TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024110201
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-15
出願番号
2023014643
出願日
2023-02-02
発明の名称
電力分配制御システム
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02J
3/00 20060101AFI20240807BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数の施設間で余剰電力を適切に分配できるようにする。
【解決手段】実施形態の電力分配制御システムは、明るさ情報取得部と、使用電力情報取得部と、データベース生成部と、演算部と、を備える。明るさ情報取得部は、各施設内の所定領域の明るさを示す明るさ情報を取得する。使用電力情報取得部は、各照明設備の使用電力を示す使用電力情報を取得する。データベース生成部は、各施設から取得した明るさ情報と使用電力情報とに基づいて、施設毎又は照明設備毎に明るさと使用電力とが対応付けられた情報を含むデータベースを生成する。演算部は、各発電設備の発電力の予測値である予測発電力を示す情報とデータベースとに基づいて、送電元となる施設である送電元施設と送電先となる施設である送電先施設とを決定し、送電元施設から送電先施設への送電量を算出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれが照明設備及び発電設備を有する複数の施設間で電力を分配するための処理を実行する電力分配制御システムであって、
各前記施設内の所定領域の明るさを示す明るさ情報を取得する明るさ情報取得部と、
各前記照明設備の使用電力を示す使用電力情報を取得する使用電力情報取得部と、
各前記施設から取得した前記明るさ情報と前記使用電力情報とに基づいて、前記施設毎又は前記照明設備毎に明るさと使用電力とが対応付けられた情報を含むデータベースを生成するデータベース生成部と、
各前記発電設備の発電力の予測値である予測発電力を示す情報と前記データベースとに基づいて、送電元となる前記施設である送電元施設と送電先となる前記施設である送電先施設とを決定し、前記送電元施設から前記送電先施設への送電量を算出する演算部と、
を備える電力分配制御システム。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記演算部は、前記データベースに基づいて、前記所定領域の現在の明るさに対応する、当該所定領域と同一の前記施設内に存在する前記照明設備の前記使用電力の予測値である予測使用電力を算出し、前記予測使用電力に基づいて前記送電量を算出する、
請求項1に記載の電力分配制御システム。
【請求項3】
前記演算部は、前記予測使用電力と前記予測発電力との差分に基づく余剰電力又は不足電力を前記施設毎に算出し、算出された前記余剰電力又は前記不足電力に基づいて前記送電元施設及び前記送電先施設を決定する、
請求項2に記載の電力分配制御システム。
【請求項4】
前記送電元施設から前記送電先施設への送電の実行中において、前記送電元施設の前記余剰電力が当初の前記送電量に対応する電力より小さくなった場合に、警報を出力する警報処理部、
を更に備える請求項3に記載の電力分配制御システム。
【請求項5】
前記警報処理部は、前記発電設備により発電された電力を蓄電する蓄電設備に蓄えられた蓄電量を考慮して余剰電力を算出する、
請求項4に記載の電力分配制御システム。
【請求項6】
前記データベース生成部は、明るさと使用電力との新規な組み合わせを前記データベースに追加する処理を行う、
請求項1に記載の電力分配制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電力分配制御システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
高速道路等の道路上に設置された照明設備を制御する技術として、周辺の明るさや交通状況等に応じて照明設備の発光量を変化させる技術が利用されている。また、このような照明設備をその近辺に設置された太陽光発電システム等の発電設備により発電された電力により駆動させる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-195205号公報
特表2016-517622号公報
特開2014-60127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような照明設備と発電設備とを備える施設(例えばトンネル、サービスエリア、インターチェンジ等)において、発電設備の発電力が照明設備の使用電力を上回る場合には、余剰電力が発生することとなる。このような余剰電力を複数の施設間で適切に分配可能なシステムの構築が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の電力分配制御システムは、それぞれが照明設備及び発電設備を有する複数の施設間で電力を分配するための処理を実行する。電力分配制御システムは、明るさ情報取得部と、使用電力情報取得部と、データベース生成部と、演算部と、を備える。明るさ情報取得部は、各施設内の所定領域の明るさを示す明るさ情報を取得する。使用電力情報取得部は、各照明設備の使用電力を示す使用電力情報を取得する。データベース生成部は、各施設から取得した明るさ情報と使用電力情報とに基づいて、施設毎又は照明設備毎に明るさと使用電力とが対応付けられた情報を含むデータベースを生成する。演算部は、各発電設備の発電力の予測値である予測発電力を示す情報とデータベースとに基づいて、送電元となる施設である送電元施設と送電先となる施設である送電先施設とを決定し、送電元施設から送電先施設への送電量を算出する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態の電力分配システムの構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態の中央監視システム及び施設内の制御装置の機能構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態のデータベースのデータ構造の一例を示す図である。
図4は、実施形態のデータベース生成処理の一例を示すフローチャートである。
図5は、実施形態の分配制御処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、実施形態の警報処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照しながら実施形態について説明する。
【0008】
図1は、実施形態の電力分配システムSの構成の一例を示す図である。電力分配システムSは、中央監視システム1(電力分配制御システムの一例)、複数の施設2A,2B,…、送電網5及び通信網6を含む。以下、複数の施設2A,2B,…を区別する必要がない場合には、これらを施設2と記載する場合がある。
【0009】
施設2は、高速道路等の道路上に設けられる施設であって、例えばトンネル、サービスエリア(パーキングエリア)、インターチェンジ等であり得る。各施設2は、照明設備11、発電設備12、蓄電設備13、受変電設備14、受光装置15及び制御装置16を有する。
【0010】
照明設備11は、各施設2内に設置され、施設2の種類毎に異なる。例えば、施設2がトンネルである場合、当該施設2の照明設備11は、トンネル内に設置された照明等であり得る。また、施設2がサービスエリアである場合、当該施設2の照明設備11は、駐車場の照明、商業施設内の照明等であり得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
電池
3日前
株式会社東芝
配電盤
1か月前
株式会社東芝
センサ
28日前
株式会社東芝
電源回路
3日前
株式会社東芝
制御回路
1か月前
株式会社東芝
電解装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
25日前
株式会社東芝
ガス遮断器
24日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
4日前
株式会社東芝
半導体装置
4日前
株式会社東芝
軸流ファン
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
28日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
28日前
株式会社東芝
真空バルブ
17日前
株式会社東芝
半導体装置
28日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
ストレージ
3日前
株式会社東芝
コンデンサ
3日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
3日前
株式会社東芝
半導体装置
1か月前
株式会社東芝
半導体装置
6日前
株式会社東芝
半導体装置
7日前
株式会社東芝
半導体装置
7日前
株式会社東芝
半導体装置
今日
株式会社東芝
半導体装置
今日
株式会社東芝
半導体装置
今日
株式会社東芝
半導体装置
7日前
続きを見る
他の特許を見る