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公開番号2024107816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023011935
出願日2023-01-30
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60R 19/50 20060101AFI20240802BHJP(車両一般)
要約【課題】バンパをランプユニットに対して容易に脱着する。
【解決手段】車両は、車体と、前記車体に取り付けられるランプユニットと、上端部が前記ランプユニットに取り付けられるバンパと、を備えてもよい。前記ランプユニットは、前記バンパに向けて突出するとともに、前記バンパの前記上端部を下方から支持する複数のバンパ受け部と、前記複数のバンパ受け部の間に位置するとともに、前記バンパの前記上端部に上方から係合する爪部と、を有してもよい。前記複数のバンパ受け部のうち、前記爪部に隣接する少なくとも一つは、前記バンパに当接する第1領域と、前記第1領域よりも基端側に位置する第2領域を有してもよい。前記第2領域は、前記第1領域よりも下方に位置しており、前記バンパの前記上端部のエッジに隙間を介して対向してもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体に取り付けられるランプユニットと、
上端部が前記ランプユニットに取り付けられるバンパと、
を備え、
前記ランプユニットは、
前記バンパに向けて突出するとともに、前記バンパの前記上端部を下方から支持する複数のバンパ受け部と、
前記複数のバンパ受け部の間に位置するとともに、前記バンパの前記上端部に上方から係合する爪部と、を有し、
前記複数のバンパ受け部のうち、前記爪部に隣接する少なくとも一つは、前記バンパに当接する第1領域と、前記第1領域よりも基端側に位置する第2領域を有し、
前記第2領域は、前記第1領域よりも下方に位置しており、前記バンパの前記上端部のエッジに隙間を介して対向している、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、車両が記載されている。この車両では、ランプとバンパとが共通のブラケットを介して車体に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-255657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書は、ランプとバンパとを車体に取り付ける新規で有用な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術に係る車両は、車体と、前記車体に取り付けられるランプユニットと、上端部が前記ランプユニットに取り付けられるバンパと、を備えてもよい。前記ランプユニットは、前記バンパに向けて突出するとともに、前記バンパの前記上端部を下方から支持する複数のバンパ受け部と、前記複数のバンパ受け部の間に位置するとともに、前記バンパの前記上端部に上方から係合する爪部と、を有してもよい。前記複数のバンパ受け部のうち、前記爪部に隣接する少なくとも一つは、前記バンパに当接する第1領域と、前記第1領域よりも基端側に位置する第2領域を有してもよい。前記第2領域は、前記第1領域よりも下方に位置しており、前記バンパの前記上端部のエッジに隙間を介して対向してもよい。
【0006】
上記した車両では、前記ランプユニットに、前記パンパを下方から支持する前記バンパ受け部に加え、前記バンパに上方から係合する前記爪部が設けられている。このような構成によると、前記バンパが前記ランプユニットに対して位置決めされる。その一方で、上記バンパの前記上端部が、前記バンパ受け部と前記爪部との両者によって上下から拘束されるため、前記ランプユニットに対する前記バンパの脱着が困難となり得る。
【0007】
この問題を回避するために、本技術に係る構成では、前記バンパの前記上端部の前記エッジと、それに対向する前記バンパ受け部の一部分(即ち、前記第2領域)との間に、隙間が設けられている。このような構成によると、前記ランプユニットに対して前記バンパを脱着する際に、前記バンパの前記上端部を前記バンパ受け部に対して傾動させることで、前記バンパが前記バンパ受け部と前記爪部との間の無用な干渉を避けることができる。これにより、前記バンパを前記ランプユニットに対して容易に脱着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両の構成を模式的に示す図である。図1(A)は、車両要部を示し、図1(B)は、車両のランプユニット20を示す。
ランプユニットとバンパとの取り付け構造を示す端面図である。図2(A)は、ランプユニットの爪部を通過する切断線で車両を切断したときの端面図を示す。図2(B)は、ランプユニットのバンパ受けを通過する切断線で車両を切断したときの端面図を示す。
ランプユニットに対するバンパの脱着を説明する図である。係合位置のバンパが実線で示されており、解放位置のバンパが二点鎖線で示されている。図3は、図2(A)と同じ切断線で切断したときの端面図であり、理解を助けるために、バンパ受けが二点鎖線で示されている。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
図面を参照して、実施例の車両10、について説明する。図1に示すように、車両10は、車体12と、バンパ18と、ランプユニット20と、を備える。ランプユニット20及びバンパ18は、車体12に取り付けられている。詳しくは、先ず、ランプユニット20が車体12に取り付けられ、次いで、バンパ18が車体12に取り付けられる。このとき、バンパ18の上端部18aについては、ランプユニット20に取り付けられ、ランプユニット20によって支持される。なお、本明細書では、本技術が開示する技術に係る要部のみが説明され、車両10の細部についての説明は省略される。
【0010】
ここで、図面における方向FRは、車両10の前後方向における前方を示し、方向RRは車両10の前後方向における後方を示す。また、方向LHは車両10の左右方向における左方を示し、方向RHは車両10の左右方向における右方を示す。また、方向UPは車両10の上下方向における上方を示し、方向DWは車両10の上下方向における下方を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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