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公開番号2024108036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023012290
出願日2023-01-30
発明の名称カラオケ装置
出願人株式会社第一興商
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G10K 15/04 20060101AFI20240802BHJP(楽器;音響)
要約【課題】支援コンテンツを再生する際に、指導者のサポートが可能なカラオケ装置を提供する。
【解決手段】利用者の集中度を取得する集中度取得部と、支援コンテンツの再生中に指導者が発話した場合、集中度が第1の所定条件を満たすかどうかを判定する判定部、発話に対応するテキスト情報を生成する生成部、サポート情報とコンテンツ識別情報とを対応付けて記憶させる記憶処理部、ある支援コンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられたサポート情報を読み出し、当該ある支援コンテンツの再生中に、読み出した当該サポート情報に含まれる発話を開始した時刻が到来した場合、当該サポート情報に含まれるテキスト情報に対応する発話を放音手段から放音させるサポート処理部を有するカラオケ装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の身体に関する能力の維持または改善を支援するための支援コンテンツを再生可能なカラオケ装置であって、
支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された利用者の映像から、利用者の集中度を取得する集中度取得部と、
支援コンテンツの再生中に指導者が発話した場合、当該発話した期間において取得された前記集中度が第1の所定条件を満たすかどうかを判定する判定部と、
取得された前記集中度が前記第1の所定条件を満たすと判定された場合、前記発話に対応するテキスト情報を生成する生成部と、
生成された前記テキスト情報及び前記支援コンテンツの再生時間における前記発話を開始した時刻を含むサポート情報と、当該支援コンテンツのコンテンツ識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる記憶処理部と、
ある支援コンテンツを再生する場合、前記記憶手段から当該ある支援コンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられたサポート情報を読み出し、当該ある支援コンテンツの再生中に、読み出した当該サポート情報に含まれる発話を開始した時刻が到来した場合、当該サポート情報に含まれるテキスト情報に対応する発話を放音手段から放音させるサポート処理部と、
を有するカラオケ装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記集中度取得部は、前記ある支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された利用者の映像から、利用者の集中度を取得し、
前記サポート処理部は、前記ある支援コンテンツの再生中に、読み出した前記サポート情報に含まれる発話を開始した時刻が到来した場合、且つ取得した前記集中度が第2の所定条件を満たした場合、前記サポート情報に含まれるテキスト情報に対応する発話を放音手段から放音させることを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
【請求項3】
利用者の身体に関する能力の維持または改善を支援するための支援コンテンツを再生可能なカラオケ装置であって、
支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された利用者の映像から、利用者の集中度を取得する集中度取得部と、
支援コンテンツの再生中に指導者が動作をした場合、当該動作をした期間において取得された前記集中度が第3の所定条件を満たすかどうかを判定する判定部と、
取得された前記集中度が前記第3の所定条件を満たすと判定された場合、支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された指導者の映像に基づき、指導者の動きに対応するジェスチャー情報を生成する生成部と、
生成された前記ジェスチャー情報及び前記支援コンテンツの再生時間における前記動作を開始した時刻を含むサポート情報と、当該支援コンテンツのコンテンツ識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる記憶処理部と、
ある支援コンテンツを再生する場合、前記記憶手段から当該ある支援コンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられたサポート情報を読み出し、当該ある支援コンテンツの再生中に、読み出した当該サポート情報に含まれる動作を開始した時刻が到来した場合、当該サポート情報に含まれるジェスチャー情報に対応する動作を表示手段に表示させ、及び/または当該サポート情報に含まれるジェスチャー情報に対応する動作を外部機器に実行させるための制御信号を生成し、当該外部機器に送信するサポート処理部と、
を有するカラオケ装置。
【請求項4】
前記集中度取得部は、前記ある支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された利用者の映像から、利用者の集中度を取得し、
前記サポート処理部は、前記ある支援コンテンツの再生中に、読み出した前記サポート情報に含まれる動作を開始した時刻が到来した場合、且つ取得した前記集中度が第4の所定条件を満たした場合、前記サポート情報に含まれるジェスチャー情報に対応する動作を表示手段に表示させ、及び/または当該サポート情報に含まれるジェスチャー情報に対応する動作を外部機器に実行させるための制御信号を生成し、当該外部機器に送信することを特徴とする請求項3記載のカラオケ装置。
【請求項5】
支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された利用者の属性情報を取得する属性情報取得部を有し、
