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公開番号
2024107672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-09
出願番号
2023011718
出願日
2023-01-30
発明の名称
除電装置及び画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
5/00 20060101AFI20240802BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】除電性能を向上する。
【解決手段】除電装置3は、第1イオナイザ71と、第2イオナイザ72とを備えている。第1イオナイザ71は、搬送ガイド部80により案内されるシートSを非接触で除電する第1除電部の一例である。第2イオナイザ72は、搬送ガイド部80を挟んで第1イオナイザ71とは反対側に配置され、搬送ガイド部80により案内されるシートSを非接触で除電する第2除電部の一例である。第1イオナイザ71及び第2イオナイザ72は、シートSの厚さ方向から視て少なくとも一部が重なるように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
案内部により案内される記録材を非接触で除電する第1除電部と、
前記案内部を挟んで前記第1除電部とは反対側に配置され、前記案内部により案内される記録材を非接触で除電する第2除電部と、を備える、
ことを特徴とする除電装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第1除電部及び前記第2除電部は、前記記録材の厚さ方向から視て少なくとも一部が重なるように配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項3】
記録材が第1の材質である場合は、前記第1除電部及び前記第2除電部の両方により除電し、
記録材が前記第1の材質とは異なる第2の材質である場合は、前記第1除電部のみにより除電する、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項4】
前記第1除電部は、高圧電位が印加されることでイオンを発生する第1針状電極を有する第1イオナイザであり、
前記第2除電部は、高圧電位が印加されることでイオンを発生する第2針状電極を有する第2イオナイザである、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項5】
前記案内部は、
搬送される記録材の第1面側を案内する第1案内部材と、
前記第1案内部材に対向して配置され、搬送される記録材の前記第1面側とは反対側の第2面側を案内する第2案内部材と、を有し、
前記第1除電部は、前記第1案内部材に対して前記記録材の厚さ方向に対向して配置され、
前記第2除電部は、前記第2案内部材に対して前記記録材の厚さ方向に対向して配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項6】
前記第1除電部及び前記第2除電部より記録材搬送方向の上流側に配置され、前記案内部により案内される前の記録材を挟持して除電する除電ローラ対を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項7】
記録材に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置により画像が形成された記録材を受け入れて除電する請求項1に記載の除電装置と、を備える、
ことを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート状の記録材を除電する除電装置と、この除電装置を適用した画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式や静電記録方式を用いた画像形成装置から排出された画像形成後の記録材は帯電している場合があり、これを除電する除電装置が知られている。除電装置としては、除電ローラ対などの接触型の除電部と、コロトロン方式などの非接触型の除電部とを有する除電装置が提案されている(特許文献1参照)。コロトロン方式の除電部は、記録材の一面側に配置したワイヤ電極と、他面側に配置したアース電極とを有しており、ワイヤ電極に高圧電位を印加することでコロナ放電によるイオンを発生し、記録材を除電するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-167169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の除電装置では、合成紙のような電気抵抗が高い記録材の場合、電荷が帯電する際に、表裏で逆極性となってしまう。このため、片面側のみにイオンを照射して除電しようとしても、反対側の電荷は電流が流れないために保持されたままとなるため、除電性能が大きく低下する虞がある。そのため、特許文献1の構成では除電性能が十分ではなかった。
【0005】
本発明は、除電性能を向上できる除電装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、案内部により案内される記録材を非接触で除電する第1除電部と、前記案内部を挟んで前記第1除電部とは反対側に配置され、前記案内部により案内される記録材を非接触で除電する第2除電部と、を備えることを特徴とする除電装置である。
【0007】
本発明の他の一態様は、記録材に画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置により画像が形成された記録材を受け入れて除電する上記の除電装置と、を備えることを特徴とする画像形成システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、除電性能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る画像形成システムを示す断面図である。
実施形態に係る除電装置を示す断面図である。
実施形態に係る第1ガイド部材を示す平面図である。
実施形態に係る除電装置により除電を行う際の手順を示すフローチャートである。
各種条件における評価結果を示す表である。
除電の原理を説明する説明図であり、上面からのみイオン照射を行う場合である。
除電の原理を説明する説明図であり、両面からイオン照射を行う場合である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態について図を用いて説明する。まず、本実施形態に係る画像形成システム1の概略構成を、図1を用いて説明する。図1に示すように、画像形成システム1は、記録材に画像を形成する画像形成装置2と、画像形成装置2の下流側に別装置として連結され、画像形成装置2から排出された記録材を除電する除電装置3とを備えている。画像形成装置2及び除電装置3の構成部品の寸法、材質、その相対位置等は、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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