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公開番号2024110900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2023094415
出願日2023-06-07
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人オムロン株式会社,国立大学法人 東京大学
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G10L 21/10 20130101AFI20240808BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ユーザの感覚に応じて音色を図形化する。
【解決手段】情報処理装置は、対象の音色を表すデータから第1特徴ベクトルを生成する。情報処理装置は、第1特徴ベクトルと図形を表す第2特徴ベクトルとの対応付け結果に基づいて、対象の音色を表す第1特徴ベクトルから第2特徴ベクトルを計算する。情報処理装置は、第2特徴ベクトルから、対象の音色を表す図形を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象の音色を表すデータから第1特徴ベクトルを生成し、
前記第1特徴ベクトルと図形を表す第2特徴ベクトルとの対応付け結果に基づいて、前記対象の音色を表す前記第1特徴ベクトルから前記第2特徴ベクトルを計算し、
前記第2特徴ベクトルから、前記対象の音色を表す図形を生成し、
生成された前記図形を出力する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
複数の代表音の音色を音出力部から出力させるように制御すると共に、複数の代表音の音色の各々に対応する図形候補を表示部へ表示させるように制御し、
ユーザから入力された、複数の代表音の音色の各々に対応する図形の回答結果を取得し、
前記回答結果に基づいて、前記代表音の音色の前記第1特徴ベクトルと前記回答結果の図形を表す前記第2特徴ベクトルとを対応付けることにより、前記対応付け結果を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記複数の代表音の音色と前記図形との対応付け結果を補間することにより、前記代表音の音色とは異なる音色の前記第2特徴ベクトルに対応する図形候補を生成し、
前記代表音の音色とは異なる音色を前記音出力部から出力させるように制御すると共に、前記代表音の音色とは異なる音色の前記第2特徴ベクトルに対応する図形候補を表示部へ表示させるように制御し、
前記ユーザから入力された、前記代表音の音色とは異なる音色に対応する図形の回答結果を取得し、
前記代表音の音色とは異なる音色に対応する図形の回答結果に基づいて、前記代表音の音色とは異なる音色の前記第1特徴ベクトルと該回答結果の図形を表す前記第2特徴ベクトルとを対応付けることにより、前記対応付け結果を生成する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示部に表示される、前記代表音の音色とは異なる音色の前記図形候補の形状は、前記ユーザによって修正可能である、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
複数の音色の各々について、前記音色を表すデータを、予め生成された学習済みモデルへ入力することにより、前記音色を表すデータに対応する前記第1特徴ベクトルを生成し、
複数の音色の各々の前記第1特徴ベクトルが投影されているマップを生成し、
前記マップに投影されている複数の前記第1特徴ベクトルから、前記代表音の音色に対応する前記第1特徴ベクトルを選定し、
前記回答結果から得られた前記代表音の図形と、前記代表音の音色とは異なる音色に対応する図形とに対してフーリエ変換を実行することにより、前記図形に対応する周波数ベクトルである前記第2特徴ベクトルを生成し、前記対応付け結果を生成し、
前記対象の音色を表す図形を生成する際に、
前記対象の音色を表すデータを、前記学習済みモデルへ入力することにより、前記対象の音色の前記第1特徴ベクトルを生成し、
前記対応付け結果を参照することにより、前記対象の音色の前記第1特徴ベクトルから前記第2特徴ベクトルを計算し、
前記第2特徴ベクトルを逆フーリエ変換することにより、前記対象の音色を表す図形を生成する、
請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
対象の音色を表すデータから第1特徴ベクトルを生成し、
前記第1特徴ベクトルと図形を表す第2特徴ベクトルとの対応付け結果に基づいて、前記対象の音色を表す前記第1特徴ベクトルから前記第2特徴ベクトルを計算し、
前記第2特徴ベクトルから、前記対象の音色を表す図形を生成し、
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項7】
対象の音色を表すデータから第1特徴ベクトルを生成し、
前記第1特徴ベクトルと図形を表す第2特徴ベクトルとの対応付け結果に基づいて、前記対象の音色を表す前記第1特徴ベクトルから前記第2特徴ベクトルを計算し、
前記第2特徴ベクトルから、前記対象の音色を表す図形を生成し、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、音の高さ(又はピッチとも称される。)又はリズムを可視化する技術が知られている(例えば、非特許文献1~3を参照)。また、音色を評価又は可視化する技術が知られている(例えば、非特許文献4~7を参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Buck, Michael William, "The Efficacy of SmartMusic Assessment as a Teaching and Learning Tool"(2008). Dissertations. 1136. [令和5年2月1日検索],インターネット<URL:https://aquila.usm.edu/dissertations/1136>
Estefan Cano, Christian Dittmar, and Sascha Grollmisch, "Songs2See: Learn to Play by Playing", In 12th International Society for Music Information Retrieval Conference(ISMIR2011).Miami,2231-2240. [令和5年2月1日検索],インターネット<URL:https://www.songs2see.com/>,インターネット<URL:https://www.aes.org/e-lib/online/browse.cfm?elib=15762>