前記記憶処理部は、取得した前記属性情報を含む前記サポート情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記サポート処理部は、前記ある支援コンテンツを再生する場合、当該ある支援コンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられた複数のサポート情報のうち、属性情報が第5の所定条件を満たすサポート情報を読み出すことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のカラオケ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はカラオケ装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
カラオケ装置は、様々なコンテンツを備える。コンテンツの中には、利用者の身体に関する能力の維持または改善を支援するための支援コンテンツ(たとえば、介護予防、健康増進、機能訓練を目的としたコンテンツ)がある。
【0003】
非特許文献1には、介護予防を支援するための様々なコンテンツを再生可能な生活総合機能改善機器が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
「DK ELDER SYSTEM」、株式会社第一興商、[令和5年1月28日検索]、インターネット、<URL:https://dk-eldersystem.com/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、カラオケ装置を用いて支援コンテンツを再生する場合、施設のスタッフやトレーナー(以下、「指導者」)は、利用者に対して支援コンテンツの実施を促すような発話や動作を行う。この場合、ベテランの指導者は、利用者に対して適切なタイミングで効果的な発話や動作を行うことができる。一方で、経験の浅い指導者や発話に苦手意識を持つ指導者にとっては、ベテランの指導者等と同様の対応を行うことが困難である。
【0006】
本発明の目的は、支援コンテンツを再生する際に、指導者のサポートが可能なカラオケ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための一の発明は、利用者の身体に関する能力の維持または改善を支援するための支援コンテンツを再生可能なカラオケ装置であって、支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された利用者の映像から、利用者の集中度を取得する集中度取得部と、支援コンテンツの再生中に指導者が発話した場合、当該発話した期間において取得された前記集中度が第1の所定条件を満たすかどうかを判定する判定部と、取得された前記集中度が前記第1の所定条件を満たすと判定された場合、前記発話に対応するテキスト情報を生成する生成部と、生成された前記テキスト情報及び前記支援コンテンツの再生時間における前記発話を開始した時刻を含むサポート情報と、当該支援コンテンツのコンテンツ識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる記憶処理部と、ある支援コンテンツを再生する場合、前記記憶手段から当該ある支援コンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられたサポート情報を読み出し、当該ある支援コンテンツの再生中に、読み出した当該サポート情報に含まれる発話を開始した時刻が到来した場合、当該サポート情報に含まれるテキスト情報に対応する発話を放音手段から放音させるサポート処理部と、を有するカラオケ装置である。
また、上記目的を達成するための他の発明は、利用者の身体に関する能力の維持または改善を支援するための支援コンテンツを再生可能なカラオケ装置であって、支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された利用者の映像から、利用者の集中度を取得する集中度取得部と、支援コンテンツの再生中に指導者が動作をした場合、当該動作をした期間において取得された前記集中度が第3の所定条件を満たすかどうかを判定する判定部と、取得された前記集中度が前記第3の所定条件を満たすと判定された場合、支援コンテンツの再生中に撮影手段により撮影された指導者の映像に基づき、指導者の動きに対応するジェスチャー情報を生成する生成部と、生成された前記ジェスチャー情報及び前記支援コンテンツの再生時間における前記動作を開始した時刻を含むサポート情報と、当該支援コンテンツのコンテンツ識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる記憶処理部と、ある支援コンテンツを再生する場合、前記記憶手段から当該ある支援コンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられたサポート情報を読み出し、当該ある支援コンテンツの再生中に、読み出した当該サポート情報に含まれる動作を開始した時刻が到来した場合、当該サポート情報に含まれるジェスチャー情報に対応する動作を表示手段に表示させ、及び/または当該サポート情報に含まれるジェスチャー情報に対応する動作を外部機器に実行させるための制御信号を生成し、当該外部機器に送信するサポート処理部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、支援コンテンツを再生する際に、指導者のサポートができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。
第1実施形態に係るカラオケ本体を示す図である。
第1実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る記憶手段に記憶されているテーブルを示す図である。
第2実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。
第2実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る記憶手段に記憶されているテーブルを示す図である。
変形例2に係るカラオケ本体を示す図である。
変形例2に係る記憶手段に記憶されているテーブルを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
図1~図5を参照して、第1実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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