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公開番号2024102767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006880
出願日2023-01-19
発明の名称こんろ用ガスバーナ及び加熱調理器
出願人株式会社ハーマン
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類F23D 14/76 20060101AFI20240724BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】こんろ用ガスバーナの使用に伴うバーナキャップの温度上昇を抑制する。
【解決手段】こんろ用ガスバーナ1は、筒状のバーナキャップ11と、環状の鍔部12と、通気路4と、を備える。バーナキャップ11は、上下に貫通した貫通孔110を中心部に有し、かつ複数の炎孔115を外周部に有する。鍔部12は、バーナキャップ11の上方に設けられている。通気路4は、バーナキャップ11と鍔部12との間において、径方向の内外に通気可能に形成されている。鍔部12の外径は、バーナキャップ11の外径よりも大きい。鍔部12のうちバーナキャップ11よりも径方向外側に張り出して位置する外周部分122の下面1225は、バーナキャップ11の上面118よりも、下方に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
上下に貫通した貫通孔を中心部に有し、かつ複数の炎孔を外周部に有する筒状のバーナキャップと、
前記バーナキャップの上方に設けられた環状の鍔部と、
前記バーナキャップと前記鍔部との間において、径方向の内外に通気可能に形成された通気路と、を備え、
前記鍔部の外径は、前記バーナキャップの外径よりも大きく、
前記鍔部のうち前記バーナキャップよりも径方向外側に張り出して位置する外周部分の下面は、前記バーナキャップの上面よりも、下方に位置する、
こんろ用ガスバーナ。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記通気路は、前記バーナキャップの上端部と、前記鍔部の前記外周部分の下端部と、の間において開口する開口部を有し、
前記開口部において、前記バーナキャップの上面と、前記鍔部の前記外周部分の下面と、の間の距離は、0.5mm以上かつ2.5mm以内の距離である、
請求項1のこんろ用ガスバーナ。
【請求項3】
前記鍔部は、前記外周部分と、前記鍔部のうち前記外周部分よりも径方向内側の部分である内周部分と、を含み、
前記外周部分は、前記内周部分よりも上下方向において厚く形成されている、
請求項1又は2のこんろ用ガスバーナ。
【請求項4】
前記外周部分は、径方向内側へと折り返すヘミング加工によって成形されている、
請求項3のこんろ用ガスバーナ。
【請求項5】
前記バーナキャップの前記貫通孔に挿通された鍋底温度センサを更に備え、
前記バーナキャップの外径寸法をXとし、前記鍔部のうち前記バーナキャップから径方向外側に張り出す寸法をYとしたとき、前記バーナキャップ及び前記鍔部は、Y≧X/10の関係を満たすように設けられている、
請求項1のこんろ用ガスバーナ。
【請求項6】
前記バーナキャップの前記貫通孔に挿通された鍋底温度センサを更に備え、
前記鍔部は、前記バーナキャップから径方向外側に4mm以上張り出すように設けられている、
請求項1のこんろ用ガスバーナ。
【請求項7】
請求項1のこんろ用ガスバーナと、
前記こんろ用ガスバーナが装着された調理器本体と、を備えた、
加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、こんろ用ガスバーナと、これを備えた加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガスバーナ及びこれを備えた加熱調理器が開示されている。ガスバーナは、上下に貫通した貫通孔を有するバーナキャップを備え、バーナキャップの外周部には、バーナキャップの周方向に並ぶように複数の炎孔が設けられている。ガスバーナの炎は、バーナキャップの各炎孔から噴出する混合気体によって生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-191986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したガスバーナにおいては、各炎孔から噴出する混合気体によって生成される炎の影響で、バーナキャップの温度が上昇し、場合によっては、温度上昇に起因してバーナキャップの劣化が進行することがある。バーナキャップの劣化を抑制するためには、バーナキャップの温度上昇を抑制することが望ましい。
【0005】
本開示は、使用に伴うバーナキャップの温度上昇を抑制することができるこんろ用ガスバーナ、及びこれを備えた加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るこんろ用ガスバーナは、上下に貫通した貫通孔を中心部に有し、かつ複数の炎孔を外周部に有する筒状のバーナキャップと、前記バーナキャップの上方に設けられた環状の鍔部と、前記バーナキャップと前記鍔部との間において、径方向の内外に通気可能に形成された通気路と、を備える。前記鍔部の外径は、前記バーナキャップの外径よりも大きい。前記鍔部のうち前記バーナキャップよりも径方向外側に張り出して位置する外周部分の下面は、前記バーナキャップの上面よりも、下方に位置する。
【0007】
本開示の一態様に係る加熱調理器は、前記こんろ用ガスバーナと、前記こんろ用ガスバーナが装着された調理器本体と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、こんろ用ガスバーナの使用に伴うバーナキャップの温度上昇を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態の加熱調理器の平面図である。
図2は、同上の加熱調理器に設置された高火力のこんろ用ガスバーナの平面図である。
図3は、図2のA-A線断面図である。
図4は、図3の要部拡大図である。
図5は、同上のこんろ用ガスバーナの正面図である。
図6は、図5のB-B線断面図である。
図7は、同上のこんろ用ガスバーナが備える鍔部及びバーナキャップの分解斜視図である。
図8は、同上の鍔部の斜視図である。
図9Aは、同上のこんろ用ガスバーナにおいて鍋を弱火で加熱する様子を示した要部断面図である。図9Bは、比較例1のこんろ用ガスバーナにおいて鍋を弱火で加熱する様子を示した要部断面図である。図9Cは、比較例2のこんろ用ガスバーナにおいて鍋を弱火で加熱する様子を示した要部断面図である。
図10は、同上の加熱調理器に設置された小火力のこんろ用ガスバーナの平面図である。
図11は、図10のC-C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(1)実施形態
図1には、一実施形態の加熱調理器9を示している。一実施形態の加熱調理器9は、ガスこんろであって、詳しくは、図示略のキッチンカウンターに設置されるドロップイン型のガスこんろである。以下の文中で用いる方向は、加熱調理器9が設置された状態を基準とする。
(【0011】以降は省略されています)

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