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公開番号2024111264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2024100949,2020101947
出願日2024-06-24,2020-06-12
発明の名称スペーサー
出願人株式会社セフト研究所
代理人個人,個人
主分類B68G 5/00 20060101AFI20240808BHJP(馬具;詰め物,かわ張りされた物品)
要約【課題】様々な用途で使用することができるスペーサーを実現する。
【解決手段】枠状部S11と、一端が枠状部S11に連なりその枠状部S11から起立するように形成された複数の柱部S12と、複数の柱部S12の他端を連結してなる起立端連結部S13とを有する凸部10と、凸部10が複数繋がるように近接する位置にある凸部10の枠状部S11同士を連結している可撓連結部20と、を備えたスペーサー1において、立体状の凸部10と弾性変形可能な可撓連結部20の少なくとも一方が、スペーサー1の部位に応じて異なる形状を有するように構成されているようにした。こうすることで、スペーサー1の部位に応じて厚みを異ならせるようにしたり、スペーサー1の部位に応じて柔軟性を異ならせるようにしたりするのを可能にした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
枠状部と、一端が前記枠状部に連なりその枠状部から起立するように形成された複数の起立部と、前記複数の起立部の他端を連結してなる起立端連結部とを有する凸部と、前記凸部が複数繋がるように近接する位置にある前記凸部の前記枠状部同士を連結している可撓連結部と、を備えたスペーサーであって、
立体状の前記凸部と弾性変形可能な前記可撓連結部の少なくとも一方は、当該スペーサーの部位に応じて異なる形状を有するように構成されていることを特徴とするスペーサー。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記可撓連結部は、当該スペーサーの部位に応じて可撓性が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスペーサー。
【請求項3】
前記可撓連結部は、前記起立端連結部側に突き出すように湾曲した形状に形成されており、その可撓連結部の曲率に応じた可撓性を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスペーサー。
【請求項4】
前記可撓連結部は、その延在方向と交差する向きの断面形状に応じた可撓性を有していることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のスペーサー。
【請求項5】
前記起立部は、当該スペーサーの部位に応じて長さが異なるように形成され、前記凸部は当該スペーサーの部位に応じて高さが異なるように構成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のスペーサー。
【請求項6】
前記枠状部は、当該スペーサーの部位に応じて大きさが異なるように形成され、前記凸部は当該スペーサーの部位に応じて大きさが異なるように構成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のスペーサー。
【請求項7】
前記枠状部及び/又は前記起立端連結部は、当該スペーサーの部位に応じてその平面形状が異なるように形成され、前記凸部は当該スペーサーの部位に応じて外形が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載のスペーサー。
【請求項8】
複数の前記凸部が、略同心円を成すように配置されてなることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のスペーサー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、その立体構造の内部に空気が流通する空間を有するスペーサーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、空調衣服や空調マットの内側に収容されて、それらの内側に空気が流通する空間を形成するスペーサーが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このスペーサーは、例えば、図9(a)(b)(c)(d)に示すように、枠状部S11と、一端が枠状部S11に連なり枠状部S11から起立するように形成された4本の柱部S12と、4本の柱部S12の他端を連結する起立端連結部S13とを有する凸部S1と、隣り合う凸部S1の枠状部S11同士を連結する可撓連結部S2とを備えたスペーサー構造Sを有している。
このような立体構造を有するスペーサーは、縦横にそれぞれ曲げることができる柔軟性を有し、その厚さ方向に好適な耐圧性を有しており、比較的狭い空間に空気を流通させるのに理想的なスペーサーとして使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4067034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近時、スペーサーの用途を広げるにあたり、様々な用途に応じた各種の要望があり、従前のスペーサーでは十分に対応し切れないものが見受けられるようになった。
そこで、本発明者らは鋭意検討し、様々な用途で使い易いスペーサーを開発するに至った。
【0005】
本発明の目的は、様々な用途で使用することができるスペーサーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
枠状部と、一端が前記枠状部に連なりその枠状部から起立するように形成された複数の起立部と、前記複数の起立部の他端を連結してなる起立端連結部とを有する凸部と、前記凸部が複数繋がるように近接する位置にある前記凸部の前記枠状部同士を連結している可撓連結部と、を備えているスペーサーであって、
立体状の前記凸部と弾性変形可能な前記可撓連結部の少なくとも一方は、当該スペーサーの部位に応じて異なる形状を有するように構成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスペーサーにおいて、
前記可撓連結部は、当該スペーサーの部位に応じて可撓性が異なるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスペーサーにおいて、
前記可撓連結部は、前記起立端連結部側に突き出すように湾曲した形状に形成されており、その可撓連結部の曲率に応じた可撓性を有していることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載のスペーサーにおいて、
前記可撓連結部は、その延在方向と交差する向きの断面形状に応じた可撓性を有していることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1~4のいずれか一項に記載のスペーサーにおいて、
前記起立部は、当該スペーサーの部位に応じて長さが異なるように形成され、前記凸部は当該スペーサーの部位に応じて高さが異なるように構成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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