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公開番号2024102575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006561
出願日2023-01-19
発明の名称洋上風力システム
出願人日鉄エンジニアリング株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F03D 13/25 20160101AFI20240724BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】複数のジャケット構造体の設計を共通化した洋上風力システム及び洋上風力システムの設計方法を提供する。
【解決手段】同一のウインドファーム又は海域にそれぞれ設けられ且つ洋上風車200をそれぞれ支持する複数のジャケット構造体10、を備える洋上風力システム100であって、複数のジャケット構造体10のそれぞれは、第1グループG1又は第2グループG2に属し、第1グループG1に属する複数のジャケット構造体10である第1グループジャケット構造体10A、のそれぞれの形状の一部である第1グループ特徴は、第1グループジャケット構造体10Aのそれぞれの間で共通することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
同一のウインドファーム又は海域にそれぞれ設けられ且つ洋上風車をそれぞれ支持する複数のジャケット構造体、
を備える洋上風力システムであって、
前記複数のジャケット構造体のそれぞれは、第1グループ又は第2グループに属し、
前記第1グループに属する前記複数のジャケット構造体である第1グループジャケット構造体、のそれぞれの形状の一部である第1グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれの間で共通する、
ことを特徴とする洋上風力システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2グループに属する前記複数のジャケット構造体である第2グループジャケット構造体、のそれぞれの形状の一部である第2グループ特徴は、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれの間で共通し、
前記第1グループ特徴と前記第2グループ特徴とは、異なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の洋上風力システム。
【請求項3】
前記第1グループ特徴及び前記第2グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれ、及び、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれ、の高さを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の洋上風力システム。
【請求項4】
前記第1グループ特徴及び前記第2グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれ、及び、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれ、のブレースの配置を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の洋上風力システム。
【請求項5】
前記ブレースの配置は、前記ブレースの角度を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の洋上風力システム。
【請求項6】
前記第1グループ特徴及び前記第2グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれ、及び、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれ、のレグの部分であってブレースが接続される部分であるレグキャン、の位置を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の洋上風力システム。
【請求項7】
前記レグキャンのうち、LWL(Low Water Level、朔望平均干潮面)から1.0m下側の高さと重なるものの数は、LWLから1.0m下側の高さと重ならないものの数より、小さい、
ことを特徴とする請求項6に記載の洋上風力システム。
【請求項8】
前記レグキャンがLWLから1.0m下側の高さと重なる前記第1グループジャケット構造体は、前記第1グループに属する前記第1グループジャケット構造体の50%以下である、
ことを特徴とする請求項6に記載の洋上風力システム。
【請求項9】
前記第1グループ特徴及び前記第2グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれ、及び、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれ、の杭の本数を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の洋上風力システム。
【請求項10】
前記第1グループ特徴及び前記第2グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれ、及び、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれ、の杭の径を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の洋上風力システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洋上風力システム及び洋上風力システムの設計方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
風力発電に用いられる風車(洋上風車)等を洋上に配置するために、鋼管を組み合わせたジャケット構造体を用いることがある。洋上風車及び洋上風車を支持するジャケット構造体は、洋上風力システムとして、同一のウインドファーム又は海域に複数配置されることがある。
特許文献1では、水上に複数配置された風力発電施設のそれぞれが、水底に敷設されたケーブルによって接続された構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-133767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洋上風力システムにおいて、複数配置されるジャケット構造体の設計を共通化することが求められることがある。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、複数のジャケット構造体の設計を共通化した洋上風力システム及び洋上風力システムの設計方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
<1>本発明の態様1に係る洋上風力システムは、同一のウインドファーム又は海域にそれぞれ設けられ且つ洋上風車をそれぞれ支持する複数のジャケット構造体、を備える洋上風力システムであって、前記複数のジャケット構造体のそれぞれは、第1グループ又は第2グループに属し、前記第1グループに属する前記複数のジャケット構造体である第1グループジャケット構造体、のそれぞれの形状の一部である第1グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれの間で共通することを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、第1グループに属する第1グループジャケット構造体の形状の一部である第1グループ特徴は、第1グループジャケット構造体のそれぞれの間で共通する。これにより、第1グループに属する複数のジャケット構造体である第1グループジャケット構造体の設計を共通化することができる。よって、設計の効率を向上させることができる。
【0008】
<2>本発明の態様2に係る洋上風力システムは、態様1に係る洋上風力システムにおいて、前記第2グループに属する前記複数のジャケット構造体である第2グループジャケット構造体、のそれぞれの形状の一部である第2グループ特徴は、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれの間で共通し、前記第1グループ特徴と前記第2グループ特徴とは、異なることを特徴とする。
【0009】
ここで、洋上風力システムが設けられるウインドファーム又は海域において、水深、波の高さ、地盤条件等の条件が変化することがある。
第2グループに属する第2グループジャケット構造体の形状の一部である第2グループ特徴は、第2グループジャケット構造体のそれぞれの間で共通する。第1グループ特徴と第2グループ特徴とは、異なる。第1グループと第2グループとにグループ分けし、且つ、第1グループ特徴と第2グループ特徴とが異なるようにすることで、ウインドファーム又は海域における水深、波の高さ、地盤条件等の条件の変化に対応することができる。それぞれのグループにおいてジャケット構造体の設計を共通化することで、設計の効率を向上させることができる。
【0010】
<3>本発明の態様3に係る洋上風力システムは、態様2に係る洋上風力システムにおいて、前記第1グループ特徴及び前記第2グループ特徴は、前記第1グループジャケット構造体のそれぞれ、及び、前記第2グループジャケット構造体のそれぞれ、の高さを含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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