Oy. 2020. Yousician | Learn Guitar, Piano, Ukulele With The Songs you Love. [令和5年2月1日検索],インターネット<URL:https://yousician.com/>
Knight, Trevor, Finn Upham, and Ichiro Fujinaga. "The potential for automatic assessment of trumpet tone quality." ISMIR. 2011. [令和5年2月1日検索],インターネット<URL:https://archives.ismir.net/ismir2011/paper/000102.pdf>
Oriol Romani Picas, et al. 2015. A real-time system for measuring sound goodness in instrumental sounds. In Audio Engineering Society Convention 138. Audio Engineering Society. 令和5年2月1日検索],インターネット<https://repositori.upf.edu/handle/10230/32131>
Sergio Giraldo, et al. 2019. Automatic assessment of tone quality in violin music performance. Frontiers in Psychology 10 (2019), 334. [令和5年2月1日検索],インターネット<URL:https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2019.00334/full>
Naoki Kimura, et al. 2020. SonoSpace. In Proceedings of the 28th ACM International Conference on Multimedia. Association for Computing Machinery (ACM), New York, NY, USA, 367-374. [令和5年2月1日検索],インターネット<URL:https://www.researchgate.net/publication/345498954_SonoSpace_Visual_Feedback_of_Timbre_with_Unsupervised_Learning>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ユーザの感覚に応じて音色を図形化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本開示に係る情報処理装置は、対象の音色を表すデータから第1特徴ベクトルを生成し、前記第1特徴ベクトルと図形を表す第2特徴ベクトルとの対応付け結果に基づいて、前記対象の音色を表す前記第1特徴ベクトルから前記第2特徴ベクトルを計算し、前記第2特徴ベクトルから、前記対象の音色を表す図形を生成し、生成された前記図形を出力する、情報処理装置である。
【0006】
また、本開示の情報処理方法は、対象の音色を表すデータから第1特徴ベクトルを生成し、前記第1特徴ベクトルと図形を表す第2特徴ベクトルとの対応付け結果に基づいて、前記対象の音色を表す前記第1特徴ベクトルから前記第2特徴ベクトルを計算し、前記第2特徴ベクトルから、前記対象の音色を表す図形を生成し、生成された前記図形を出力する、処理をコンピュータが実行する情報処理方法である。
【0007】
また、本開示の情報処理プログラムは、対象の音色を表すデータから第1特徴ベクトルを生成し、前記第1特徴ベクトルと図形を表す第2特徴ベクトルとの対応付け結果に基づいて、前記対象の音色を表す前記第1特徴ベクトルから前記第2特徴ベクトルを計算し、前記第2特徴ベクトルから、前記対象の音色を表す図形を生成し、生成された前記図形を出力する、処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本開示の情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムによれば、ユーザの感覚に応じて音色を図形化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1特徴ベクトルが投影されたマップの例を示す図である。
代表音を含む複数の音の第1特徴ベクトルが投影されたマップを説明するための図である。
タッチパネルディスプレイ4に表示される図形候補の例を示す図である。
図形と第2特徴ベクトルとの間の関係を説明するための図である。
既に得られた対応付け結果を補完する方法を説明するための図である。
代表音とは異なる音に対応する図形を取得するための表示画面の例である。
情報処理装置が実行する処理ルーチンの例を示す図である。
情報処理装置が実行する処理ルーチンの例を示す図である。
情報処理装置が実行する処理ルーチンの例を示す図である。
複数の音色の第1特徴ベクトルが投影されたマップと図形との対応関係を説明するための図である。
複数の音色の第1特徴ベクトルが投影されたマップと図形との対応関係を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
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本実施形態を説明するための図である。
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本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
本実施形態を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法及び比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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