法。
【請求項9】
シート状物を目的部位まで送達するための方法であって、
シャフトと、前記シャフトの先端に設けられたキャリアと、前記キャリアに着脱可能に設けられた吸水部と、を備えるデバイスを用意することと、
前記吸水部の表面にシート状物を配置することと、
前記シート状物が前記目的部位に対向する位置で、前記シート状物が配置された前記吸水部を前記キャリアから離脱させることと、
を含む、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シート状細胞培養物などのシート状物を体腔内の臓器表面などの目的部位に送達可能なデバイス及び方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、損傷した組織などの修復のために、種々の細胞を移植する試みが行われている。例えば、狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患により損傷した心筋組織の修復のために、胎児心筋細胞、骨格筋芽細胞、間葉系幹細胞、心臓幹細胞、ES細胞、iPS細胞などの利用が試みられている。このような試みの一環として、細胞をシート状に形成したシート状細胞培養物を目的部位に送達して移植又は貼付するための様々な器具が提案されている。例えば、特許文献1には、支持部に配置されたシート状物に流体を供給して支持部から剥離させることで、シート状物を効率よく目的部位に貼り付け可能なデバイスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2020/059854号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、シート状物を目的部位まで送達する技術の有用性の更なる向上が求められている。とりわけ、簡便な機構と、簡易な作業で効率よく安定してシート状物を目的部位まで送達することが求められている。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、シート状物を目的部位まで送達する技術の有用性を向上させるデバイス及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
〔1〕本開示の一実施形態に係るデバイスは、シート状物を目的部位まで送達するためのデバイスであって、シャフトと、前記シャフトの先端に設けられたキャリアとを備え、前記キャリアは、シート状物が配置される表面を有する吸水部を備える。
【0007】
〔2〕本開示の一実施形態に係るデバイスは、上記〔1〕に記載のデバイスであって、前記吸水部は、前記キャリアから着脱可能に構成されていることが好ましい。
【0008】
〔3〕本開示の一実施形態に係るデバイスは、上記〔1〕又は〔2〕に記載のデバイスであって、前記キャリアは、前記吸水部を支持するように構成された支持面を有する支持部を備え、前記支持部は、前記吸水部に液体を供給するように構成された液体供給部を備えることが好ましい。
【0009】
〔4〕本開示の一実施形態に係るデバイスは、上記〔3〕に記載のデバイスであって、前記液体供給部は、前記支持面の中心側から外周側に向けて放射状に延びる複数の流路を備えることが好ましい。
【0010】
〔5〕本開示の一実施形態に係るデバイスは、上記〔3〕又は〔4〕に記載のデバイスであって、前記支持部は、前記支持面に、前記吸水部の周囲を囲む壁部を備えることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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